わたしも、渡辺銀次さん(ドンデコルテ)の漫才「(街の)名物おじさん」みたいに、ピカピカと光って自転車で走ってみる。
件名_わたしも、渡辺銀次さん(ドンデコルテ)の漫才「(街の)名物おじさん」みたいに、ピカピカと光って自転車で走ってみる。
かたせ2号です。2026年1月7日の投稿。
2025年12月の「M-1」での渡辺銀次さん(ドンデコルテ)の漫才、
「(街の)名物おじさん」も大変、面白く、
あ、わたしも、銀次さんと同じく、
「街の名物オジサン界で初の、理屈で考えるタイプ」だなあ、とすごく納得ができた。
https://hansode5.com/dondecollete2025-2/
なので、このふじむら掲示板の中で、
「もうね、私全身にLEDを巻いて光る自転車で走ろうと思うんです」。
さて、いまから自転車を漕ぎ始める前に、一言だけ。
渡辺銀次(ドンデコルテ)さんへ。
わたしもあなたと同じく、「行ける選挙は全部行った!行けない時は期日前投票行ったよ!」。
だからあなたの魂の叫びは、わたし自身の魂の叫びにもなっているんですよ。
あんな晴れのM-1最終決戦の舞台で、あれだけ叫んでくれた、あなたには、感謝しかない。
世の中、まだまだ捨てたものではないですね。
どうもありがとう。
それでは、
以下、自転車のたちこぎ開始(投稿を開始)。
――――――
以下の日本語訳は、副島隆彦先生がすでに、提示済。
Positivism 人定主義 (実証主義ではなく)
Conspiracy theory 権力者共同謀議論 (陰謀論ではなく)
わたしは、戦後の日本の歴史、日本の現状および、以下に記載する佐藤優さんのマルクス思想解説記事に鑑みて、以下の日本語訳を提示してみる。
Anti Communism ストライキ(労働争議権)抑圧主義 (反共主義ではなく)
この国では、このように翻訳した方がよい。
要は、日本国憲法で保証されている労働争議権を、実質「なし」にしたい人たちが統治する国なんです、この国は。
ただし、さすがに、労働争議権を憲法から消し去る主張や言動はまずい(支持を集めない)から、
「反共思想」という旗印を隠れみのにして、統一教会と経団連と連合と松下政経塾が、大同団結しているだけさ。
彼らには、それなりの実利があるのですよ。
すなわち「労働者にストをさせない」。
これが日本における統治方針の根本にあります。
だから、日本人たちよ、
「目覚めるな!」
ソ連がすでに崩壊しているのに、日本で、いわゆる「反共思想」という大義名分が、時代から消え去らないで影響力を保持しているのには、それなりのきちんとした背景・根拠があるということだ。
だから、日本はいまでも、見事なAnti Communism国家だ。
でもね、これって、日本人全体にも受け入れる土壌というものがあります。
じゃないと、中曽根康弘首相の国鉄民営化以来約40年の、Anti Communism体制、ストライキ(労働争議権)抑圧主義体制が、粛々と継続できているわけがない。
そもそも、みなさん、
「権利を主張するとは、単に『わがまま』をいうことだ」という生活実感になってませんか?
「他人に迷惑をかけない範囲でなら権利を行使してよろしい。」
これが日本人のホンネ。だからストライキもできない、起こせない。
バカ野郎。
そんな、一世代前の、大日本帝国憲法にある「臣民の権利」みたいな感覚でいて、どうする?
権利を行使して戦っている人たちがいて、周囲にいるあなたたちが、反射的不利益(迷惑)を被る側にいるなら、あなたたちは、その迷惑を「受忍」しなさい。
それが、「権利」(right)というコトバの意味です。
あなたたちは、まだその内実、このコトバの意味をわかっていない。
「権利」という翻訳語ができて、すでに、一世紀半も経つのに、上の下線部にあるようなことすらわかってないから、
統一教会や、経団連や、連合や、松下政経塾出の政治家なんかに、ずっと舐められっぱなしなんだよ。
わかった?
