第24回セミナーの事前受付の質問に対する副島隆彦先生からの回答
第24回 質問コーナー
2022年10月5日
事前に受付しました質問の掲載と、講演中に回答しきれなかった質問に対して、副島先生からの(回答→)を掲載します。(回答→)がない質問については、講演内で解説したか、回答済みです。この掲示板の内容の無断転載をお断りします。
【金について】
●ロシアでは金資源本位制に備えて中央銀行が市中銀行(一般市民)から金を買い付けているとのこと、近い将来、日銀でも同様の買い付けを行うでしょうか。
(回答→)ロシアで起きていることを勝手に日本でも起きると考えないように。
●先日、田中貴金属でプレゼント用の金(きん)の小さいものを購入しました。その際、10月3日から、100万円をこえる決済は、現金決済を廃止し金融機関からの振込になるとのお知らせがありました。このことを含め、①今後売却するときの注意点を教えてください。なお、2008年頃に初めて購入しましたが、ここまで値上がりするとは考えられず、その後、高く感じられて多くは買えていませんが、過去の先生のセミナーを受けた後、②所有していたものは100グラムのインゴットにしてあります。
(回答→)①売却時期は、自分で本気で考えなさい。②そのとおり。
●先生は、2024年に1万円札が1000円になる円の切り上げのときに持っている金の半分を売りなさい、とおっしゃっていますが、この10月から100万円以上の取引になると、金を売っても“キャッシュ”で手元に来ないので怖いです。「外国で売れ」ということでしょうか。100万円までで金を小分けにして売ればいいのでしょうか。●500gの小さいバーを三菱マテリアルで分割するべきでしょうか。
(回答→)金を小分けにして売る必要はない。じっと、そのまま持っていなさい。
●純金積立を現物引き出しすると税務署は引き出し時点からしか年数カウントしないという情報をネットでみたが、田中の積立時点からという説明と矛盾します。どちらが本当なのか?
●金の購入と税金について教えてください。
●副島先生のお勧めで十年ほど前に買った金100グラムが50枚ほどあります。主人の名義を妻に変更するために、一度売って、そのお金で、妻名義で買い直したいと考えています。売る際、1年に10枚ほど売ると1キロ売ったことになり、税務署から税金の請求がくる気がして怖いのですが、税務署の追跡を免れるのは、1年に100グラムなのでしょうか。
●リデノミ決定前には、金の所有量の多寡にかかわらず、先生の教え通り所有量の半分は売却した方がいいのでしょうか。
●田中貴金属で金の売却を考えていますので、ドルが下落した場合、田中貴金属での買取価格は安くなってしまうのでしょうか。そうだとしたら、先生の予測では、いつ頃に売却したらいいのでしょうか。
(回答→)金の売却は、大きく値上がりした後。2年後。
●金の売却のタイミングを知りたい。
●証券会社に100gある金口座の売却の時期は?
●金の売買停止後、個人間の売買の相手がいない場合、混乱期にすべて売ってしまう方がいいのでしょうか?
●現在日本では金価格は1700ドルで抑えられていますが、いつ頃、非欧米価格の2400ドルに到達しますか?
(回答→)来年2023年には価格は訂正されます。金は大幅上昇します。
●副島先生は、近いうちに金の売買が停止される、と話されておりました。NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETNコード2036を取引しておりますが、その時、金がらみのETNはどのような事になるのでしょうか。
●政策金利の上昇、株価暴落、景気後退、そしてその次に、金の投げ売り(押し目買い)場面は来るでしょうか?
(回答→)金の投げ売りとは、金の価格の暴落のことですか。そういうことは起きません。今が一番安いです。
●副島さんが、「2025年に金が一時200円になる(ドルが5000円くらいになるから)というようなことを話している」とネットでみたのですが、本当なのでしょうか? 全くのデマであれば、お答えなくても大丈夫です。
●金銀価格は下落しました。銀地金は、日本マテリアル、石福など大手でも販売量が非常に少なくほとんど買えません。銀は金以上に空売りされているように感じますが、ロシアなど非欧米諸国では、金同様高値で取引されているのでしょうか?
