辣腕行政マン掲示板
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Loginはこちら【10】ご挨拶:不定期ですが、少しずつ書き始めます。
伊藤睦月(2145)です。元地方公務員です。ふじむら掲示板に書かせてもらっています。この掲示板にも少しずつ投稿します。
ちなみに公務員の暴き情報でなく、我々の業界では、当たり前のことだけど、意外と知られていない、
ともすれば、下っ端公務員(失礼、でもそれしか言いようがない)の人もわかってないようなこと、特に管理職(課長以上、民間会社なら、部長以上。いわゆる管理職手当をもらえる人々)を目指す、若いノンキャリ公務員たちに、話しておきたいようなことをつぶやきます。佐藤優の本もそういう趣旨ですが、もっと砕けた感じで。不定期に書き込みますので、気が向いたら、のぞいてもらえれば、幸いです。どうぞよろしくおねがいします。
伊藤睦月拝
【9】大行列に客から怒号も……「みどりの窓口」続々廃止で続く“大混乱” 電子化が進む“航空券”との決定的な違いとは
(転載貼り付け始め)
大行列に客から怒号も……「みどりの窓口」続々廃止で続く“大混乱” 電子化が進む“航空券”との決定的な違いとは
窓口減らしでサービス改悪
急速に姿を消すみどりの窓口(写真はイメージです)
JR各社が次々に「みどりの窓口」を減らしている。2021年5月の定例会見で、当時JR東日本の深沢祐二社長(現:会長)は、2025年までに7割を減らすと明言し、その結果、みどりの窓口がある駅には、新幹線や特急列車の切符を買い求める人たちが殺到する事態になっている。4月は定期券の購入シーズンということもあって、平日でも大行列だ。土日となると、福袋を買い求めるため徹夜でデパートに並ぶ人たちのように、長い列になっていることも珍しくない。 【写真】実録!「みどりの窓口」の代わりに登場した「話せる指定席券売機」を実際に触ってみてわかった意外な事実
筆者が日常的に利用するJR武蔵野線沿線でも、ことごとくみどりの窓口が撤去された。最寄りの東川口駅からもっとも近いみどりの窓口は、3駅離れた武蔵浦和駅である(東川口駅にも窓口があったが撤去されてしまった)。そこに行くまで、電車で片道10分ほどかかる。そして、駅には窓口が1ヶ所しかなく、駅員が切符を発券するマルスという機械も1台しかない。そのため、駅に着いたら、さらに列に並ばなければならないのだ。 武蔵浦和駅には、やはり窓口が減らされている埼京線沿線などからも客が訪れるため、慢性的に混雑している。列に並ぶ客に、駅員が「ご用件は何ですか」と聞いて回り、券売機で買えるものであれば券売機へと案内しているが、そんなことをするならマルスを増やし、その駅員に使わせればいいのではと思ってしまう。筆者は30分ほど並び、ようやく切符を買い求めることができた。 筆者は各地の窓口に並ぶたび、客がイライラしているのを目にする。老人が「いつまで並ばせるんだ!」と激怒する場面にも出くわした。最近ではインバウンドの乗客も多くなったが、彼らは長時間にわたって窓口を占拠しがちで、いつまで経っても列が捌けない。インバウンドを呼び込み、さらに高齢者向けの旅行商品ばかり出しておきながら、インバウンドにも高齢者にも使いにくく駅を改悪している。これでは利用者が不満を募らせるのは当然ではないだろうか。
指定席券売機が使い物にならない
