ブレイク:兵庫県知事選の感想(2)

伊藤 投稿日:2024/11/28 10:36

 伊藤睦月です。当掲示板(21)で、私は、選挙が終わると何事もなかったかのように、推移するだろう、という感想を述べた。しかし、依然としてメディアが騒いでいる。私は、主にテレビからの情報しかもっていないが、感想の続きを述べる。こうやって書いてしまえば、「アタリマエ」ことで新鮮味はないかもしれないが、行政とは日々の営みのひとつだから、退屈なもので、我々一般ピーポー(貧乏人)にとっては、大事なことだろう。

(1)行政は、日常に戻っている。選挙はお祭りのようなもので、公務員でも、特別職(副知事)とかそれに近いお偉いさん(部長とか局長。この職階の意味合いや、違いについては、当掲示板ですでに説明しています)を除いては、選挙期間中でも、日常業務は粛々と続いています。そうしないと、クレームがくる。下っ端公務員にとっては、こっちの方が大事。ただ、選挙時期が4月とか人事異動時期が近いと少し、ざわつく人も出てくるが、今は人事異動の時期ではないので、それもない。ちなみに、役人の人事異動の喜怒哀楽については、大河ドラマ「光る君へ」にでてくる「除目」がその雰囲気をよく伝えている。現在も何ら変わりはない。

(2)結構、身内かから刺されている。今回もPR会社社長のSNS書き込みから始まった。あの業界の人って、みんなわきが甘いのか、それともわざとなのか。このことに関して、もっとも真相を知っていると思われる、NHK党や維新のトップのコメントが出てこないのが不思議。彼らの役回りは何だったんだろう。

(3)選挙関連法規に詳しい、実務経験のある現役もしくは元公務員がかなり入れ知恵している。あの公職選挙法の解釈は、ある意味セコイ、言いがかりで、いかにも公務員が言い出しそうな「いちゃもん」、公務員でない者、弁護士であっても、ああいうツッコミは即座に出てこないだろう。相当前から、準備されていたものかと思われる。そういう「シナリオライター」はだれなんやろ。

(4)私は、この兵庫県知事選の「空騒ぎ」は、大きくは、「政界、官界における、ムーニー退治」が国レベルから、地方レベルへと波及してきた、ということなのだろう。とくに地方公務員の実務者レベルでは、創価学会関係者と部落解放同盟関係者が結構いて、その人たちがいわば「新参者」である、ムーニー関係者を排除する動きをみせても、驚くべきことではない。これは、従来の「既得権益層」にとっても悪いは話ではない。

(5)このような動きは、決して国、地方レベルいずれも、報道されたりすることないし、SNSでも「真実」が書き込まれることはない。もしそのような書き込みがあったら、なにか「背景」を疑ったほうがよい。

(6)この兵庫県の空騒ぎも、年内でフェードアウトするだろう。我々一般ピーポーにとっては。「壁シリーズ」の方が大事だし、戦争もなんとなく不安だ。こちらの方が大事だ。と、思わされるようなキャンペーン