(回答→)銀は世界値段で非常に安いままです。銀の空売りを仕掛けるほどの資金力のある人はいません。銀は、しばらく上がらないでしょう。
●HSBCでPaper Goldの投資が可能ですが、これは投資対象として大丈夫でしょうか?それとも全く信用ならない投資でしょうか? 期間として来年末までを区切りとして投資の検討をしています。ご意見をお願い致します。
●純金積立をしています。現物引き出しもしましたが、口座にもあります。これは、このままにしておくと、これから、どうなってしまうのでしょうか。保管と換金を考えると今のままの純金積立が便利です。何か問題があるのでしょうか。
(回答→)今のまま純金積立で持っていなさい。いざという時にも奪い取られることはありません。
●金はまだ買いですか?
●情報が複数届きました。以下の情報より1円=50ドル1gの金だそうです。ホワイトハットの上にGBIという勢力がいてうごかしていく金本位制でない、金だと富裕層や中国がためこんでいるから。我が家は、資産防衛のため金にかなり変えております、どうしたらよろしいでしょうか。副島先生の、ご意見至急伺いたくよろしくお願い致します。
【資産について】
●香港HSBCの資産は(かなり有ります)は、どうすればよいですか?
●お金を使うとしたら「金」がいいか、「フェラーリ」がいいか、教えてください。
●金を売って、何を買ったらいいですか。
●2024年の新円切替に伴うリデノミを予想されておりますが、旧円をGOLDの他、どのような実物資産に予め換えたらよいでしょうか。お教えください。
(回答→)自分が大好きな実物資産を買いなさい。それがないなら、金を売らないでじっと持っていなさい。
●著書『金とドルは光芒を放ち決戦の場へ』の153ページの表「財産税」が実施されたときの世帯当たりの負担額に、マス層3000万円以下は負担額0円と記載されていたので、通帳の残額が3000万円を超えないように毎月の現金収入で金と銀の現物を購入しています。2023年10月に金と銀の小売りが停止された後、2024年10月の新札切替までの1年間に貯まってしまう旧札で、どんな現物資産を購入すれば良いですか?(不動産、株、書画、絵画、骨董、鶏糞を除く)
●預金封鎖時に金融機関からの個人の預金と引き出しは制限され、事業用の引き出しは可能とのことですが、その場合、金融機関の通帳の口座名義は個人名義ではなく、〇〇商店とか、〇〇会社などの名義にしておく必要があるのでしょうか。
●証券会社への預け金は、預金封鎖の時、どうなりますか(法人、個人とも)
●都心のマンション(市ヶ谷付近)をセカンドハウスとして購入することがリスクヘッジになりますでしょうか。
(回答→)都心のマンション(不動産)は、リスクヘッジになりません。
●将来、建て替えを考えている家があります。2024年に、もし財産税が実行される可能性が少しでもある場合、2023年中に建て替えした方がいいのでしょうか? 建物は金や不動産の実物資産には繋がらず償却していくものなので、そのへんはいかがなものでしょうか? 国に取られてしまうなら、先々の使途予定を実行してしまう方がよいのでしょうか?
●SECと裁判中のリップル社が推進する暗号資産XRPとFRBやCBDCの関係性や今後の展開について、金同様の興味を持っています。SNSの噂ではXRPと金をリンクさせる可能性も言われたりしておりますが、もしご存知であればご教授の程お願い致します。
(回答→)暗号資産XRPなどというETNが「金とリンクする」などということはありません。へんな噂で自分の大事なお金を動かすという愚かな考えをしないように。どうして、そんなにいかがわしい金融商品に手を出そうとするのですか。1回大損して、ひどい目に遭いなさい。
●1億円程度のダイヤモンドへの投資は、〇か×か、ご教示ください。
●ペイオフの件で100の銀行分散不可能のお話は初めて聞きました。私は数年前から受講し始めたので、それ以前の時のお話だったのかと思いますが。そんな、とてつもない金額とは無縁ですが。この前のセミナーで2024年の円切替等の時、1000万円までは生活費等なので国は手を出しませんよ。と先生が話しておられましたが、例えば2つの銀行でそれぞれ1000万ずつとか、3つの銀行でそれぞれ1000万ずつだとしたら、ペイオフ上ではそれぞれの銀行での保障制度はありますが、2024年時の国の対策として1つの銀行の1000万円までなら手を出しません、それぞれ1000万円以内でも2つ以上の2つ目、3つ目は保障されない可能性が高い。1つだけという意味なのですか? そのことを具体的にお聞きしたいのですが。宜しくお願い致します。
●恐慌への対策で、預金を含め、どのような扱いになるか、本に書かれていないことを教えてください。
(回答→)具体性のない質問はしないように。
●これからの資産と命の防衛の仕方を具体的に教えてください。
(回答→)具体的な命の防衛方法はありません。注意深く生きなさい。
●預金封鎖の際、銀行の貸金庫に預けてある金地金まで、国に提出させられるとの噂がありますが、地方には寺田倉庫のような信頼できる倉庫会社がありません。自宅で盗難に気をつけて保管するしかないのでしょうか?また、金の製品や、金貨も、地金と同じ扱いになるのでしょうか?