はっきり言って、筆者などは窓口にいちいち並びたくない。「指定席券売機」でできるなら、全部指定席券売機で済ませてしまいたいほどである。では、なぜ窓口に並ぶのか。指定席券売機が使い物にならないためである。駅員からはよく「券売機を使ってください」と誘導されるが、実際に操作を始めてから「あれ、やっぱりできないみたいですね。すみません、窓口で案内させてください」と言われたことが、何度もある。 筆者はライターという職業柄、出張が多いが、新幹線の指定券を事前に買っておくことがよくある。同行する芸能人やスタッフに渡すために買っておくことも多い。しかし、リスケジュールなどによって予定が変わることはままある。例えば、4月14日に使う「東京→仙台」行きの指定券を18日の列車に変更したい。その程度なら券売機でできるだろう……、と思いきや、そんな簡単な変更ができないのだ。 さらに、旅程を変更して、14日の「東京→盛岡」に変更したいとする。こんな変更はよくあるパターンだが、券売機ではそれすらできないのだ。もし14日までに変更できなければ大変である。払い戻しもできなくなり、まるまる損をすることになってしまう。せめて、そのくらいの機能は搭載するべきではないか。 鉄道ファンが利用するような、東京を出発し、各地で途中下車を繰り返しながらぐるり一周して東京に戻ってくる、いわゆる“一筆書き乗車券”といった複雑な切符となれば完全にお手上げである。ルート次第では発券できなくはないが、ローカル線を複雑に乗り継ぐような切符を出すことは非常に難しいのだ。 ちなみに、この記事を書くにあたって現役のJR東日本の職員にも取材し、「これはできる」「これはできない」を確認してもらっている。窓口でも話を聞いた。そのため、間違いはないはずなのだが、職員によると「券売機は、ある日突然、これまでできなかったことが急にできるようになったりもする」ことがよくあるらしく、「駅員の間でも情報が共有できていないし、使いこなしている人は少ないのではないか」と話す。そのため、間違いがあれば指摘してほしい。職員も把握できていないほどシステムが複雑で、ややこしいのが現在の券売機のシステムである。
とにかく待たされる「話せる指定席券売機」
こうした指定席券売機を少し便利にしたのが、オペレーターと会話をしながら切符が買える「話せる指定席券売機」である。実は、東川口駅の隣の南越谷駅にはそれがある。かつて南越谷駅にはみどりの窓口があったが廃止され、その代替品としてJRが導入したものだが、これも評判が芳しくない機械である。 武蔵野線では窓口が減らされているため、この「話せる券売機」にも沿線から客が殺到している。そのため、休日となれば数人待ちはザラにある。列が捌けてようやく自分の番が回ってきたと思ったら、今度はオペレーターにつながるまで、機械の前で待たなければならないのである。 とにかく、オペレーターにつながるまでに時間がかかりすぎる。画面には“待ち人数”が表示されているが、休日ともなれば10人待ちはザラにあるし、だいたい機械の前で何分も待つのは拷問に近い。後ろの客の視線も気になる。そして、オペレーターも律儀にマスクなどしているものだから、声が聞き取りにくいこともある。画面を通して、コロナウイルスがうつるとでもいうのだろうか。 話せる券売機で不思議なのは、なぜ、窓口にあるマルスとまったく同じ仕様にしないのだろうかという点である。例えば、JR東日本の株主優待券を使って新幹線に乗るとする。乗車券の利用開始日と新幹線特急券の利用開始日が同じであれば、問題なく発券可能だ。ところが、初日は普通列車に乗車し、途中下車して宿泊。翌日から新幹線に乗る…という切符は一発で発券できない。一方、みどりの窓口ではそれができるのだ。そのため、こういった少しでも面倒な切符を作る場合、「窓口のある駅に行ってください……」と案内されてしまうのである。
