第21回セミナーの事前受付の質問に対する副島隆彦先生からの回答3
事前に受付しました質問の掲載と、講演中に回答しきれなかった質問に対して、副島先生からの回答(→)を掲載します。回答(→)がない質問については、講演内で回答済みです。この掲示板の内容の無断転載をお断りします。
【世界情勢、国内情勢について】
●『日本は戦争に連れて行かれる』に書かれている内容、特に戦争の起こる時期などに大きな変更がある場合はお教えください。
(回答→)戦争になる事態が起きるときには、私が本で早目にお知らせします。待っていてください。
●日本国内の国民の生活は、2021、2022年度あたりは、具体的にどのような状況になるのでしょうかお教えください。
(回答→)あくまで2024年の金融経済変動が強く予想されます。それまでは、あまり変化はありません。
●昨年7月下旬にトランプの元戦略補佐官だったバノンがYouTube動画でキッシンジャーを罵倒していました。それと同時にポンペオ国務長官がニクソン記念図書館前で演説し、中共とのデカップリングを宣言していました。これらの動きはトランプ達がキッシンジャー戦略を離脱して、中共封じ込めに戦略転換したように見えるのですが、如何でしょうか。
(回答→)ご指摘のとおり、トランプがキッシンジャーを切り捨てました。私の本にも書きました。アメリカは中国を封じ込めることなどできません。中国の方が、どんどん強くなっています。
●ドナルド・トランプの今後。
●ドナルド・トランプを後ろで支えていると言われる、ピーター・ティールの本音。人類をどのようにしたいのでしょうか?
(回答→)ピーター・ティールは、トランプについているのか、DS側なのか、はっきりしません。自分に、利益になるように大物たちも動きます。
●日本の預金封鎖の予定はどうなるのでしょうか。トランプがこんなに今、ディープ・ステイトの撲滅や金本位制の導入に動いているというのを知ったのは、ここ最近のことで、全く予想していませんでした。その影響で、予定が狂って、預金封鎖は必要なくなる、あるいは時期が早まるということはないのでしょうか。
(回答→)2024年の預金封鎖が必要なくなるということはありません。私はあくまで、2024年だと思っています。
●副島先生の2024年までのシナリオがもっと早くなる可能性が高まっているように思いますが、どうお考えですか?
(回答→)同じです。
●先生は、トランプ再選を予言していましたが、バイデン大統領が誕生しました。これに伴う、今後の予測での大きな変更点をご教示ください。
(回答→)バイデン政権下で、もうすぐ株の大暴落と債券の暴落(金利の上昇)が起きます。トランプ派のアメリカ国民たちは、今も負けていません。
●3~4年以内に大恐慌が来る、という話があります。本当ですか?
(回答→)私は、自分の本で2024年に預金封鎖とリデノミネーションが起きるとハッキリ書いています。
●金準備の米国量子暗号のドル発行=政府通貨について教えてください。
(回答→)米国量子暗号通信は、もっと先端の未来の技術であって、これが、デジタルドル通貨に利用されることはありません。
●NY株大暴落となっても東京市場は暴落から早く立ち直るのでしょうか? アメリカは暴落後、金融リセットしてドルに代わる通貨を発行するのでしょうか?それはCBDC(Central Bank Digital Currency)でしょうか?
(回答→)NY株と債券の大暴落が近いです。それを再び金融緩和(ジャブジャブマネー)で乗り切るでしょう。その時期に、デジタルドル通貨が導入されるでしょう。それでも実物資産である金を大切にしてください。
●アメリカは米ドル札と米国債をデフォルトするのですよね。そうしたら、その影響でどんなことが起こりますか。
(回答→)アメリカ政府が金融恐慌のあと、デフォルト宣言したら、アメリカの信用が大暴落します。アメリカは抱え込んでいる外国からの借金を一切返しません。世界は、中国を中心にした新しい金融秩序をつくる方向にいきます。日本もそれに引きずられてゆきます。これぐらいの大きな見方をしてください。
●世界的に株暴落、金利上昇、債券暴落、物価の上昇などが考えられますが、同時期に発生するのでしょうか? 1991年ソ連瓦解の時は2年程度インフレでしたが、今回のインフレの期間はどれ位と見通していますか?
