覇権アメ第4章の次は、第2章を読む。「建国の父」次世代の大統領3人について
伊藤睦月です。本日は2025年8月21日です。相変わらず、暑いね。前回までで「建国の父たち」を紹介したが、その次の世代の3人の大統領を紹介する。これで、7代。よそ様の国の大統領とはいえ、アメリカの小学校レベルなので、名前くらいは知っておいた方がよいと思う。
1)ジェームズ・モンローJames Monroe 1758-1831バージニア州選出。ジェファーソンの子分、地方分権派。モンロー宣言(最近では教書Doctrine、と高校教科書では表記されていることが多い)(1823年)で有名「西半球はもはやヨーロッパ植民地の対象ではない」地方分権派だが、ジョンアダムス政権時の国務長官や第5代大統領時代には、フロリダやルイジアナなど、連邦の拡大に貢献している。
2)ジョン・クインシー・アダムズJohn Quincy Adams 1767-1848 第6代大統領。ジェファーソンの流れをくむ民主共和党最後の大統領とよばれた。マサチューセッツ州名門アダムズ家の当主で、父親は、第2代大統領。おぼっちゃまくんらしく、ポトマック川を裸で泳ぐのが好きだったそう。内政よりも、外交、ということで、モンロー大統領の国務長官も務め、モンローとともに、合衆国の領土拡大に貢献した。(現在の合衆国の半分くらいを版図に入れた)
3)アンドリュー・ジャクソン Andrew Jackson 1767-1845初の民主党出身、 第7代大統領「オールドヒッコリー」、「アンドリュー1世」の愛称、「ジャクソニアンデモクラシー」、議会から初の不信任案、初の暗殺未遂事件を起こす。事績については、覇権アメに詳しい。後世のトランプ大統領まで、つながる、元祖ポピュリスト大統領。
4)高校世界史教科書では、ジャクソンの後は、リンカーンAbraham Lincoin 1809-1865 第16代大統領まで、話が飛ぶことになっている。この間は、奴隷制度廃止問題や先住民(インデアン)政策の変遷、合衆国の領土拡大の話が中心となる。
5)「マニフェスト・デストニー」(1845年ジョン・オサリバン)、「ゴールドラッシュ」(1848年)、「大陸横断鉄道の開通(フロンティアの消滅)」(1869年)は覚えておこう。そして「連邦派」と「地方分権派」の対立は、南北戦争Civil War1861-1865、でとりあえずの、頂点を迎える。(これにつては、ほかの副島本で学ぶことになる。)
とりあえず、ここまで。伊藤睦月記
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