航空券のような電子化は絶対に無理
航空券はスマホやパソコンで購入するのが一般的になりつつある。筆者も航空券はほぼ100%、スマホかパソコンで買っている。おそらく、飛行機で可能なのだから、鉄道でもできるだろうと勘違いして、鉄道会社の担当者は躍起になって電子化を推し進めているのだと思われる。 しかし、飛行機と鉄道ではまったく事情が異なる。飛行機は「羽田→大阪(伊丹)」のように単純なルートで運行されているので、電子化が容易なのである。鉄道の場合、新幹線に乗って東京から新大阪に着いてから、その先も普通列車や特急列車を乗り継ぐことがままある。駅の数も空港とは比べ物にならないし、通るルートも無限にある。そのため、電子化が非常に難しいのである。 おそらく、JRで電子化を行っている担当者は、ほとんど列車に乗ったことがないのだと思う。もしくは、「東京→仙台」のように、新幹線を使う単純な片道切符や往復切符しか買ったことがないのだろう。確かに、そういった切符であれば券売機で代替できているのだ。ひょっとすると、新幹線や特急以外の列車の存在など、意識すらしていないのかもしれない。 解決策としては、指定席券売機の機能を駅員が使用するマルス並みに特化するべきである。そのうえで窓口を減らすなら、百歩譲って理解できる。そうすれば、鉄道ファンも券売機で買うだろうし、機械の扱いに慣れた若者も移行できる気がする。しかし、何ら対策を講じないまま窓口を減らしていくばかりなので、現場の負担ばかりが増えていくし、利用者の不満も募っていくのである。
鉄道の利用者は声を上げるべきだ
こうなると、今更だが、国鉄民営化は失敗だったのではないかと思わざるを得ない。国鉄民営化で期待されたことは、サービスの向上であった。確かに、民営化直後はサービスの向上が図られた。しかし、現在のJRの駅では国鉄時代を遥かに超えるサービスの改悪が行われている実態がある。鉄道事業よりも、不動産業のほうに力を入れるようになった印象だ。 JR各社は経費の削減を理由に駅の無人化を進め、さらに駅舎を簡素に改築したり、駅から時計やゴミ箱をなくしたりと、乗客に不便を強いる取り組みばかりを進めている。当然なのだが、それらはことごとく評判が良くない。実際、駅員に話を聞いてみると、乗客からのクレームは相当来ているようである。それがどこまで上に届いているのかは不明だが、現場の労働者もサービスの改悪の被害を受けている被害者と言うことができる。 クレームを受け、罵倒されているのは駅員であり、そうした光景を見るたびに筆者は気の毒になる。このままでは、国鉄時代のように“塩対応”が得意な駅員だけが生き残り、性格が優しく、使命感のある駅員が辞めかねない。みどりの窓口廃止は早急に見直すべきだし、JRは民営化の原点に立ち返ることが重要ではないかと思う。 そして、利用者も、民間の会社がやることだと言って黙って見ているだけでいいのか。公共交通の利便性を守っていくために、声を上げるべきなのではないだろうか。
ライター・宮原多可志 デイリー新潮編集部
新潮社
(転載貼り付け終わり)
【8】備蓄について5
農家の方と、コメの保存の相談をしました。
結果は、不可だったのですが、
米は、常温保存でも、大丈夫だそうです。よほどの高温・多湿でなければ。
農家にコネを作っておいて、
毎年、備蓄分を買いかえれば、良いのでは?
