DS(ディープステート)という言葉の意味が日本中で通用していることが確認できたので、今日はまことにめでたい日である。

かたせ2号 投稿日:2022/05/19 20:43

かたせ2号です。

本日(2022年5月19日)の京都新聞から、ある記事をご紹介します。

京都新聞サイトから。
記事名:観光大使はウクライナ侵攻で物議醸した元外交官(馬渕睦夫さん) 任命した京都府南丹市「問題ない」
2022年5月19日配信
https://nordot.app/899799178700128256?c=39546741839462401

(引用開始)
ロシアによるウクライナ侵攻に関連して「陰謀論」との指摘もある言説を展開している元外交官を、京都府南丹市は2022年5月18日までに「文化観光大使」に任命した。市は「問題ない」とするが、識者は「市民を陰謀論に誘導する恐れもある」と指摘する。
 文化観光大使は、市ゆかりの人を通してまちの魅力をPRする目的で、2022年4月からスタート。著名人や芸能人ら9人を選び、2年間委嘱し、大使の名刺を持って活動してもらう。
 元外交官は同市八木町出身の馬渕睦夫さん。1968年に外務省に入り、ウクライナやキューバ大使などを歴任し、2019年には市の名誉市民にも選ばれている。「ディープステート 世界を操るのは誰か」など、多数の著作を持ち、インターネット上で自説を語る動画の一部は計10万回を超える視聴数を誇る。
以前から世界を陰で操る勢力・ディープステート(DS)が存在するとの持論を持ち、ウクライナ侵攻にも関わっていると主張する。侵攻直前に収録された2月下旬の動画では「反プーチン勢力にウクライナは乗っ取られた」とし、プーチン大統領が侵攻せざるを得ないように仕向けていると説明している。
 陰謀論に詳しい評論家古谷経衡さんは「根拠は何一つなく、DSは存在しない。(陰謀論が流布すると)間違った考えを一部に植え付け、一部が過激化する。委嘱は取りやめるべきだ」と、観光大使任命の影響を危惧する。
 市は市役所に募金箱を置くなどウクライナ支援の意志を示している。山内守副市長は「馬渕さんは市民が世界で活躍する道しるべとなった人。観光大使に適任で、委嘱を取りやめる考えはない」とする。
 京都新聞社は市を通じて馬渕さんに取材を申し込んだが、「取材には対応していない」と回答した。
(引用終わり)

かたせ2号です。
以下の2点、感想を述べます。

1.
記事中にある「世界を陰で操る勢力・ディープステート(DS)が存在する」という主張が、一般の日本人にも正しくその意味が認知されていることが確認できたので、まことにめでたい。
ドナルド=トランプは、2017年にアメリカ大統領に就任して、得体の知れない怪物退治の手始めとして、とりあえずその怪物に「ディープステート(DS)」という名前をつけてみたのである。その瞬間、その怪物(ディープステート、DS)は、「人間はそれに対して闘うすべもなく、ただおびえる以外になかった」存在から、「いくら手強い相手だと言え、いずれは撃ち斃すことの可能な獲物」に変化したのだ。
まことにめでたい。この業績があるからトランプはDSと本気で対決している人だと、かたせ2号には判定ができる。

2.
本日(2022年5月19日)の、重たい掲示板「[3400]定例会は無事、終わりました。ウクラナイ戦争。16本目。投稿者:副島隆彦先生」も合わせて読んで強く思ったこと。
今の世の中にあって一番むずかしいのは、人から偉く思われたい気持ち、人の上に立ちたい気持ち、そういう気持ちを捨てることです。
副島隆彦先生も上記記事の馬渕睦夫さんも、そういう気持ちを捨てておられることはわかるので、お二人とも偉い方たちだと思います。

以上