ドナルド・キーン氏の養子縁組

渡邊隆史 投稿日:2013/05/02 23:42

文化勲章受章者でもあるキーン氏が養子を取ったことがリリースされていますが、これは日本の男色の伝統からいえばほぼカミングアウトに近しいように思えます。

とすると、副島先生いうところの中曽根=三島の特殊な関係に連なっていることを認めたも同様なのかもしれません

(引用始め)

キーンさん養子縁組 浄瑠璃三味線奏者 上原誠己さんと

(東京新聞 2013年5月1日 朝刊)

 日本文学研究者のドナルド・キーンさん(90)が、浄瑠璃(じょうるり)三味線の奏者、上原誠己(せいき)さん(62)と養子縁組したことが三十日分かった。キーンさんから養子縁組の声が掛かった。キーンさんは昨年三月八日に日本国籍を取得し、その直後に誠己さんが養子となった。
 新潟市出身の誠己さんは五世鶴沢浅造として、人形浄瑠璃文楽座で活動。九七年に、健康上の理由で文楽座を離れ、家業の酒造会社を手伝いながら、地元で三味線の指導などをしていた。
 二〇〇六年十一月に、誠己さんがキーンさんを訪ねて、交流が始まった。

(引用終わり)

墓場まで持って行こうとしている話がきっとあるのでしょう。