小沢控訴 単に小沢氏一個人の問題でない。米国の指示と異なる方向を目指した鳩山・小沢路線を潰すことに一番大きい意義

黒瀬祐子 投稿日:2012/05/09 22:40

孫崎 享(まごさき・うける)氏の、ツイッター(twitter 140字の字数制限のあるミニブログ)のツイート(tweet つぶやき)をまとめて表示する 「ツイログ」 http://twilog.org/magosaki_ukeru/ より転載します。

孫崎 享(まごさき・うける)
1943(昭和18)年 旧満州国鞍山生まれ。66年東京大学法学部中退、外務省入省。英・ソ連・米・イラク・カナダ駐在、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を歴任。2002~09年防衛大学校教授。2009年に定年退官。
著書:『日本の国境問題ー尖閣・竹島・北方領土』『日本人のための戦略的思考入門』『情報と外交』『『日米同盟の正体』、『日本外交 現場からの証言』(第2回山本七平賞受賞)、

(以下転載始め)

2012年05月09日(水) 10 tweets ソース取得:
国際金融(第一級専門家からの連絡):既にお気付きの事とは存じますが、The Financial Times のプリント版の各版(アジア版から米国版まで)共通に第1面で取り上げている事ですが、イランが、中国向けの石油代金の人民元での受け取りを了承したという報道は、国際金融、国際政治
posted at 09:07:47

国際金融2:経済バランス上の最大のニュースと存じます。世界最大の輸出大国中国は、イランに提供できる財貨があるという事です。イランはインド向けの石油代金は、既にインド・ルピーで受理。米国のワシントンの机上の戦略プランナーの現状認識の当否が問われる時でしょう
posted at 09:08:13

案内(再):東京MXゴールデンアワー、本日(水)21時ー22時、私が尖閣諸島、北方領土、竹島で自説を述べます。旧来の論ひっくり返す。司会水道橋博士やスタフ『日本の国境問題』読み勉強。「本日の番組でこれまでの洗脳溶ける訳ない。視聴者が自分で考える契機になれば大収穫」とスタフへ
posted at 09:30:54

小沢控訴:信じられぬ事態が今日本で起こっている。本日八木啓代様の話を聞く機会があったので、それを踏まえ書く。(1)小沢事件は先ず、検察が起訴出来ない問題として、起訴しなかった問題である(つまり、裁判を実施しても有罪にはならないという判断)、(2)ここで検察審査会なるものが
posted at 18:03:37

小沢控訴2:起訴をした。この検察審査会なるものの構成など様々な疑惑があるが、もっとも重要な点は検察が起訴へ誘導したことである。(3)本来で検察審査会は検察決定に疑問を持ち、これの検討である.当然検察の任務は検察審査会に対して何故不起訴にしたかを説明する義務がある。しかし、検察の
posted at 18:04:17

小沢控訴3:説明は全く逆に有罪にするために、意識的に説明したことにある、(4)直近、ロシアのサイトから出てきた文書は郷原氏等が本物と認定している。それを前提にして述べれば、秘書の発言とは全く違う検察が作成した、こうした捏造といえる物を基礎に検察は小沢氏が有罪の印象を検察が
posted at 18:04:39

小沢控訴4:意識的に作り上げた。基本的には検察審査会のメンバーは素人である。この素人(つまり専門家である検察の説明に対して充分に反論する能力がないとみられる集団)に対し意識的に有罪の印象を持たせる動きを検察が行ったことは由々しきことである、(5)そもそも小沢問題は民主党政権の
posted at 18:04:58

小沢控訴5:有様と大きく関係する。(6)戦後の歴史をみれば、芦田均、岸信介、田中角栄、細川、鳩山由起夫等、米軍縮小や中国との関係改善に動いた首相はことごとく潰されている(7月刊行予定『戦後史の正体』で言及)。そしてその追い落としには、芦田均、田中角栄の時には検察の異常関与がある
posted at 18:05:21

小沢控訴6:(7)今回小沢起訴を工作の中心は佐久間特捜部長。Wikiによれば佐久間氏は在米大使館一等書記官を経験。現検察中、最も米国と関係ノ深い人物。(8)この問題は単に小沢氏一個人の問題でない。米国の指示と異なる方向を目指した鳩山・小沢路線を潰すことに一番大きい意義。
posted at 18:05:39

小沢控訴7:それに特捜部部長深く関与。鳩山・小沢の路線が潰された後の日本の政治は?。安全保障面での属米強化、TPP参加,増税、米国望む政策ひたすら追求(9)露骨な介入。新資料で絶対有罪に出来ない性質のものを控訴し、小沢という政治家の動きを封じ込めるこの日本社会の腐敗は極めて深刻
posted at 18:06:01

(転載終わり)