●投資信託のリスクについて教えてください。株式やコモディティを投資対象としている投資信託商品でも、実態は債券であるため、債券と同様の値崩れリスクがあるということでしょうか?
(回答→)投資信託など買うな。騙されるだけだ。必ず値崩れさせられて大損します。
●「金を今のうちに買っておく」教えは実行していますが、プラチナなど、他の実物資産は、いかがでしょうか。
(回答→)プラチナは少し上がってきましたが、まだ手を出さないほうがいい。
●資産税(財産税)の可能性は、あるのでしょうか。
(回答→)あります。まさしくそれが預金封鎖の後の大金持ちたちが預けている3億円とかの銀行預金を引き下ろすときに新しいお札を渡すときに2割を国が取ることを財産税(資産税)と言います。
●金融恐慌(動乱)になったとき、銀行がつぶれるとのことですが、そのようなときにもペイオフは守られるのでしょうか。金を少し売って決済口座(これは、いくら入れてあっても上限なしで守られる)に資金を入れておこうと考えていますが、どうでしょうか。
(回答→)ペイオフの1000万円は守られます。事業者のための決済口座は、守られることになっています。ただし、誰でもが決済口座を銀行に開けられるわけではありません。ただの個人が事業もやっていないのに、決済口座を開けられるはずがありません。
●2024年頃にあるという、恐慌に向けて、例えば家賃が上がったりするのかと思うと大変なことになると思うのですが、一体、どんな変化が日常に起こるのかと考えると恐ろしいですが、最近、それが近くなると、恐ろしく考えることがストレスになるせいか、あまり考えなくなりました。諸事情により、東京でマンションは買いませんでしたが、もしかすると、定年まで(あと、8年、あるいは、定年後数年のアルバイトは、リモートで札幌市に戻る可能性あります)それまで、ある程度、お金をためて老後に備え、札幌で小さいマンションでも購入できればいいかなと思っていますが、10年後に小さな中古でいいので、マンションをどのくらいで購入できるかどうか、という点です。その頃、インフレがどのくらいの状態になるのか、今の何倍くらいになるのか、予測可能であればお願いしたいです。
【株価、為替について】
●アメリカの利上げは、インフレを抑えられない。QTで、市場からマネーを減らすこと。しかし9月から本格的なQTは、やらない可能性がある。やったようにしているが、密かにQEを復活する気がします。すると本格的なアメリカ株の暴落は、来年以降でしょうか?そして、ロシア並みの金価格は、どうなりますか?
(回答→)QTを来年の中頃まではやるでしょう。そのあと、金融市場の暴落が始まって、QEを復活させます。すなわち、金融緩和策にFRBは転じます。再び、米国債を発行して、政策金利をどんどん下げていきます。「ロシア並みの金価格」に、したがって、来年の中頃以降、幅寄せされていきますので金価格は激しく上昇します。
●割安に放置されている、アイフル、Jトラストなどの放置されている日本株は、どうでしょうか。
(回答→)誰かほかの株式の評論家で銘柄まで囁く人のところに行きなさい。それで大損しなさい。
●推奨銘柄を教えてください。
(回答→)私の本の巻末の推奨一覧を勉強しなさい。
●金購入及び外貨両替を考えていますが、為替で円が強くなるまで待った方が良いですか? それとも速やかに今の相場で行った方が良いですか? 円が強くなるのを期待するなら、いつ頃で相場は、いかほどの時期ですか?
