第22回セミナーの事前受付の質問に対する副島隆彦先生からの回答4

ブレイントラスト企画 投稿日:2021/10/12 21:04

事前に受付しました質問の掲載と、講演中に回答しきれなかった質問に対して、副島先生からの回答(→)を掲載します。回答(→)がない質問については、講演内で解説したか、回答済みです。この掲示板の内容の無断転載をお断りします。

【世界情勢、国内情勢について1】
●DS(クリントン、オバマ、ビルゲイツ、その他、大勢)の拘束、逮捕、処罰は、どこまで進んでいますか?
回答(→)金融セミナーで答えることではありません。

●河野太郎大臣は、ワクチンの安全性を強調して強く推進してきました。また、安全性に疑問を投げかける意見をデマ扱いしてきました。副島先生は、学問道場の掲示板で河野大臣を高く評価していますが、私には犯罪人に見えます。河野大臣は政治的圧力で仕方なしにワクチンを推進しているのですか。

●中国共産党が崩壊して、中国はバラバラになると聞きましたが、それはいつ頃のことなのか、先生にお訊ねします。また、このとき一帯一路は、どのようになるのでしょうか。中国で知り合いが仕事をしているので、日本企業が中国で、どうなるのか心配です。
回答(→)中国はバラバラになりません。一帯一路は、ますます大きくなります。

●独裁体制がますます強まる中国と経済を含め今後、日本はどのような関係に向かうと思われますか。
回答(→)中国は独裁体制を少しずつやめて、世界中から信用される国になります。

●バーゼル3は、実施されますか? 金先物(空売り)の取引の停止?
回答(→)BISが実施するバーゼル3は、世界各国の大銀行にバクチ的取引をさせないことが目的です。金先物市場は、なくなりません。

●BISのバーゼル3で金地金の空売り規制が一部延期になった。今後いつ規制が発動されるかご教示ください。
回答(→)金先物市場が、BISによって禁止されることはありません。

●中国株(主にテンセント等、ネット関連株)のこれからの動向は?
回答(→)中国株を日本で売っている証券会社たちは、香港株を、仕組債に変えて売っているはずです。直接買えるとは思いません。そんなに儲からないでしょう。

●中国香港HSBC銀行の今後の行方は? HSBCの将来は?
回答(→)HSBCはしっかりしています。本店をロンドンから香港に移す覚悟があります。中国政府と深くつながっているはずです。

●現在、不動産価格が上昇していますが、不景気、恐慌になった場合、不動産価格は、どうなるでしょうか。下がるでしょうか。もっと上昇するでしょうか。
回答(→)どこの不動産価格の話ですか? 都市の賃貸し用の鉄筋アパートの話ですか? 不動産価格は、全般的に上がっていません。新築のマンション価格だけが、上昇しているように見えますが、サラリーマン層の住宅ローン対策です。

●FRBのFASAB Statement56についてと、FRBとブラックロックの関係について教えてください。
回答(→)分かりません。FRBは、ゴールドマンサックスとは親密ですが、空売りをかけて、儲けを出してきたラリー・フィンクのブラックロックと仲がいいと思いません。

●FRBの連銀総裁のデイトレードなど倫理問題もありますが、次期FRB議長は誰になりそうですか? シェルトンの委員選出はありそうですか?
回答(→)つい最近、2人の連銀総裁がクビになりました。パウエル議長を狙っているようです。次の総裁の予想はつきません。なぜ、そんなことが気になるのですか?

●バイデンの外交、金融政策に不可思議な点や、言動にかなり問題がある。2024年まで務まらなそうです。2022年中間選挙で下院議長に本人又は代理の誰かがなり、バイデン、ハリス、ペロシの交代などはあり得ますか?
回答(→)2022年の中間選挙までもつでしょう。バイデンが倒れたら、当然、カマラ・ハリスがなります。もともと非合法(大きな法律違反)で生まれた政権ですから、合法性はありません。

●日銀総裁人事は慣例でいくと、日銀プロパー若林氏の可能性もあります。黒田総裁が辞めた後は正常化に向けた動きに傾くのでしょうか?
回答(→)何をもって「正常化」と言っているのか、私には分かりません。2023年まで黒田総裁が務めます。そのあとは誰になるか分かりませんが、予想外の人物でしょう。

●IMFのSDRが今後のキーカレンシーになる可能性もあります。SDRは先生のおっしゃる金 コモデティバスケットの平価で取引をする論があります。この場合、金を含めた実物資産は誰が価格を決定しますか?
回答(→)IMF体制自身が終わっていくのです。SDR(特別引出権)が世界通貨になることはありません。金の価格は世界市場価格です。紙キレであるお札たちとの関係で決まります。

●金融崩壊が書籍でも賑わってきています。金融機関の大小企業のバランスシートがおかしくなり倒産、貸し剥がしが当然ありえます。同時に零細企業は資金繰り、設備投資に他人資本を必要とします。財務の健全化は勿論ですが、焼け野が原後のファイナンスは外債運用をしていない信金が生き残りますか?
回答(→)信金は地元密着ですから生き残ります。零細企業も、過大な借金を抱えていない限り、大丈夫です。過剰な借入金(他人資本)を抱えないように。