今度は、前橋市長か。ジェンダー論からの分析が欲しいところ。それより、小室学はやっぱりすごい。

伊藤 投稿日:2025/09/26 16:30

伊藤睦月です。本日は2025年9月26日です。

 前回の伊東市長(静岡県)に続き、今度は、前橋市長(群馬県)の言動が、TVワイドショーをにぎわせている。次から次とよく出てくるねー。以前述べたように、いくら騒がれても、市政に停滞はない。(停滞できないように、仕組みができている)だから、市民生活に影響はほとんどない。だから無関心でもかまわないのだが、どーでもよい正義感あふれる人たちの暇つぶしになっているようだ。苦情の電話など、通話記録が残るのにね。不用心だな。私などは、用心してしまう。臆病者だからね。

 ところで、女性からみが続いていることが少し気になる。何かの予兆なのか。ジェンダー論からみて、なにか問題はないのか。詳しい方の分析がほしいところ。

 それは、ともかく、さきほど「新装版 小室直樹の学問と思想」を、30年ぶりに読み返し、読了した。。今更ながら、そのすごさに今更ながら、ため息をついている。自分の知見だと思っていたら、大半は、小室学の知見であったことに、気づかされる。副島本と並び、「私の古典」だな。間違いなく。橋爪大三郎と副島隆彦、当代一流の知識人によって、小室学のエッセンス、それは、現代社会科学の精華でもあるが、をこれでもか。とかみ砕いて教えてくれている。この本を一読して、さらに、社会科学の専門書に進まれる、若い人は幸運であろう。

 特に刺さったのは、「第3章 小室学ー田中角栄問題と日本・中国・韓国分析」。この章の「田中角栄」を「ドナルドトランプ」と読み替えると、何となく、腑に落ちる。日米のポピュリスト比較。なんて、面白いですよ。背筋伸びるけど。

以上、伊藤睦月記