(回答→)金を買いなさい。外貨など、買わない方がいいです。
●円安は、いつ頃まで続くでしょうか。また、ドル安はいつ頃から始まり、いくらぐらいまでになるでしょうか。
(回答→)ドルの暴落が来年の中頃には始まります。すなわち、円高に戻ります。
●ここのところ、もうすでに株式市場の大幅な下落が続いています。大暴落、世界恐慌は始まってしまったのでしょうか? 先生のお話を聞いていたので投資信託の売時を見守っていたのですが、どんどん下がる一方で、証券会社からは、売るなんてちょっとおかしい呼ばわりされます。早く売らないと、もっと大損してしまうのでしょうか。
(回答→)投資信託は、さっさと売りなさい。証券会社は、あなたを騙しています。今、例えば2割の評価損を出していても売りなさい。「もっと大損してしまう」のとおりです。
●HSBCで香港ドルを保有しているのですが、今後の香港ドルについての見通しをお聞かせ願います。他の通貨に切り替えたほうが良いのでしょうか?
●日本株ETFは安全ですか。
(回答→)証券会社が、あなたにどういうETFを売っているか、分かりません。大きくは投資信託のことでしょう。安全ではありません。必ず暴落させられます。
●以前、副島隆彦先生の本を読んで勧められていたのですが、(確か)赤坂見附付近の中国系列銀行へ行って中国元で口座を申込みそのままになっています。今、これをどのようにすべきかアドバイス頂けますでしょうか。(私の場合は、本当に少額なのですが。)
【世界情勢、国内情勢について】
●参加をいつも楽しみにしています。安倍元首相が「日銀は政府の子会社であるため、国債をいくら発行しても日銀が買い取るので、日本の国は心配ない」と言われました。日本の国は、本当に大丈夫でしょうか。教えてください。
(回答→)安倍が、「日銀は政府の子会社」と言ったのは事実です。しかし、安倍ごときが金融政策のことは分からないのだから「日本の国は心配ない」と言ったのは、大間違い。
●2月26日に米国によって、ロシアの外貨準備が強制没収されたとのこと。国際司法裁判所は機能しないのですか。
(回答→)機能しません。
●食糧危機が叫ばれていますが、日本は大丈夫でしょうか? オランダの農業が崩壊させられようとしていますが日本も同じ道を歩むのでしょうか?
●もうすでに農家では肥料がかなり入ってこなくなり、来年の作物も出来るかどうかわからないと言います。日本のメディアは、放送規制されているのか、世界では食糧不足が始まっています。日本の場合、一瞬で食料がなくなると思うので、備蓄しなければと思っております。私はこのような食糧危機や、エネルギー危機はディープステイトによる世界統一政府への強制的な移行で意図的に行われていると思っております。いずれ個人の財産保有も規制され、GOLDの保有も規制されるのでしょうか。ビル・ゲイツは人口削減を声高に言っております(パンデミックもその1つ)。先生の見解を教えてください。
(回答→)肥料は農協が何とか手に入れました。ウクライナから買えなくなった分は、ブラジルなどから手当しました。
●今後の世界の激動を詳しく聞きたいです
●いつも楽しみにしています。エリザベス女王逝去による今後の世界と日本に対する影響などもご解説頂けたら幸いです。
●今回のエリザベス女王の情報は、何か重大なことを人々に気づかせないために意図的に流されたように感じるのですが、そうだとすれば、どのような点が考えられるでしょうか。
●アメリカ経済(ドル世界)崩壊後の経済秩序は、どうなるか。
●貴金属現物の保有を勧めている著名な海外の評論家やトレーダーの何人かが、年内に金融崩壊する可能性について言及していますが?