(回答→)金利上昇が株と債券の暴落を引き起こします。ソビエトの瓦解時は、100倍、1000倍のインフレになりました。たった2年とかで回復しません。次に襲ってくる激しいインフレは、数年後ですから、さらに数年かかります。
●リーマンの時は前段としてベアスターンズやアイリッシュ銀行が傾きましたが、今回は金をリースで借りている銀行やファンドを含め予兆はありますか?
(回答→)2008年のリーマンショックでは、一瞬、すべての米銀行が倒産しました。それを政府のお金で助けました。金をリースで借りている米銀行などは、目先の投資目的ですから、すべて破綻します。ファンドなども破綻します。再び政府が巨大な救援資金(これもジャブジャブマネー)を出すでしょう。しかし、もう信用がなくなります。
●供給サイドの崩壊が伴わない形でハイパーインフレは起きない論もあります。日本はエネルギー、食料以外は概ね供給力はありそうですが、資源高になった場合、物価はどの程度上昇しますか?
(回答→)株や債券の暴落が起きれば、ハイパーインフレにつながります。供給サイドというのは、実体経済の話です。今は金融だけが巨大に膨張していますから、それが崩壊するのです。従来の経済学の知識などで対応しようとしている理論は破産します。エネルギーや食糧などの供給は続きます。人間は皆、生きていきます。日本も大丈夫です。物価は、一般国民が買えるところで生まれます。たとえハイパーインフレでも。
●日本の国家としての金の保有量は750tプラス80tですが、主要国に比べて少なくしかも米国に預けたままです。新システム後は国家として金が少ない場合、今後通貨供給量が少ない国になるのでしょうか?
(回答→)日本国の金の保有が少ないのは事実です。アメリカが買わせないからです。このことと通貨供給量(マネーサプライ)は関係ありません。金をたくさん持っている国が信用のある国になることは事実です。1万トンぐらい持っているべきです。
●三橋貴明(みつはしたかあき)氏がYouTubeで力説している「財務省は許されるインフレ率(たとえば3%とか5%)になるまでは国債をいくら発行しても国家は財政破綻しない。」「国債の発行による政府の赤字は民間の黒字。過去30年日本のGDPが成長しなかったのは財政出動しなかったから(すなわち、緊縮財政したため。)。」「お金の本質はモノではなくて貸借の記録だ。」「ギリシャと違って自国通貨(日本円)で国債を発行している日本では財政破綻は決して起こらない。」という理論について、いかがお考えでしょうか?
(副島先生の重たい掲示板の2018年1月9日の三橋貴明氏に関する記事はしっかり読ませていただきました。)
●ソフトバンクの倒産は、いつ頃ですか?
(回答→)ソフトバンクは倒産しません。なぜなら巨大なワルの会社だからです。ただし、ソフトバンクの株を持っていてもいいことはありません。決算で1兆5000億円の赤字を出すような会社が、まともな会社なわけがありません。こんな会社とつきあう必要はありません。
●タックスヘブンの現状について知りたい。変化しているのか?
(回答→)タックスヘイブン(租税回避地)は、今もシンガポールや香港として生き残っています。これからも残ります。しかし、大きな資産を持っている人以外は、もう関係ありません。
●ディ―プステイトの力が衰退することが決まった今後、経済、金融の仕組み、枠組みの変動、混乱等、最も困難な未来予測について副島先生の講演を拝聴させて頂きます。お世話になります。
(回答→)ディ―プステイトの力は衰退しながらも、まだまだ世界を支配します。アメリカが決定的に没落するときに、世界が新しくなります。中国を中心にした新しい世界金融秩序が生まれていくでしょう。どんなに日本人がイヤがっても。
●バチカンの教皇が、すでに逮捕されていると思っていたら、イラクに3月5日に訪問していた記事がありました。どちらが真実の情報なのでしょうか?それにバチカンから大量な金塊を押収したとか?更にイギリス王室、天皇家、イスラエルの金塊も押収されたとか、如何でしょうか?
