第23回セミナーの事前受付の質問に対する副島隆彦先生からの回答

ブレイントラスト企画 投稿日:2022/04/05 15:40

第23回 質問コーナー
2022年4月5日

事前に受付しました質問の掲載と、講演中に回答しきれなかった質問に対して、副島先生からの(回答→)を掲載します。(回答→)がない質問については、講演内で解説したか、回答済みです。この掲示板の内容の無断転載をお断りします。

【金について】
●今後の金価格について知りたい。
●リデノミが実施されたらお金の単位が一桁なくなるとのことですが、金価格も同様に桁が一桁減るとの認識で好いでしょうか? この場合、桁が一桁なくなるということは海外から見た場合、日本の金価格が安くなることを意味するのでしょうか? また、リデノミ後にも金価格は高騰するのか、それとも何年か後に価格は頭打ちになって下落するのか知りたく質問しました。
●その日暮らし、庶民目線からの質問です。最近(数ヶ月以内)、多分NHKのニュースで(1)国が保有している金(金貨をつくるときのためと言っていた)が余剰になったので、民間に?売却した。
(2)不法所持等により押収した金を、民間に?売却した。
という報道を聞き、意味や意図がわからず引っかかっています。それらは、今後の日本にとって不利(他国に持って行かれる等)にならない為の動きですか? 市場への影響はありますか?
●ウクライナ紛争により、ドルベースでの金の価格が上がり、円安も進んで、円貨での金価格がかなり高くなっていますが、金は今買っておくべきでしょうか。あるいは、ウクライナ紛争が落ち着き、値下がりするタイミングを待つべきでしょうか。
●今からまだ金の買い増しをして良いですか。
●副島先生の最近の著書『コロナ対策経済で大不況に突入する世界』のなかで書かれていた、「7年以上前に購入した金の地金については売却益に対し税金を払う必要があるのか論」についてもう少し詳細を教えていただけないでしょうか?
●約15年前から、副島先生の書籍を拝読し、以後、金地金購入・買い増しを続けています。近著「コロナ対策経済で・・」でも「税込み小売り7000円/gはまだまだ安い」とのことで買い増しました。さらに買い増しをしようと考えていたところ、3月上旬で「税込み小売り8000円/g」をこえてしまいました。今「この値段で買い増すか」「一度下がるのを待つべきか」検討しています。ご意見をお聞かせください。
●ある経済アナリストが、ロシアのウクライナ侵攻により、3~5年以内に現在のアメリカ中心の国際金融およびエネルギー構造の大転換が起き、ドル体制が崩壊していく。その過程でゴールドは一時的に大暴落、その後、金融システムは多極型となり通貨バスケット体制(金、銀、その他を担保)に移行していくのではないか、と言っていました。先生は、どのように思われますでしょうか。
●ロシアへの制裁で金本位制への転換は早まりますか?
●副島先生の予想は2024年に金価格10,000円と打って出ていましたが、変更なしですか? 最近、先生は最近10,000円と言わなくなった気がします。この場で強気発言よろしくお願いします。銀は1グラム1000円~1600円に一時的になると思いますか?

●金を日本マテリアルでカットした場合、販売元の刻印のない板は売却するときに信用度が落ちると聞きましたが、いかがですか。
(回答→)信用は落ちません。買い取る業者は本物か偽物か、すぐ分かります。いざという時に、まず日本マテリアルに行くことを考えましょう。

●金は、いつ売るべきか。
(回答→)2024年の大混乱のときに半分を売る。

●もう金を買っても遅くないですか。それに税金もかかるし。
(回答→)今からでも買いなさい。3倍になります。儲かった分の3割が税金ですから払えばいい。

●先生がおっしゃる通り1g/10.000円になるまでは換金するつもりはないです。現在、田中貴金属に預けておりますが、早めに引き出しておいた方が良いでしょうか? 引き出す場合は1kg/500g単位ではなく100g単位で引き出した方が良いでしょうか?
(回答→)早めに引き出しなさい。100gの板で渡してもらえるなら、それがベストです。

●2024年に金を売却して不動産を購入しようと考えています。金融恐慌からハイパーインフレが起こる前に金を売却すべきでしょうか。
(回答→)金の売却を急ぐ必要はありません。金融恐慌とハイパーインフレは同時に来ます。