そもそも「権利」という翻訳語ができあがったからと言って、日本人がその意味するところをわかったということにはならんのだよ。
翻訳語の意味をよくわからないのにありがたがっている、これを柳父章さんは、「翻訳語におけるカセット効果」と表現した。
<日本における翻訳造語――「カセット効果」について、を参照のこと。
ttps://nichibun.repo.nii.ac.jp/record/2722/files/kosh_026__123__121_125__123_127.pdf>(←最初のhを省いています)
だから日本人の62.5%(スマホ依存症の人たち)よりも多い割合で、
「権利とは、単なる『わがまま』のことだ」という生活実感から抜け出せていない。
裏から透かしてみれば、
「人に迷惑をかけない」という麗しい(うるわしい)徳目を「権利を行使する」より優先させている、ということ。
これが続くかぎり、日本人には、いままで通りの未来が続きます。
繰り返す。
権利を行使して戦っている人たちがいて、周囲にいるあなたたちが、反射的不利益(迷惑)を被る側にいるなら、あなたたちは、その迷惑を「受忍」しなさい。
それが、「権利」(right)というコトバの意味です。
さて、なんで、こんな、私の政治的信条(旧社会党左派支持)丸出しの投稿をしたかというと、以下の佐藤優さんの文章が、後押しをしてくれたからです。
記して感謝します。
佐藤優さんは、各思想の伝達者として、最高度の技能を持った方です。
マルクスの「資本論」の内容を、ここまで、現在の日本人に必要に応じる形でわかりやすく説明いただけたことは、大変に素晴らしいことだ。
この記事を読むと、ソ連がすでに崩壊しているのに、マルクス「資本論」の記載内容が、時代から消え去らないで影響力を保持しているのには、それなりのきちんとした背景・根拠があるということがよくわかる。
https://diamond.jp/articles/-/379103
記事名「なぜ儲かっても給料は増えないの?」佐藤優が明かす“根本原因”にぐうの音も出ない
佐藤 優: 作家、元外務省主任分析官
2025年12月29日 8:00
<引用開始>
頑張って働いても給料は上がらず、一部の職種だけが高収入を得ていく。この格差は、個々の努力不足や能力差ではなく、資本主義の構造そのものから生まれている。企業はなぜ儲かっても労働者に還元しないのか?気づかないうちに搾取される産業社会の構造を追う。※本稿は、作家の佐藤 優『愛国の罠』(ポプラ社)の一部を抜粋・編集したものです。
会社が儲かっていても従業員には還元されない
労働者が得る賃金は、会社が儲かったから多くなる、という仕組みにはなりません。なぜかというと、賃金とは、労働者の生活を成立させるためのお金だからです。
賃金は、基本的に3つの要素からできています。
1つ目は、労働者が翌月に働くエネルギーを蓄えるためのお金です。1人の労働者の衣食住を満たし、休日にちょっとしたレジャーをする。これは商品やサービスを市場で購入するときに必要なお金です。
2つ目は、子育てをするためのお金です。1人の労働者だけだと資本主義は1代で終わってしまいます。だから子どもを作り育てて、労働者として社会に出るまで養育する費用が必要です。これが2番目の要素です。
3つ目は資本主義で起こるイノベーションに対応するために自己教育をする、その教育のお金です。学習費用も賃金の一部なんですね。
こうした労働者一人ひとりが持つのは賃金です。これを放置しておくと、個別資本(編集部注/企業が保有する資本)は1つ目の要素ですら極力切り詰めようとしますし、2つ目、3つ目などにほとんど関心を持ちません。2つ目、3つ目を個別の資本にすべて任せてしまうと、資本主義が持続的に発展しなくなってしまいます。
国家主導の働き方改革は資本主義を壊さないため
そこで登場するのが「総資本」です。この総資本というのは、実際は国家の介入という形で出てきます。
たとえば日本では国家主導で働き方改革が行われて、労働時間の規制がされ始めましたね。
どうしてかというと、このまま働き過ぎると労働力の質が落ちると同時に、人々の生活における仕事の割合が大きくなりすぎて、特に若い人たちの出会いが少なくなってしまうからです。そうなると、結婚して子どもを産み育てる人が減ってしまい、持続的な発展が危ぶまれてしまうんですね。
つまり資本主義がつぶれてしまうっていう危機感です。
同じように子育て支援を政府があそこまでエネルギーをかけて行うのは、資本主義システムを持続させる上で必要だからです。
もちろん政策を主導している当事者は人道的な観点や、社会的正義のためにやっているっていう認識だと思います。でも構図からすると、これは資本主義の生き残りに貢献するものなんです。だから、その政策は後押しされるわけです。
政府のあらゆる施策は資本主義と密接に結びつく
