日本古代史備忘録(3):私の立場を再確認する。属国日本史テーゼ
伊藤睦月です。只今、2024年11月10日(日)9時50分です。
以前も当掲示板でも表明したが、古代から現代までを貫く、私の歴史観について、改めて、表明しておく。下條氏のいう「定理」「公理」にようなものだ。しつこいようだけど、今後も折に触れて、繰り返すことになるだろう。
(1)副島テーゼ(仮称)※丸数字は伊藤付加。
『①日本は、本当はこの2000年の間、中国の歴代王朝・中華帝国の属国としての地位にあっ た。➁しかし表面上は、絶対に中国に屈服しないで、少なくとも政治的には対等であるというフリをして、➂痩せ我慢をしてきた国である。』(『英文法の謎を解く』1995年)
伊藤睦月です。この副島日本史の3テーゼ(仮称)の批判(非難ではない)、検証、実証、が、私の問題意識だ。残りのそんなに長くはない人生での、ライフワークといっても大げさではない。いわゆる副島学の範囲は広範で、その体系化を含め、全部は私の手に負えない。そこで、私の好きな歴史分野に絞ることに自分勝手に決めた。それでも広く、深すぎて溺れそうだけれども。
歴史分野においても、副島隆彦先生は、常に上書きしているから、フォローするだけでも大変だ。現時点では、公刊ベースでは、『副島隆彦の歴史再発掘』(2019年)が最新だから、これをベースにしよう。新刊が出れば、それを対象とする。
この本の、わずか40ページしかない古代史編『第6章 邪馬台国はどこにあったのか、最新の話題』が当面の対象だ。
今後議論の行方を見失いそうになったら、常にここに返ってくる。自分の立論でも、他人の批判でも同じことだ。
今後もそういうつもりで、投稿させていただくから、悪しからず。
以上、伊藤睦月拝