ウクライナ東部で「ジェノサイド」=ウクライナ大統領が危機感(2022年5月26日)

かたせ2号 投稿日:2022/05/31 06:56

かたせ2号です。
表題記事につき、分析します。ご参考ください。

<分析>
・久しぶりに「ジェノサイド」の言葉を聞いた。発信者はジョージ・ソロスだ。
・目的はブチャの事件の時と同様、EUにロシア産エネルギー輸出停止の圧力をかけること。
・ただしブチャのような「エビデンス」も提示できていない中での「ジェノサイド」表明なので、印象は薄い。それでも「ジェノサイド」をいまさらながらに表明せざるを得ないのは、ソロスが焦っているし、かつ、追い込まれている証拠。
・2022年5月26日までは、ゼレンスキーの言動を操っているのがソロスであることはこれで確認できた。キッシンジャーなら「ジェノサイド」という言葉は用いない。

<データの提示>
時事通信サイトから。
記事名:東部で「ジェノサイド」=ウクライナ大統領が危機感
2022年5月27日配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022052700983&g=int

(引用開始)
ウクライナのゼレンスキー大統領は2022年5月26日夜のビデオ演説で、ロシア軍が東部ルガンスク州のセベロドネツクなどで激しい攻撃を続けていることについて、同軍による「明白なジェノサイド(集団殺害)政策だ」と強い危機感を示した。
ゼレンスキー氏はこの中で、同州とドネツク州から成るドンバス地方の各都市について「人が住めない状況になり得る。ロシア軍は焼き尽くし、灰と化そうとしている」と指摘した。ドンバス地方の親ロシア派武装勢力は2022年5月27日、ドネツク州リマンを「完全に支配した」と主張した。
 ルガンスク州のガイダイ知事は2022年5月27日、セベロドネツクではロシア軍による2022年5月26日の攻撃で民間人少なくとも4人が死亡し、多数の家屋が破壊されたと述べた。セベロドネツクでは多くの市民が既に退避しているものの、一部は市内に取り残されている。
 ウクライナ軍が反攻を進める北東部ハリコフ州でもロシア軍の砲撃があった。シネグボフ州知事は2022年5月26日夜、生後5カ月の乳児を含む民間人9人が死亡したと明らかにした。ウクライナのメディアによれば、中部ドニプロでは2022年5月27日に軍の基地がミサイル攻撃に遭い、10人前後が死亡した。
また、ロシア軍が制圧した南東部マリウポリのアンドリュシェンコ市長顧問は2022年5月27日、市内でがれきの中から新たに約70人の遺体が発見されたと述べた。市民2万1000人以上の命が奪われたとされるマリウポリでは2022年5月24日にも地下室で約200人の遺体が見つかったと発表されるなど、大量殺害の痕跡が次々と明るみに出ている。
(引用終わり)

以上