日ごろから、農家の方と、仲良くしておくのが、大事だと思いました。
【7】備蓄について4
①緑茶を、3パックずつ、買い増すことにしました。
②茶そばの安いのを見つけました。
すべて国産原材料。備蓄のうどんの買い替えを、これに切り替えます。
販売者 有限会社 葵フーズ(豊川市)。通販可。
③かぼちゃのカットを、一個分、買いました。冬の間、常温保存できるので。
JAの店のほうが、安いかもしれません。
④米は、個人では難しい部分もあるかもしれません。
農家、保存設備のある人と、仲良くして、その農家から買った備蓄米を、いくらかお金を出してでも、
冷蔵保存してもらえないか、相談することを考えています。
【6】備蓄について3
干しなつめ(無糖)を買ってみました。
種を漢方薬にするみたいで、これは副産物です。
また、かぼちゃの種(ロースト、無塩)を買ってみました。
どちらも、ロットの関係か、賞味期限は、短いです。
【5】備蓄について2
乾燥わかめを買ってみました。
値段のわりに「少ない」と思ったのですが、
湯や水で戻すと、10倍になります。
賞味期限は、それほど長くはありません。
【4】備蓄について
米の保存法、勉強してみます。
ありがとうございました。
私は、うどんの乾麺を買ってみました。
国産小麦使用で、安いのがありましたので。
そうめんは、何年か寝かせたほうがおいしいという話を思い出して、
賞味期限すぎてもいいかなと、大量購入してしまいました。
【3】マイナカード一体化に大量の反対署名…導入前の説明は「持ち歩き禁止」だったのに「紛失したらどうする?」の声
(転載貼り付け始め)
マイナカード一体化に大量の反対署名…導入前の説明は「持ち歩き禁止」だったのに「紛失したらどうする?」の声
10/15(土) 6:01配信
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SmartFLASH
「マイナンバーカードはいわばパスポートの役割を果たす」と、河野太郎デジタル相はカード普及に意欲を示すが…(写真・つのだよしお/アフロ)
10月13日、河野太郎デジタル相が、現行の健康保険証を2024年秋にも廃止し、マイナンバーカードと一体化することを正式に発表した。カードに運転免許証の機能を持たせることも検討している。なお、免許証自体は廃止されない見込みだ。
【画像あり】河野デジタル相はカード普及に意欲を示す
しかし、任意のはずのカード取得が事実上義務化されることへの反発は根強い。マイナンバーが導入されるにあたって、当初は「番号を他人に知られないよう、通知カードは大切に保管しなければならない」と案内されていたからだ。
ネット上には、政府の方針転換に対して違和感を表明する声が相次いだ。
《当初は、マイナンバーは人に絶対見られないように厳重管理、というのが建前だったのに(会社内では金庫にて保管とか言われてた)、そんなに簡単にカード持ち歩く方向でいいのか》
《そもそも「他人には番号を絶対に知られないように、見せないように、厳重に保管するように」とされていたはずのマイナンバー。運転免許証や健康保険証と一体化したら、もはや秘密でもなんでもなくなる》
《個人情報を持ち歩くようになり、いつどんな時でも紛失やトラブルが発生するリスクが高いし、今の政府に全く信用できないから、マイナンバーカード一本化絶対反対。今の保険証で充分》
2016年1月1日からスタートした「マイナンバー制度」は、日本の全住民に12ケタの個人番号を割り当てて、複数の行政機関が個人情報を管理する制度だ。
「マイナンバーは、従来の個人情報とは異なる『特定個人情報』とされ、改めてマイナンバー法が制定されました。
そして、個人情報を外部に提供した事業者には『4年以下の懲役』または『200万円以下の罰金』、業務上知り得た個人情報を漏えい・盗用した場合は『3年以下の懲役』または『150万円以下の罰金』が科されます。
マイナンバーの不正流出や漏えいについては、個人情報保護法よりさらに重い罰則が科せられることになったのです」(週刊誌記者)
情報漏えいに対する危機意識を持たせるために、マイナンバー導入時には、企業の従業員教育も徹底された。従業員のマイナンバーを収集・管理する場合、マイナンバーを紙ベースで管理し、それを施錠できる金庫などで物理的に保管する方法が取られた。