●日本は永世中立国になれないのでしょうか。
●台湾・尖閣、統一教会、円安の諸問題の解説をいただければと思います。
●世界の通貨システムがどのように変わるのか関心あり。
●2024年に起こりそうなことを教えてください。
●私は古くからの先生のファンです。日本で大地震が起きたとき、中国が助けに来る、という名目で日本が占領される、との観測がありますが、先生の見解を伺いたいです。
(回答→)いつ大地震が起きるかは予測できません。100年単位の話です。大地震が来ても中国は日本を占領しに来ません。
●講演会が開催される頃は参議院選挙も終わり、日本やアメリカの方向も見えてくるころと思います。先生はグローバリストの世の中がどこまで続くとみておられますか? 7月に躍進すると期待している、参政党をどう見られていますか? たぶん、新しい風が吹いているころと信じたいですね。
(回答→)参政党は統一教会の別動隊です。騙されないように。
●いつもホームページを拝見しておりますが、初めて講演会に参加させていただきます。副島先生の予言が大変気になります。特に第3次戦争について詳しくお聞きしたいです。●副島先生の予測では、第3次世界大戦のような状況になると思われますか。
(回答→)私のウクライナ戦争についての本をしっかり読みなさい。
●副島先生は金価格は現在の3倍と予言されていますが、食料品や日用品はどの程度のインフレになると予測されますか?
(回答→)金が3倍になることと、生活物資のインフレの問題は別のことです。インフレはドルのお札を刷り過ぎて世界中にばら撒いたことから起きる。ドルの大暴落で、片づきます。
●大阪圏で(金)の保管をお願いできる倉庫会社で、特に先生が推奨されるところが有りましたら教えてほしい。
(回答→)日本倉庫協会(近畿)の一覧からご自分で選んで、問い合わせなさい。
https://www.nissokyo.or.jp/member_list/6/
●プーチン大統領は、かつて世界経済フォーラム(WEF)のメンバーであり、ロシア国内でコロナワクチンの強制接種を続けているという話もあり、WEFの両建て作戦の片棒を担いで、食糧危機、金融危機、エネルギー危機の演出に加担しているようにも見えますが、副島氏はどのようにお考えでしょうか。
(回答→)プーチンは以前、WEFの招待メンバーとして大事にされました。今は、WEFと戦っています。WEFはディープステイトの一角そのものです。
●ウクライナの勝敗どうなりますか、教えて下さい。
(回答→)このまま、ズルズルと戦争は続きます。ヨーロッパが没落していく。ロシアと中国は、独裁体制であるがゆえに、世界大恐慌になっても耐えられる。アメリカの没落(ドルの大暴落)のときに世界が変わります。
●世界の支配階層はどのように割れているのか。カバールと闘っているのは誰か。具体的にどんな勢力なのか。
(回答→)カバールのことを書いているのは、西森マリー著『世界人類の99.99%を支配する カバールの正体』(秀和システム、2021年刊)です。これを読んでください。
【その他】
●先生はこれまで、戦争をカタカナで「ワー」と表記していましたが、今回の著書では、「ウォー」と表記していますが、この違いは何ですか。
(回答→)「ワー」でも「ウォー」でもいい。「ウォー」で統一すべきだ。
●年金は、これからも減っていくのでしょうか。先生の御意見を伺えれば幸いです。
(回答→)年金は毎年減らされていきます。私の意見はありません。
●現在70歳まで保険料を支払い続ける生命保険に加入しています。終身保険で、子どもが小さいため契約は続けようと思っていますが、その保険も解約して実物資産に変えた方がよいのでしょうか? 私は今、57歳です。
(回答→)私は幻冬舎新書で『保険会社はヒドい。騙しだ』(2019年刊)という本を書いています。これを読んでください。今、解約して、いくら戻るか厳しく考えてください。
●確定申告(利益50万円以下)は申告すべきか。
(回答→)そういう細かいことは自分で判断しなさい。税務署から何か言われたときに払えばいい。
●小銭を貯め込むという手はいかがでしょうか。例えば500円玉です。
(回答→)小銭なんか貯めてもダメです。
●副島先生、こんにちは。私は広島で税理士(試験組)を開業しています。税理士として、中小零細企業の経営者と、どのようにかかわるべきか、アドバイスをお願いします。
(回答→)私が「税理士は税務署の手先だ。気を付けなさい」と主張してきた。私が昔書いた『私は税務署と闘う』(ビジネス社、2005年刊)を探して読んでください。自分の顧客の経営者たちを本気で大事にしなさい。
●私の方は、ワクチン打たず元気です。只、連日の猛暑で仕事が大変です。部下の作業者が皆外国人ばかりで、これも大変です。(日本語を話す気ない。勉強する気ない。)自動車産業は、日本人が幸せになる産業では無くなりました。最近の日本は、外国人が幸せになる為に有るような感じです。グローバル化の結果ですね。副島先生、これから幸せになる産業は何でしょうか?