●日欧米による金融緩和でインフレになり、紙幣は紙くずになる等の意見がある一方、これはMMTにも通じるのですが、一般国民の収入を抑える事で、インフレやバブルをコントロールし、MMT理論も正当性を持つと考えているのですが、どう思われますか。
(回答→)金融緩和でハイパーインフレになります。MMTで貧困層にお金を配り散らすことも、同じことです。MMT理論に正当性などありません。もうすぐニューヨーク発の株式や債券の大暴落があります。そしてまた、巨額の金融緩和(ジャブジャブマネー)をやるでしょう、そして信用を失います。紙幣が紙クズになります。
●また尖閣諸島のあたりが騒がしいのですが、日米対中国で、戦争が起きる可能性はありますか?
(回答→)尖閣諸島も台湾も、香港も中国が慎重に動きますから、戦争は起きません。台湾に中国軍が攻めてくるなどは、煽動された言論です。そういう考えが好きな人は副島隆彦から離れてください。
【その他】
●私は来月中3になる息子の父親です。息子には大学で何を学ばせるのがよいでしょうか? (当然、息子の好きな事を学ばせるべきでしょうが)父親としてよいアドバイスがしたいのですが、人類を不幸にする「経済学」は勧めないつもりです。
(回答→)中3になる息子さんの将来は、本人が決めます。親は横でじっとその子どもの適性を見ていてください。変な宗教団体に入らないことと、体に危険が及ぶ危ないことだけは、させていけません。子どもの人生は子どものものです。どうせ親の思うようにはいきません。
●2001年9月11日 同時多発テロ(10年後)→ 2011年3月11日 東日本大震災(10年後)→ 2021年?月11日 ???
ちなみに、今年の2021年6月10日には、金環日蝕があるとの事です。中近東の方の宗教では、大きな出来事の際には『天のしるし』が現れる、との表現あるそうですので、2021年6月11日に、また、何事かが起きる(起こそうとする人がいる)と考えても、よろしいのでしょうか?
●ネサラ、ゲサラ、ジェサラについてどのようにお考えでしょうか?
●今、情報が錯綜していて、頭が混乱しています。ネサラゲサラという言葉が出てきています。アメリカが新しい通貨システムを作り、世界もそれに従うようになるということですか。アメリカだけが金本位制(コモディティバスケット)になるのでなく、アメリカがそうなれば、世界もそうなりますよね。バチカンやロスチャイルドからゴールド等を没収して、それを基に、世界に分配するというようなことも言われていますが、どうなのでしょう。これからはディープ・ステイトに搾取されなくなるので、所得税はなくなり、世界は豊かになる、というような動画も見ましたが、そう、うまくいくのでしょうか。
●先生のご著書を楽しく拝読させていただいています。アメリカ政治で登場するディープ・ステイト、ムーニーと、イルミナティの関係について教えてください。
(回答→)ディープ・ステイトは新しい概念です。ムーニーは、すでに古くなりつつあります。イルミナティは、勝手にそういうことを言っている人たちが扱っている言葉です。それぞれ特徴がありますが、私はイルミナティはローマンカトリックと闘うための組織として始まった正義の団体だと思っています。ところがそれが、妙な勢力に乗っ取られたようです。それらのことも、これから私が本に書きます。
●ビットコインなど、仮想(デジタル)通貨について、どのようにお考えですか?
●ビットコイン等のクリプトカレンシーについても今回は副島先生の最新の分析が伺えること期待しております。
●仮にドルが暴落して、各国の中央銀行が金、銀、石油などの資源を裏付けとした自国の通貨を発行した場合、所有している金や銀などは、このまま保有すべきなのか、あるいは売却するほうがいいのか教えてください。
●最近、巷ではやたら量子金融システムとか、JESARA(GESARAの日本版)と、言われていますが、そうなった場合、金などとの関係で、どのような金融システムになる可能性があるのでしょうか。
●YouTube等で、信じられないような話を聞いたのですが、プーチンが、ロシアは中央銀行から独立したと発表し、そして、近々アメリカは、SWIFT(FRBシステム)から、QFS(量子コンピュータシステム)へ移行し、FRBは、財務省の管轄になり、NESARA,GESARA法に、そして金本位制になるのだと、この事についてどう思われますでしょうか?