●金の値段が1グラムあたり、1万円になるのは、いつ頃でしょうか。また、最高は、いくら位まで上がるでしょうか。
(回答→)来年2023年でしょう。最高は3万円です。

●配偶者が亡くなった場合の金の相続について教えてください。金は、昔に購入したものと、新しく購入したものがあります。昔に購入したものの証明書がありませんが、購入した日付は分かります。古い金と新しい金で、相続のときの違いはありますか?
(回答→)あなたが資産家(大金持ち)なら税務署は事前に調べています。そうでなければ、黙っていなさい。向こうから何か言ってきたら修正申告をして払いなさい。

●基軸通貨が近未来に不安定な価値のものとなる予感がするので、現金の約20%程度を田中金属より金塊に替えておこうと考えていますが、現在のタイミングは適切でしょうか?
(回答→)なるべく早く現物の金塊を田中から受け取って自分の手元に置きなさい。2年後には渡してくれないかも。

●金が、三万円になるのは、概ねいつ頃でしょうか?
(回答→)2024年からさらに暴騰して2026年頃でしょう。

●金先物売り勢力に対抗して、(昨年のゲームストック株のような)庶民の金買い運動や
金先物の現受けで、庶民派が勝つようなことは起こりますか?
(回答→)庶民(派)が勝つのではなくて世界権力者の戦い(大国どうしの争い)で決まるのです。金先物で売り(フューチャー・セリング)を仕掛けているような人たちは、大損して自殺するしかなくなるでしょう。

●資金繰りに困った国家・企業群等の金売りによる一時的な金暴落は近々ありますか?
(回答→)日本国家は、もっと金を欲しがるでしょう。世界の動き(ウクライナ戦争など)からして、金暴落はもう起こりません。

【資産について】
●オフショアの積立ファンドは早めに解約すべきでしょうか?
(回答→)そうです。早めに解約すべきです。そして現物の金を手に入れるべきです。

●日本でハイパーインフレは今後起こるか。
(回答→)2024年でしょう。

●2024年問題、何が起きるのか。
(回答→)大恐慌とハイパーインフレが同時に来るでしょう。

●2024年までの準備と対策を詳しく教えてください。
(回答→)私の講演と、他の人たちへの回答でたっぷり答えました。

●新札切り替えで困惑しています。相続の関係で表に出せない箪笥預金はどうすべきでしょうか?
(回答→)タンス預金は、今のうちに少しずつ(500万円単位)で、目立たないように他の現物の実物資産に買い換えるべきです。

●リデノミネーションに、もしなったら・・・と考えてもイメージができません。具体的に教えてください。
(回答→)まず、「通貨単位の変更」という言葉を覚えてください。そして1万円札が千円札になるのだ、と覚えてください。何故だろうは、もっと自分の脳であれこれ考えないと、どうしても分からないでしょう。

●リデノミでは、すべての価格が、10分の1になるとのことですが、不動産、店頭に並んでいるもの全てが、10分の1になるのでしょうか? 金もそうなりますか? その前に半分売った方がよいという理解でよろしいでしょうか?
(回答→)そうです。すべて10分の1です。そのとき、手持ちの金を半分売る、でいいと思います。

●3月3日にロシアが金本位制に移行したことについて。両親が両親名義で持っているゴールド、シルバーはこれからどうすれば良いのか。一番良い相続対策を教えてください。
(回答→)そうです。ロシアは実質で金にリンクした通貨体制になりつつあります。ドルの信用と力が序々に落ちてゆくでしょう。だから、金(ゴールド)、シルバーをじっとしっかりあなたの代にもそのまま持ち続けなさい。ひと財産になるでしょう。