現在、デジタル庁はホームページなどで、カード紛失時はコールセンターですぐに利用停止できることや、カードのICチップ部分に税や年金などの個人情報が記載されていないこと、マイナンバーを見られても悪用は困難なことなどをあげ、「持ち歩いても大丈夫」と安全性をアピールしている。
だが、こうした政府の “180度の方針転換” に対し、不信感が噴出している。たとえば、全国労働組合総連合(全労連)が署名サイト「Change.org」で一本化に反対する署名を募集開始したところ、 開始からわずか1日で7万8000超(10月14日19時時点)の署名が集まった。
河野デジタル相は、記者会見で、「デジタル社会を新しく作っていくため、マイナンバーカードはいわばパスポートの役割を果たす」とカード普及に意欲を示したが、実施まであと2年。はたしてうまく一体化を成し遂げることができるだろうか。
(転載貼り付け終わり)
【2】シェールガス:水道の蛇口から炎がでた。
まさに「水を汚したら終わりだ。」
水の健康学 藤田紘一郎著
(貼り付け開始)
いのちの水を求めて
私はかつて三日三晩飲与食わずの状態で海上を漂流したことがある。インドネシアのアンボ
ンという街からブル島へ、インドネシア軍が使っていた陸軍上陸用舟艇を借りて渡ろうとしたの
だが、暴風雨にあって方向がわからなくなってしまったのだ。
アイスボックスにはビールやジュースがたくさん入っていたのだが、水はなかった。しかし、
そのとき欲しいものは「ただの水」だったのだ。
人間が生きていくうえで、水は絶対に欠かせない。食べ物がなくても数日から数週間は生きら
れるが、数日水をきらしたら、脱水症状を起こして死んでしまう。体内に含まれている水のうち、
体重のたった一〇パーセントが失われただけでも、人間のからだは危機的状態に陥り、二〇パーセントを失うと死亡する。
私が遭難しだ当時、インドネシアには現在のようにミネラルウォーターのペットボトルなどは
なく、生水はとても安心して飲めるものではなかった。大部分が多量の大腸菌で汚染されていた
ため、カンに入ったビールやジュースが安全な飲みものだったのである。
しかし、遭難時にはビールやジュースはほとんど役に立たないことがわかった。空腹状態のと
きはジュースはおいしかったのだが、ビールはだめだった。それでも水分補給のために飲んだが、
かえって 「ただの水」が欲しくなり、暴風雨で揺れる舟のなかを、飲み水を求めてよろよろとさまよったのである。
インドネシア人の同乗者も、自分だちがもってきた水をすでに飲み尽していた。私は気分がわるくなって何度も吐いてしまったが、そうすると、余計、「ただの水」が欲しくなった。人間はギリギリの状況に置かれると、ほしいものは水だけなのだという貴重な経験であった。
食べ物は一〇日間以上まったくとらなくても皮下脂肪などを消費しながら生きていけるが、水を一滴も飲めないと、細胞外液の濃度が高くなり、浸透圧の関係で、水分が細胞から引き出され脱水状潜となる。ちょうど塩をかけられたナメクジと同じ状態になってしまうのだ。
人間のからだからは一日約二・五リットルの水が排泄される。尿や大便として一・五リットル、
吐く息から〇・五リットル、皮膚から蒸発している水が〇・五リットルである。
そのため、私たちは飲み水で一リットル、食べ物に含まれている水分で一リットル、体内でタンパク質や炭水化物、脂肪などが燃えて出る水分〇・五リットルで補給しているのである。
こうしてバランスをとっているが、健康のためには、水やお茶をもう少し飲んで、やや多めに水分を補給しておくのがいいようだ。
軽く汗をかくような運動をした場合には、一リットルの水が失われる。真夏に激しいスポーツをすれば、なんと一〇リットルの水分を流すこともある。
このように、私のインドネシアでの遭難は大変危険なものだったのである。人間は何もしなくても 一・五リットルの水分が失われるという。体重の二〇パーセントを失うと死亡してしまうのだがら、当時、体重七〇キロだった私は、一四リットルを失うと、つまり九日間で生命が危うかったのだ。
インドネシアの海上では非常に蒸し暑い状況が続いていたので、もう少し遭雉が長びいていたら、私は水不足のためにいのちを失っていたかもしれない。