今、教育無償化っていうのが大きな問題になっているでしょう。日本全体が貧しくなっていく中において、教育を無償化する形で教育の内容を高めていくと。
質を高めていかないと、日本の労働力の質が悪くなるからなんです。
でもそのためには、本当はもう少し中に踏み込んで、今のゆがんだ形での受験制度を直す必要があり、それを直すためには5科目全部の入試をすべての大学に入れないといけないと私は思うんだけどね。大学入試の出口のところで理系・文系をなくしておく。そうするとそれに合わせた受験体制になるから。まだそこのところが政治家たちには見えてないようですね。
話が広がってしまったので、一旦まとめましょう。
社会が段階的に発展して、我々が生きている現代は「産業社会」と呼ばれる段階にいます。産業社会では、資本主義システムが密接に結びついており、資本主義は肥大化する傾向がある。
そして、肥大化する資本主義システムにおいて、社会を維持・発展させるためには、教育や子育てといった制度を整える必要が生まれた。それができたのが、国家という「総資本」だったということなのです。
「国家と社会が一体化した時代」とはそういった時代なのです。
現代社会は労働力と賃金の交換でまわっている
そしてこの「国家と社会が一体化した時代」というものを、哲学者の柄谷行人さんは〈交換様式〉という別の形で表しています。
簡単に言うと、マルクスが生産力と生産関係で社会が発展していったという見方に対して、柄谷さんは社会がどのようなものを交換しあっているのかという視点から見ることで、システムを説明しようとしたんですね。
柄谷さんは大きく分けて4つの交換様式があるとしています。以下、簡単にまとめてみましょう。
A…「互酬」(贈与と返礼)
B…「服従と保護」(略奪と再分配)
C…「商品交換」(貨幣と商品)
D…「X」(Aの高次元での回復)
現代はA・B・Cの3つが混在して、キリスト教の三位一体(三一とも言います)みたいな――柄谷さんはこれについて三位一体とは言いませんが―― 一種の三位一体図式みたいなのが出来上がります。
労働者の賃上げ要求が通ることは理論上ありえない
Cの「商品交換」は、具体的には商品と貨幣による交換です。いわゆる資本制社会ですね。労働力が商品化されている社会です。
労働者を時給1200円で雇っている場合、お店自体は1時間あたり1200円以上儲かっているはずで、そこに搾取の関係があると。どうやら実際には、お店は1時間あたり2000円の儲けが出ているとしましょう。
その場合、労働者は雇い主である店主に向かって、「時給を1200円から1500円にあげてくれ。それでもあんたは500円儲かっているだろう」と言うことは自由です。でも、そんなことを言うような人は多分雇ってくれませんよね(笑)。
もちろん労働条件に不満があれば、そのお店を辞めて他のコンビニで働くこともできます。ただ、職場を選ぶことはできても、同じ地域で同じ業務内容では、大きく労働条件が変わることはないでしょう。
資本主義社会において「労働力が商品化」されている場合、労働力商品の値段はそれほど大きく変わることはありません。
少し話は変わりますが、どうしてコンサルと呼ばれる職業の人たちの年収は2000万円や3000万円といった、世間一般の基準から見て高所得と言われているのだと思いますか?
実はマルクスが『資本論』(編集部注/第1部1867年、第2部1885年、第3部1894年)で説明しています。
コンサルタントという仕事は、企業の経営が拡大するように戦略を立て、アドバイスをすることで対価を得ているわけです。
つまり、彼らは労働者であるにもかかわらず、下の式でいうところのM/Vの中で剰余価値率を大きくしようとするわけですね。
要するに資本のために貢献する労働者なんです。こういった機能を持つので賃金は上がっていくわけです。その労働者がいることによって、それ以上の利益が上がるわけですから。
それと、よく企業の管理職が、自分のことを経営者の一員だと思ってしまうのですが、それは部長職クラスだと大いなる勘違いです。彼らもプロレタリアートにすぎません。プロレタリアートだけど意識は資本家だっていう、それだけの話です。
資本家っていうのはボードに入ってる人たち以上のことです。
儲けた金の分配は資本家の間で行われる
労働者は商品化された自らの労働力を差し出して、賃金と交換します。その賃金は、会社の業績に応じて決まるものではありません。業績が決まる前、つまり生産する段階ですでに決まっているんです。
一人ひとりの労働者は弱いので、団結して組合をつくって資本家と交渉をするわけです。
マルクスは「資本家と労働者の間は、権利的に対等である」と言っていますが、「しかし権利的に対等であるところでは、暴力がその水準を決める」とも言っています。
つまり最終的には、背後にある力が決めるわけです。ストライキっていうのは、そういった意味で労働者が最後、働かないっていう形で抗議できる、非常に重要な方法なのです。
(引用終わり)
以上