●個人名義の決済用普通預金口座は財産税の対象となりますか。またその金額はどのぐらいまでにするべきですか。
●株式より債券の崩れが怖いとは、どういうことか。私は外貨建て劣後債券を持っているが、何か影響があるか教えてほしい。
●今回のロシア対ウクライナ(欧米が後ろ盾)の戦争において欧米はロシアの銀行をSWIFTシステムから排除しました。将来中国に同様の措置がとられた場合、香港のHSBCに口座を持っている外国人の口座は凍結されてしまう可能性はあるのでしょうか?
●現在までの資産形成は、ほぼ金地金一択でやっています(緊急時の預貯金以外。昔は副島先生の書籍を読んで、商品先物で資産を増やした時期もありましたが、今は金地金にシフト)もし、その他の投資をするなら何が良いでしょうか。(最近の副島先生の書籍では「銀もいい金属だ」とのお話もありましたが。)
●私たちのなけなしの貯金は、どのように守ったらよいのか教えていただければ幸いです。
●相続税の今後についても色々教えていただきたいと思います。
●先生の書によれば、2024年に経済大変動が起きて金融機関の倒産が相次ぐと予測されています。そのとき、個人の預金は、1000万円まで保護されるとのことですが、個人事業主の事業関係の預金の扱いは、どのようになるのでしょうか。
●預金封鎖について質問です。先生が監修された根尾知史さんの書籍の中で法人口座は預金封鎖を回避できると記載されていますが、MS(メディカルサービス)法人でも可能だと思われますか?
●1ドル1円になった場合、経済、個人の日々の生活、預金は、どのようなことが考えられますか。そのときの財産の保全のバランスを教えてください。
●暗号資産の「ジパングコイン」についてです。金価格に連動させるとのことで、いつでも、小口でも現金化が容易そうなので購入を検討しています。資産保全を前提とした場合、預金封鎖等があった時の影響や、対策、考慮しておくべきことがありましたらご教示をお願い致します。

●金融危機のあと、債券の価値がなくなるとのことですが、保険も債券に該当しますか?ささやかながら、郵貯の終身保険に、10年ほど契約継続しており、60歳まで支払い続けることになります。こちらもあまり意味のないものでしょうか?
(回答→)本当に債券(ボンド)は大きく無価値になります。しかし、郵貯の終身保険は国家の事業(株式会社なりましたが)ですから最後まで大丈夫です。払い続けてください。

●大まかなテーマにはなってしまいますが、この今の時代に、10年20年後に生かされる現金の保管のしかたや資産運用について、ご助言ありましたら頂きたいです。
(回答→)現金(お札)は、2年後に新札に変わります。そのときまでに、半分は金などの実物資産に替えておく。半分は現金で持っておく。変な資産運用など騙(ダマ)されるだけですから止めなさい。

●11年前の第1回セミナーの際に、住宅ローンの繰上返済をするべきか、金の購入に廻すべきかという質問をさせて頂きました。副島先生からご返答頂きましたとおり、繰上返済をせず、2007年からの純金積立継続、ボーナスでの買増し、転職時の退職金から購入など、コツコツと金を購入してまいりました。
質問ですが、金の一部を売って住宅ローンを返済するべきか、まだ売らない方が宜しいでしょうか?
住宅ローン 残高9,900,000円 固定金利1.2% 残り13年強です。
金 2,700g保有 銀 15,000g保有 (サラリーマンですが、頑張って購入続けました。)
(回答→)2024年に来るだろうハイパーインフレ、預金封鎖の直前に金を1キロ売って、住宅ローンを返しなさい。あとはじっと金、銀を持ち続けてください。

●十数年後の子供の学費などの蓄え(1000万位)を金銀と現金半分くらいずつで考えていますが、大丈夫でしょうか?
(回答→)それでいいです。金銀と現物を半分ずつで保有というのがベストの考えです。

●ペイオフについて。この前のセミナーで2024年の新円切替の時、1000万円までは生活費等なので国は手を出しませんよ。と先生が話しておられましたが、例えば2つの銀行でそれぞれ1000万円ずつとか、3つの銀行でそれぞれ1000万円ずつだとしたらペイオフ上ではそれぞれの銀行での保障制度はありますが、2024年時の国の対策として1つの銀行の1000万円までなら手を出しません、それぞれ1000万円以内でも2つ以上の2つ目、3つ目は保障されない可能性が高い。1つだけという意味なのか? そこの所を具体的にお聞きしたい。
(回答→)ペイオフ制度は、あくまで、「1つの銀行で、1千万円まで、預金を引き下ろせる」という制度です。国民の95%は、預貯金が、1千万もありません。若い人を入れて、300万円ぐらいです。質問者も、余計なことを考えないで、「郵便貯金に、1千万円。他の銀行に800万円、信用金庫に200万円」と預けて置けば、それでいいことです。すべて国は払ってくれます。預金封鎖(預金の引き出し制限のこと)はしません。これ以上のことは、あなたに無関係です。へんなことを考え続けないようにしてください。