(回答→)何が幸せかは個人差があります。一般的にみんなが幸せになる産業はありません。すべて社会の必要に応じて産業は成り立っています。
●来年子供が小学校入学ですが、素顔で学校生活させたいです。(マスクの空気感染に対する有効性やマスクの有害性以前に)法律上(憲法の思想信条の自由、刑法223条の信用毀損罪)を根拠に学校からのマスク強制を拒否することはできますか?
(回答→)専門家でもないのに刑法の適用などを考えないように。マスクの強制を拒否するだけの態度を学校に対してとれるのなら、そのように学校に言いに行きなさい。
●安倍晋三がどのように天皇家をいじめていたのかを教えていただきたいです。
(回答→)今、本屋にならんでいる『愛子天皇待望論』(弓立ゆだち社)を真剣に読みなさい。
●『決然たる政治学への道』にある国民主権に関する説明(p83)で10年来分からないまま、ほったらかしにしていた点があります。もしよろしければ、ご教示頂ければ幸いです。「北一輝は、明瞭に、天皇を国家主権(sovereignty)を持つ者、としている。現在の日本国内に流布する「国民主権」なるわけの分からないコトバに比べれば、「君主主権」、すなわち、国王が、その国のすべてを所有するという考え方のほうが、ずっと明瞭である。「国民主権」とは「国民みんなに」「主権がある」などという、よくよく考えてみれば、一体どういうことなのかわけの分からない理論だ。「国民が国家の支配者」などという愚かな理論がなぜ、作られてしまったのか。」
確かに国民(パンピー)が国の支配者であるはずがありません。国民主権を前提に構築した憲法学の教科書は全滅で価値を見いだせません。ただの嘘と妄想ばかりで生活実感にも合わず、ウンザリしています。現代日本において、「主権者(憲法制定権力を持つ者)」、カール・シュミットのいう「例外状況において、決断を下す者」とは誰なんでしょうか。
(回答→)国民主権はウソだ。今は、国民の代表者たちが主権者(権力者)です。
●副島隆彦先生、武田邦彦先生、藤原直哉先生を参考にしています。次のテーマに迷いがあります。
(1)金への考え方:暴落説もあり
(2)防衛の考え方:抑止戦力(実力)へのお金のかけ方
今回理解を深めることを目指しています。
(回答→)武田邦彦は参政党の広告塔もやっている者です。私はかつて、『原発事故、放射能、ケンカ対談』(幻冬舎、2011年刊)を書いて、この男の正体を見抜きました。藤原直哉については本人が、がんばって世界基準の真実を追及しているから、見どころはあります。しかし私は、個人的につきあいはありません。
●自宅をローンで購入するつもりです。住宅の建設、購入はこれからしてもいいですか。
●はじめての参加ですが、副島先生の著作は5冊くらいは読んでいます。リデノミネーションが起きる時、住宅ローンなどの借金は例えば4000万円借りていたら、400万円になって、価値は変わらないのでしょうか。ローンをたくさん組んだ方がいいのか、極力少しにしておいたほうがいいのか教えてください。
●母が施設に入居していて、銀行口座から 毎月35万円程を引き落とされています。日本が最悪の場合、残高の価値がなくなり、施設に支払えなくなり、施設を退去しなければならなくなる事もありえますか?
(回答→)お母さんのお金でしょうから、払えるだけ払いなさい。あとの対策は、そのときに考えなさい。
●200年前にカントが提唱した永遠平和は実現可能でしょうか? それとも同じような状況が100年程度の周期で繰り返されるのでしょうか?
(回答→)永久(恒久)平和などありません。人類は繰り返し戦争を続けていきます。