トランプが答え合わせをし始めた:イーロン・マスクは、トランプの「敵」である。

かたせ2号 投稿日:2022/07/11 20:57

かたせ2号です。
2022年7月8日、安倍晋三を「敵認定」したのに引き続き、
2022年7月9日、ドナルド・トランプがイーロン・マスクを「敵認定」した。

ブルームバーグのサイトから。
記事名:トランプ氏激怒、ツイッターの「腐った」買収合意でマスク氏を罵倒
2022年7月11日配信
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-07-10/RETH1LT0AFB401

(引用開始)
トランプ前米大統領は2022年7月9日にアラスカ州で開いた集会で、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の発言が矛盾しているとして、同氏への怒りをぶちまけた。
マスク氏が2022年6月にテキサス州で行われた下院議員補欠選挙まで、共和党候補に票を投じたことはなかったと最近述べたことにトランプ氏は言及。自分に対してマスク氏が言っていたことと食い違うと述べた。マスク氏が巨額でまとめた後に破棄したツイッター買収合意について、トランプ氏は「腐った」合意だと非難し、マスク氏を汚い言葉でののしった。
マスク氏は2024年の大統領選ではフロリダ州のドサンティス知事を支持する方向に傾いていると話している。ドサンティス氏が出馬した場合、トランプ氏にとっては共和党候補を巡る最強のライバルになり得る。ツイッターだけでも1億人以上のフォロワーがいるマスク氏が誰を支持するかは、大きな影響力を及ぼしかねない。
(引用終わり)

かたせ2号です。
いろんな記事がすでに出てきたので、「イーロン・マスク、この人は『違う』な」と大分予想がつくようになっていましたが、やっぱりそうでしたか。
2022年7月8日の安倍晋三「敵認定」に続いて、トランプが出した答えと合っていたので、ほっと一安心。(安倍晋三「敵認定」については、ふじむら掲示板[375]「ドナルド・トランプは、安倍晋三を「敵」であると認定していた。」(投稿日2022年7月10日)をご参照ください。)

続いて、私がイーロン・マスクについて「正解」できた根拠となる記事を、2つ、以下に記載します。よろしくご参照ください。

1.
明日のかたち、のNoteから
記事名:イーロン・マスクと世界経済フォーラムの関係について
2022年7月7日発信
https://note.com/np1j2/n/n58798aef200f