【株価、為替について】
●貴金属相場、パラジウムについて。今後の債券崩れ後においても、実需、投機の要素を差し引いても金に追随する実物資産として価値を保持するのでしょうか。
●オリンピック後の中国経済は? 1元19円で、70万円買ったらその後、下がり、やっと18円。中国銀行に預けていますが、元は、今後、19円以上になっていくのでしょうか。
●米株を買うなら1ドル1円のときに買った方がいいのでしょうか。
●円相場がドルに対し著しく下落しています。先生は将来的に円高で推移していくとの予測でしたが、今後、どのように予測されますか。
●FRBは金利を上げることにしましたが、日銀だけが金融引き締めをしないで、円安を容認するメリットを教えてください。
●株式の今後の価格動向について。
●米ドル建て複利運用型の保険商品を通して、 GAAFAを主としたアメリカの事業者株への投資運用を始めたところですが、今後の株価の動向予想はいかがでしょうか?

●1ドル=1円になる、タイミングはいつごろなのでしょうか? また、その時の世界観(実際の生活感?)をお教え頂けたらと存じます。
(回答→)2024年の世界大恐慌突入のときです。日本国内の生活感としては、変化はありません。お金の単位が変わるだけです。今のまま、日本人は生きてゆきます。

【世界情勢、国内情勢について】
●日銀のステルステーパリングとハイパーインフレの可能性についての先生の御意見を伺いたいです。
●企業物価が上がれどもCPIは上がらない、上げられない現状についての解決策についてのご見解を伺いたいです。
●ウィキペディアによると、ウクライナのウクライナ民族主義組織(OUN)は、1920年代にできた、とありますが、本当は誰が作ったのか。坂本龍馬のように、英米がお金を出して作ったのでしょうか。
●ウクライナの平和はどうすればもたらされるか。
●ロシアとウクライナが第3次世界大戦の引き金になりませんか。
●ウクライナ情勢渾沌としています。今後、中国はどう出てくるとお考えですか? 米中は戦争になるでしょうか?もしなった場合、日本はどうなるでしょう?アメリカと共に中国と戦うことになるのでしょうか?現時点での副島先生のお考えをお聞かせください。
金融の事はもちろんですが、世界情勢(政治)についてもお話しが聞ければと思います。
●中国の恒大グループ問題は、もう中国全体の不動産問題、さらには地方銀行へと波及しています。特に海外では、ドイツ銀行が恒大債務によるクレジット・デフォルト・スワップが心配され、さらにウクライナ危機によるロシアのデフォルトは可能性は十分にあります。それで、このような影響が今後の金融と世界、日本への影響を教えてください。
●初めての参加です。著書は、ここ20年、年に数冊拝読しております。また、副島さんは、金融会社や経営者勉強会で、2度、直接話を聞く機会がありました。ほぼ、15年ぶりの生の声がきけそうで楽しみにしております。食品関係を中心に中国に事業進出をすすめており、今の中国の情勢(ウクライナの情勢も踏まえ)を伺えればと思っております。

●新型コロナウイルス騒動(2019年秋~)と、ロシアのウクライナへの特殊作戦(2022年2月~)との間には、どのような関係がありそうでしょうか?
(回答→)ディープステイト(世界を支配している者たち)は、コロナの次はウクライナ戦争だ、と着々と準備していたのでしょう。その次に何が来るか、を私は今、考え中です。

●日本からロシア、ロシアから日本への送金や、飛行機の日本とロシア間の運行は、いつ頃、復活するか。

●ウクライナとロシアの戦争について、4つの質問があります。
(1)日本は、この問題には関わらないことがよい、と私は思っています。先生は、どう思いますか。
(回答→)それでいいです。日本は戦争のどっちの側にも立たず、中立国であるべきです。

(2)プーチンにとって痛いことは、不正なアメリカ大統領選挙でトランプがおろされたことだと思います。先生は、どう思いますか。
(回答→)そうです。プーチンとトランプ(そして習近平も)は、今も仲良しです。悪いのは、今のバイデンやヒラリーたちディープステイトの子分どもです。世界の民衆を苦しめるのは、いつもこいつらです。

(3)今のプーチンは、ディープステイトによって、第2次世界大戦に追い詰められた日本の姿がだぶって見えます。どう思いますか。
(回答→)まさしくその通り。あの時の日本が昭和天皇以下、英米に大きく騙されて嵌められて、戦争に突入させられていったのと、全く同じです。プーチンは大悪人ではありません。

