第五列というコトバの出典を調べてみました。

かたせ2号 タゴサク 投稿日:2025/12/21 10:03

件名_第五列というコトバの出典を調べてみました。

かたせ2号です。本日は2025年12月21日(日)です。

さて、政治や戦争の世界には、「第五列」ということばがあって、
「味方のふりをして中に入り込んだ裏切り者」という意味に使われます。
ほぼほぼ 「偽旗」と同類のことばです。

このコトバの出典は、おそらく共産主義運動かなにかから出てきたのだろうと思ってたら、違ってました。
1930年代のスペイン内戦の最中(さなか)に飛び出したコトバでした。

以下、あるサイトの情報を引用します(一部情報を訂正・加筆)。

Origin of the term "Fifth column"
by inetymology

(引用、一部訂正、加筆を開始)
「第五列」という言葉は比較的新しいものです。
1930年代のスペイン内戦、あるいはむしろスペイン反革命の際に、フランコ軍が首都マドリードに進軍したとき、「第五列」というコトバが生まれました。
フランコ麾下の将軍の一人であるエミリオ・モラが
「マドリードは(我々4個軍団に加えて)第五列(Quinta Columna)によって占領される」と発言したことから広まった言葉で、敵に内応するスパイや協力者を指します。本来の軍隊(4個軍団)のほかに、内部から敵に味方する秘密の組織という意味で、第二次世界大戦中にも多用されました。
このイメージは人々の心に響きました。
この言葉は大成功を収め、世界中に広まりました。この言葉は世界のすべての言語に採用されました。
たとえば、ヒトラーの軍隊がヨーロッパの国々を征服し始めたとき、フランコ将軍の軍隊がマドリードに進軍したときのように、すでにそこにいた友好的な要素によって歓迎され、支援され、助けられているように見えたため、「第五列」という言葉がこれらの「敵の中にいる友人」に適用されたのはごく自然なことであり、しかも当然のことでした。
歴史の知識が世界にあまり広まっていないため、気づかれなかったことですが、この言葉は新しくても、それが示す社会現象や軍事現象はそれほど新しいものではありませんでした。あるいは、全く新しいものではなかったのです。
(引用、一部訂正、加筆終わり)

かたせ2号です。
以下、追記します。
「第五列(The Fifth Column)」とは、アーネスト・ヘミングウェイが1937年のスペイン内戦中に執筆した戯曲のタイトルでもあり、作品自体はマドリード攻防戦での反ファシスト活動を描き、「味方内部の敵」「内部の破壊者」を指す言葉(「第五列」)を有名にした作品です。ヘミングウェイはこの戯曲を通じて、戦争の現実とスパイ活動の緊張を描き、この「第五列」という言葉は第二次世界大戦中にも広く使われるようになりました。
ヘミングウェイが書いた唯一の戯曲で、日本語訳は、1970年代以前に出版された全集に収められています。

以上