(引用開始)
「イーロン・マスクと世界経済フォーラム」
世界経済フォーラム(WEF)は、政界、経済界、学界、市民社会など、世界のリーダーたちが年に一度集まる会議です。スイスのリゾート地ダボスで開催され、今年(2022年)は1月17日から1月20日まで開催されました。
WEF の主要テーマは、国際社会に影響を及ぼす経済、社会、政治、技術のさまざまな問題を探るものでした。その中で最も話題になったのが、”第4次産業革命 “です。
イーロン・マスクがテスラやスペースXで取り組んでいることの大部分は、気候変動を遅らせ、自動化によって人間の労働力を減らすことで、地球の持続可能な未来を発展させることです。
WEFでのイーロン・マスクの講演の中から、興味深いものをいくつかご紹介します。
「イーロン・マスクのWEFでの講演の様子」
イーロン・マスクは、テスラ、スペースX、ソーラーシティ、ペイパルなどを創業したエンジニアであり起業家である。OpenAIの共同創業者でもある。WEFでは、いくつかのトピックについて、自身の経験や見解を語った。
イーロン・マスクは、WEFでの講演で、社会が協力して何らかの世界政府を作る必要があることを論じた。現在、気候変動や人工知能がもたらす課題に対処するためには、それが必要であると述べた。
また、「人類がポスト人類になると思うものはあるか」という質問に対しては、「我々がポスト人類になると思う。という質問には、”かなり面白い話ができると思う “と答えた。
また、現在の社会が直面している最も「緊急」な問題のひとつは何だと思うかという質問も受けた。イーロン・マスクはこの質問に対して、”Depends on what we call our reality. “と答えました。
今年の通称ダボス会議は、気候変動、世界貿易、デジタル化の議論が主流であった。しかし、エロマスクのスピーチは、ほとんどの人の関心を集めている。世界中から集まった3,000人の政財界のリーダーを前に、一人の起業家が人類のためのラディカルなプランを打ち出すことは、そうそうあることではないでしょう
「WEFでのElon Muskの講演から得られるもの」
世界はグローバリゼーションからハイパーローカリゼーションへと移行し、モノやサービスのグローバル市場への依存度は低下していくでしょう。
先進的な製造業とスマートなインフラを持つ国は、第4次産業革命で効果的に競争することができます。
人工知能、ロボット、3Dプリンター、ナノテクノロジー、バイオテクノロジーの出現は、2040年までにすべての人の生活に影響を及ぼすと思われます。
「結論」
・イーロン・マスクは、世界で最も影響力のある声優なのか?
・スイスのダボスで開催されたWEFでのマスクの講演では、まだ早すぎるかもしれないが、世界の将来像が示された。
・イーロン・マスクは、人類の未来は地球の終焉と密接に関係していると主張しています。だからこそ、持続可能なエネルギー源をつくり、環境と調和した生き方を模索する必要があるのです。
・イーロン・マスクはまた、ビジネスパーソンは差し迫った自動化の波に警戒すべきであり、それは社会に重大かつ広範な影響を及ぼすと考えています。
・”ロボットは私たちよりも何でもできるようになる。つまり、あなた方全員ですと、マスクは言いました。
・持続可能なエネルギー源に関するビジョンを実行する際、マスクは彼の論理の犠牲になった。カリフォルニア州フリーモントでは、テスラの工場が15時間労働で燃え尽き、労働者の疲労が著しいと報じられている。
・イーロン・マスクが今後どのような影響力を持つのか、しばらくはわからないかもしれませんが、すでにインパクトを与えていることは確かです。
・ここから何を取り上げるか。私の考えでは、イーロンはWEFと深く関わっている。この事実を知っておいてください。
(引用終わり)

2.
日テレのニュース記事(yahoo news経由)から。
記事名:「打倒プーチン」イーロン・マスク氏が提供 ウクライナの戦い支える「スターリンク」とは
2022年4月7日配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f210332e6eebbff56a48954b282fcec9115d7f3

(引用開始)
「世界長者番付」で初めてトップとなったイーロン・マスク氏は、今、ウクライナの生命線を支えています。マスク氏が提供する通信システム「スターリンク」とは…。
先月(2022年3月)14日、電気自動車・テスラCEOのイーロン・マスク氏は、次のような内容をツイートしました。
イーロン・マスク氏のツイッターより
「私はウラジーミル・プーチンに決闘を申し込む。懸けるのはウクライナだ!」

さらに、プーチン大統領を次のように挑発しました。
イーロン・マスク氏のツイッターより
「彼が恐れるなら私は左手だけで相手をしてもいい。私は左利きじゃないけどな」
マスク氏は、フォーブスが発表したことしの世界長者番付で、初の首位になりました。その資産は、2190億ドル(日本円で約27兆円)でした。ツイッター社の取締役への起用も明らかになりました。
“世界一の大富豪”のマスク氏も、通信システム「スターリンク」でウクライナの戦いを支えています。
ウクライナ国内では、インフラ施設が破壊され、通信障害が起きていましたが、衛星から直接電波を送ることで、インターネットなどの利用が復活したということです。このスターリンクは、イギリスのデイリー・テレグラフなどによると、監視や攻撃用のドローンにも使われているといいます。
支援のきっかけとなったのは、ウクライナ側からの次のようなツイートでした。
ウクライナ・フェドロフ副首相のツイッターより
「ウクライナにスターリンクでのインターネットを提供してください」
そのわずか10時間後、マスク氏は自身のツイッターで次のように発表しました。
イーロン・マスク氏のツイッターより
「ウクライナで“スターリンク”のサービスを開始した」
「打倒プーチン」を掲げ、スターリンクを提供したマスク氏に対し、ウクライナの空中偵察部隊「Aerorozvidka」は「イーロンありがとう。ウクライナに栄光あれ」と述べる動画をツイッターに公開しました。
(引用終わり)

以上