(4)金は、これからも価格が上昇することは確実ですが、プラチナは、どうですか。
(回答→)残念ながらプラチナの値上がりは遅いです。銀の方がいいでしょう。パラジウムやニッケルが暴騰しました。

●ウクライナ紛争はエゼキエル戦争に繋がるとお考えですか?
(回答→)こういう宗教書の勉強はしていません。

●3月16日のSPUTNIKで、ロシアと中国が単一通貨の導入を検討という記事が出たことへの副島先生のお考えを聞きたいです。
(回答→)ロシアと中国は、ドルを仲介しないで直接、人民元とルーブルで貿易決済をすでにしています。これからは米ドル中心ではない世界通貨体制が出来ます。

●ロシアへの経済制裁⇒経済封鎖が行われれば、ロシアの工業生産は大打撃を受けると思われます。そうするとロシアからの部品に依存している中国の軍需産業も打撃を受け、特に戦闘機のエンジンなど中国が自国技術でまともに作れない分野での影響が大きくなると云う観測があります。僕もその通りだと思いますが、中国はこのように工業の核心部分を外国からの部品に頼る限り、経済覇権国にはなれないのではないでしょうか。もし、日本が本気で高純度フッ化水素の対中輸出を止めれば、中国の半導体工業は壊滅すると思うのですが、如何でしょうか。
(回答→)今の中国の戦闘機はロシア製の改良型です。ロシア製より性能がいい。最新の半導体も中国が作っていて、ロシアは緊急にそれらが欲しい。中国はすでに、経済覇権もアメリカより上です。信じられないでしょうが。フッ化水素のことは知りませんが、世界は広いですから、どうにかして中国は入手します。ご心配なく。

【その他】
●今回で4回目の参加です。前回、副島先生は、ワクチンの危険性について指摘されておられる一方で、自民党総裁選で河野太郎氏がなればよいのだがと言われていましたが、ワクチン推進の旗振り役の河野氏をどうして望ましいと考えるのか理由を教えてください。
●金融問題と合わせコロナ問題の行方について知りたい。
●前回、『私は税務署と闘う・恐ろしい日本の未来』の本の中で、税務署長の自宅に突撃していますが、税務署長が「警察を呼ぶぞ」と言いませんでしたか、のお答えは後からの学問道場の中に、副島先生のお答えを見られる場所がありましたが、私が聞きたかったのは、そういうのはわかっていたと思いますが、そう言われたときには、どうしようと思っていたかということですので、おさしつかえなければ教えてください。
●コロナワクチンを接種した人達の健康状態はどうなりますか? 最先端情報をお聞かせください。

●オリンピックのような大会は廃止した方がいいと思います。選手をないがしろにするショービジネスになってしまったからです。過酷な重圧によるストレスは健康な体を蝕んでしまいます。今から5年前くらいに柔道の世界王者の古賀選手を電車内で見かけたことがあります。鍛え抜かれたその身体は屈強そのもので王者の風格を漂わせていました。しかし、あの体が重圧からくるストレスで胃に何か所も穴が開いてしまったそうでボロボロになって、ついに胃ガンで昨年、53歳で亡くなりました。ショービジネスのオリンピックは止めて、ワールドカップだけにすればいいと思いますが、先生は、どう思われますか。
●ロシアは、本当にしたたかで火事場泥棒のようなことを平然とやってのける。その本質は約80年前と今もほとんど変わっていません。森でバーベキューをしていると忍び足で襲ってくる熊みたいなものです。アメリカに頼り切れた時代はもう終わりました。この日本という国は、しっかりと法整備し何事にも即対応できる状態にしておかないと、この先、国家として存続できなくなると思います。先生は、どのようにお考えになりますか。

●林業(伐採、搬出)をしています。2024年の金融恐慌の際、木材は、どうなると思われますか。
●『世界の常識はウソばかり』を拝読いたしました。先生の経済予測本は読み終わるとメルカリで売ってしまうのですが(すみません)、こういう本は残しています。
アリストテレスとデカルトの二元論(物質と霊魂)、一元論(モニズム)の危険性など、対談本(平易な会話体)でようやく理解できてきました。
p226で「合理と理性が今も人類の大半にとって信じ込まされている神である」とありますが、これは「自然科学は宗教(神)である」ということにつながりますか?合理と理性の一辺倒がその原因でしょうか。