みなさん。一国の政治的指導者になったあかつきには、外交交渉の場で必ず「通訳」をつけましょう、の件。

かたせ2号 投稿日:2025/03/04 14:46

みなさん。一国の政治的指導者になったあかつきには、外交交渉の場で必ず「通訳」をつけましょう、の件。

かたせ2号です。
さすがに、ゼレンスキーも今回の失敗(2025年2月28日のトランプとの大喧嘩と交渉決裂)がこりたようで、2025年3月2 日(昨日)は、英語圏(イギリス)でのコミュニケーションの場では、通訳を介したようだ。
そりゃあ、ホワイトハウスでのトランプと大喧嘩の際には、ウクライナの政府関係者が舞台袖でアタマを抱える様子も映し出されてたからね。

過ちを改むるに憚る(はばかる)ことなかれ (孔子)

いいんじゃないでしょうか?

BBCのサイトから。
記事名_ゼレンスキー氏、鉱物協定や停戦案について通訳介して回答 英記者団に囲まれ
2025年3月3日(昨日)
https://www.bbc.com/japanese/articles/c4gp36xlzq0o

(抜粋開始)
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は2025年3月2日(一昨日)、ロンドンでの欧州首脳会合に参加後、イギリスを離れる前に記者団の取材に応じた。
2025年2月28日に米ホワイトハウスで、ドナルド・トランプ米大統領やJ・D・ヴァンス副大統領にウクライナの立場を明確に伝えなくてはならなかったが、それが報道陣の目の前でのことになったことについては、「あの会談を用意したのは私ではないので」とゼレンスキー氏は、BBCのローラ・クンスバーグ記者に答えた。
ゼレンスキー氏は訪米後はイギリスを訪れ、キア・スターマー英首相やイギリス国王チャールズ3世と面談したほか、欧州首脳会議に出席した。
大統領はイギリス出発を前にロンドン近郊スタンステッド空港の一室で、記者団と机を囲み、アメリカと合意目前だった鉱物資源協定や停戦案などについて、質問に答えた。
ゼレンスキー氏はこの場では、誤解を避けるため、通訳を通してウクライナ語でのみ発言した。
(抜粋終わり)

かたせ2号です。

あとは余談です。
内容の是非はともかくとして、トランプとヴァンスのコンビとゼレンスキーとのあの口喧嘩(2025年2月28日)は見ごたえがあった。
歴史にIFはないけれど、もし、あのときゼレンスキーに通訳がついていれば、あの見事な、コトバの欧州はつくられることがなかった。

北野武監督の「アウトレイジ ビヨンド」で出てくる、見事な、まことに見事な、口論のシーンが思い出された。

アウトレイジ・ビヨンドでのヤクザ同士の口論
https://www.youtube.com/watch?v=2lAtEcyZozo
アウトレイジ・ビヨンドでのヤクザ同士の口論

西田敏行さんが、JDバンス 副大統領。
西田敏行さんの隣のヤクザ(塩見三省さん)が トランプ大統領。
北野武さんが ゼレンスキー大統領。
北野武さんの隣のヤクザ(中野英雄さん)が、「舞台袖でアタマを抱えるウクライナ関係者」。
それらの後ろで、神山繁さんが何も言わずに後ろから見守っている。

こういう感じですね。
トランプとゼレンスキーのやりとりも、同じように見事でした。
映画の中で、西田敏行さんが、北野武さんを指して「こんな腐れ外道」と呼んでましたが、
現実でも、トランプとJDバンスのコンビも、ゼレンスキーのことを「この腐れ外道」と内心思っていたことでしょう。

シネマトゥデイのサイトから。
https://www.cinematoday.jp/news/N0046728
記事名_北野武監督、『アウトレイジ』こだわりの言葉の暴力!
2012年10月11日

(引用開始)
映画『アウトレイジ ビヨンド』の怒号シーンについて、北野武監督が舞台裏を明かした。
身体的な暴力シーンが満載だった前作に対し、今回は言葉の暴力に挑んだという北野監督。それを象徴するのが、関西最大の勢力を誇る花菱会幹部(西田敏行&塩見三省)VS.盃をもらいにきた大友(ビートたけし)と木村(中野英雄)の、ののしり合い。「このボケッ!」とかます関西弁に対し、「なんだコノヤロー!」と相手を威圧する関東弁という方言の違いも楽しめる、北野監督もお気に入りのシーンだ。
北野監督は「お笑いの世界でもそうだけど、関西と関東はお互い張り合っているんだよね。それを言葉の違いで表現しようと思ったの。ただ自分はお笑いもやっているからセリフにはうるさくて、特に間とかテンポね。役者さんは自分の間でしゃべるんで、陰で俺が合図を出したりしていたんだけど、ちょっと間が空いたときはそのまま現場でやってもらって、後で編集で詰めたの。途中、あまりにも詰め過ぎて西田さんの動きがテケテケみたいに(不自然な)動きになっちゃったりして。きっと(完成作を観た)西田さんは怒っているんじゃないかな?」とイタズラっぽく笑った。
ただし関係者によると、西田や塩見らベテランと対峙(たいじ)することになり、この日ばかりは俳優ビートたけしも緊張気味だったという。北野監督も、俳優としての自分について「俺は下手だからね。だから監督やっているようなモンだもん。自分のミスを編集したりしてさ」と謙遜(けんそん)。しかし数々の修羅場をくぐり抜けてきた男しか出せない迫力と貫禄は、本作の「全員悪人」の中でも引けをとらない存在感を醸し出している。(取材・文:中山治美)
映画『アウトレイジ ビヨンド』は全国公開中
(引用終わり)

ANNのチャンネル動画から。
米ウクライナ首脳会談決裂  約5分間の“公開口論”ノーカット【サタデーステーション】(2025年3月1日)

米ウクライナ首脳会談決裂  約5分間の“公開口論”ノーカット【サタデーステーション】(2025年3月1日)

以上