(貼り付け終わり)
【1】真剣に備蓄を考える
災害や有事に備え、可能な限りの個人備蓄を考えていきたいと思います。
学問道場の趣旨とは異なるかもしれませんが、副島先生も備蓄を実践されているということで、自分も真面目に検討・実行していきたいと考えています。
他の会員の方の情報も提供していただけると有り難いです。
(1)米(副島隆彦著「個人備蓄の時代」P173・P180参照)
「備えるJP」というサイトに、「無酸素保存による米の長期備蓄方法」として具体的な方法が示されています。
http://sonaeru.jp/provision/report/p-18/
「脱酸素剤」と「ガスバリア袋」が要るようです。
個人では、機材がある人を除き、米の無酸素化による保存はなかなか難しいし、時間も無いです。そこで、思いつくのが、登山・キャンプ用のアルファ米。
以前のものは、不味くて食べられなかったが、最近のものは相当、味も改善されています。
若干、値が張るのが欠点ですが、水さえあれば食料として復活するので有り難い存在です。また、緑茶で還元したアルファ米もなかなか美味です。
アルファ米以外で、ここ数ヶ月、無いかと探していたところ見つけたのがこれ。
「米クラフト」の「備蓄米(冬眠米)」。
http://www.komecraft.com/cathand/list-18210-29789-0-0.html
「炭酸ガス封入密着包装法」で米を袋詰めし、冬眠状態にしたものです。
無酸素なので、虫も湧かず、5年間保存可能とのこと。
これも若干、値が張るのが欠点です。また、アルファ米に比べると「炊飯」が必要です。
(2)梅干し(副島隆彦著「個人備蓄の時代」P33参照)
梅干しは、自分で漬けてみればわかりますが、「黴(かび)」との戦いです。
長期保存するには黴を防ぐ必要が有り、そのためには出来るだけ塩分濃度が高く、無添加で、雑菌の進入を防ぐ必要があります。
個人で梅漬けを実践してみて、長期間にわたって黴の発生が無い状態を維持するのは甚だ困難であると思い知ったので、やむなく市販の梅干しを購入することにしました。
「無添加 梅干し」で検索しても、成分表示には、塩以外のもの(例、蜂蜜)が添加されている場合があるので注意が必要です。
これも数ヶ月間掛かって探し当てたのがこれです。
「ほりぐち農園」の「災害用非常食 梅干し」。
紀州南高梅で5年保存可能とのことです。
http://www.ume-nouka.jp/umeboshi/hijou-shoku-umeboshi.html
但し、自分で5年保存の実験を行ったわけではないので、5年後に本当に難無く食べられるか否かは現時点では不明です。
(3)太陽光発電と蓄電池(副島隆彦著「個人備蓄の時代」P66参照)
自力で独立した太陽光発電と「蓄電」を行うのであれば、良い本が有ります。
角川浩 著 「停電・アウトドア対応 独立型太陽光発電と家庭蓄電」
この本に掲載されているシステムを自作できれば、高いリチウム電池を購入しなくても、ある程度実用性の有る太陽光発電&蓄電システムを独立して約40万円程度で設置出来ます。
自分の場合、現在、この本を読み込み研究しているところです。
設置場所と、時間・労力の確保が目下の課題です。
まさしく、リバータリアン的な視点で書かれた本だと思います。
(4)太陽熱温水器(副島隆彦著「個人備蓄の時代」P47参照)
規模や諸条件によっても異なりますが、新潟を拠点とする某ホームセンターのリフォーム工事による設置なら、20万円~35万円程度で設置できるようです。(私も、見積もりは取ってみました。)
(5)各種アウトドア道具
各種避難道具には、アウトドア道具が使えると思いますが、「村上宣寛」氏の書物がとても参考になります。「野宿大全」・「アウトドア道具考」などです。 メーカー側ではなく、ユーザー側からの視点で書かれているため、他のアウトドア誌では読めない内容が凝縮されています。但し、ユーザーサイドからストレートに書きすぎてスポンサーが付かなかったのか(?)、絶版になっている本が多く、図書館の本や中古本を探さざるをえない状況にあります。
この人もリバータリアン的視点だと思います。
(続)