(回答→)プーチンは、まだ強いです。ロシアの中央銀行は、はじめから政府の一部です。独立などしません。アメリカのSWIFTのシステムは、世界的な送金と決済のしくみです。これが一気にQFSに代わることはできません。量子暗号通信は、まだ未来の技術です。FRBが廃止されて、財務省に吸収されることも簡単にはできません。金本位制になるとしても、それは、あらゆる鉱物資源をコモディティバスケットに入れて金額評価して行うものです。ただの金本位制ではありません。以上、私の考えです。
●世界各国の地下トンネルで、子供たちを救出していますが、その地下に地球外生物、レプテリアンがいるのでしょうか?
●アメリカのフェイクリアリティぶりを如実に示したのが911だが、月面着陸なんかよりこっちの方を徹底的に取り上げてほしい。あれほどはっきりDSの存在を一般人に露呈したものはないのでは?
●副島先生は、ご自身のご専門領域のみならず、あらゆる物事の本質を見通すお力をお持ちの方かと存じます。こうした能力は生得的なものであるのかもしれません。ですがもし、後天的に磨き上げることができるとしたら、どのようなことに留意すればよいのか、ご教示いただけますと幸いです。
●コロナのワクチン接種は受けない方がいいですよね?
●アメリカのコロナワクチンにはマイクロチップが入っていて、ワクチン接種を進めるのは人々の思考を監視するためのマイクロチップを移植するためだ、という説があります。日本ではワクチンは輸入されるので、同じようにワクチンにマイクロチップが入っているのでしょうか。
●田中宇氏によればバイデンはオバマ路線を続けたいようだが、これからどうなるのか? またISみたいのが出てきて戦争を始める気なのか? バイデンが近い将来、死ぬ確率はどれぐらいか? アメリカで公務員に給料が支払えない事態(デフォルト?)のニュースを聞かないが、中国が肩代わりしてたりするのか? アメリカの第二次独立革命はどうなったのか? トランプは核のボタンをまだ持っているのか? アメリカの軍産複合体は大体やることがワンパターンだが今後、起こることが高いことはどんなことがあるか?
●世界の動きを鷲掴みで理解できる、副島先生のご指導をいつも楽しみにしております。世界に対する見方が180度変わった実感があります。今年に入り、多くの作り話としか思えないほどの情報が、裏切られたトランプ革命という出来事とともにネット上に出てきております。1つ明らかにして頂きたいものに、何でも治せるMed Bedという治療器具がもうすぐ出てくるという話です。ネサラゲサラという話の流れの1つになります。がん治療に携わるものとして、とても興味があるからです。これが、信頼に値しない情報であるという見破り方につきましても御教示頂けると幸いです。(宇宙人の話が出てくるところかもしれませんが。)一笑に付されそうですが、宜しくお願い申し上げます。
●「トランプは、選挙データがヴァチカンの指示で改ざんされたことを知り、米軍にヴァチカンを襲わせ、ヴァチカンの地下から、数万トンに及ぶ金塊が見つかり、米軍の輸送機で400機分の金塊を運び出した。」等という噂がありましたが、(どこまでが真実なのかよくわからないのですが。)仮にこの噂にある程度の真実性があった場合、今後、金相場が大幅に下落してしまう可能性というのはありますでしょうか?
●国家破綻時にロシアではダーチヤで家庭菜園して飢えを凌いだと聞いています。日本でもそういう土地を手に入れる必要はあるでしょうか?あるとすれば、その必要度はどのくらいですか。
(回答→)ロシアのダーチヤ(家庭菜園)と同じ考えが日本で普及するとは思えません。自分で小さな農地を耕して私も野菜を作ってみました。高級な自前の野菜を作るのはいいのですが、手間がかかりすぎます。あくまで高級志向でした。能力のある人しかできません。
●人口5千万人で混血優勢国家→民族国家滅亡しますか?