オバマ側近ラーム・エマニュエル辞任!?

山頭火 投稿日:2010/09/09 22:25

副島先生の『世界権力者人物図鑑』にも大きく取上げられたエマニュエル主席補佐官の辞任報道。
最新刊では「辞任の噂」とありましたが、それがいよいよ我々一般大衆の眼に届くようになってきたようです。

「重たい掲示板」では鈴木宗男代議士に関する先生の最新寄稿を邪魔してしまうので、こちらに貼り付けます。

(以下は転載)

米大統領首席補佐官が辞任か、シカゴ市長選出馬の憶測
CNN.co.jp 9月9日(木)16時42分配信

ワシントン(CNN) 米政界でホワイトハウスのラーム・エマニュエル大統領首席補佐官が辞任し、シカゴ市長選に立候補するとの憶測が強まっている。市長選は来年2月22日に実施されるため、準備期間を考慮すれば、補佐官続投か辞任かの決断を早急に迫られてもいる。

エマニュエル補佐官は今年4月、米PBSテレビとの会見でシカゴ市長職への関心を表明、「いつかは立候補したい」との考えを示していた。シカゴを地元とする補佐官は連邦下院議員時代にも同市長ポストに興味を持っていたとも明らかにしている。

同補佐官の市長選への出馬説は、リチャード・デイリー現市長が7日、現任期限りで退任すると表明したことがきっかけで浮上した。現市長は1989年4月に当選。以降、5回にわたって当選、市長歴は20年以上となっている。デイリー氏の父親も1955年から76年までシカゴ市長を務めていた。

退任の理由については家族と共に新たな人生を迎えるためと説明し、公職にある者は引き際があることを理解しなければならないとも述べている。

同市長の退任表明を受け、エマニュエル補佐官は声明を発表したが、デイリー市長の業績をたたえ、突然の辞意には驚いたとしながらも、自らの出馬の有無については触れなかった。同じくシカゴを地元とするオバマ大統領も市長のシカゴへの愛情や仕事ぶりを称賛する声明を発表した。

同補佐官に近い筋はCNNに対し、エマニュエル氏の市長選出馬に関する決断には困難が伴うと指摘。エマニュエル氏が首席補佐官の職務を極めて真剣にとらえ、景気回復問題などで支持率が低迷する苦境にあるオバマ大統領に最後まで仕えることに責任を感じているとも明かした。出馬の有無をめぐる最終判断には時間がかかるとも予想した。

ただ、エマニュエル氏の市長選出馬には早くもイリノイ州の進歩派の政治グループから反対論が出ている。エマニュエル氏は議会工作などで手腕を発揮しているが、舌鋒(ぜっぽう)家としても知られ、それだけ敵も多いとされている。