「DS側は、今後、ウクライナでロシア兵がレイプした、ということも主張できなくなった。」だけではすまなくなった。

かたせ2号 投稿日:2022/06/06 21:11

かたせ2号です。

田中宇の国際ニュース解説サイトから。
記事名:ロシアの優勢で一段落しているウクライナ
2022年6月4日
https://tanakanews.com/220604ukrain.htm

(一部引用開始)
ウクライナ戦争の米国側は、プロパガンダの分野でもインチキが横行している。ウクライナ政府のデニソバ人権監督官(Lyudmyla Denisova)は、露軍兵士がウクライナで市民を強姦したり性的に残虐な殺し方をしているといった話を、2022年4月の2週間に400件、米国側のマスコミに流し、米タイム誌などがさかんに喧伝した。だがその後、ウクライナのNGOが、露軍兵士に強姦された被害者たちの救援事業をやって米欧政府などから補助金や支援金を集めるため、デニソバ人権監督官の強姦話を一つずつ検証して被害者や家族など関係者に会っていこうとしたところ、具体的に検証していける話がなく、デニソバが話をでっち上げていたことがわかった。
(Ukraine Fires Own Human Rights Chief For Perpetuating Russian Troop ‘Systematic Rape’ Stories)
https://www.zerohedge.com/geopolitical/ukraine-fires-human-rights-chief-perpetuating-russian-troop-systematic-rape-stories
加えてデニソバは、ウクライナ政府からロシアに行って捕虜交換の話をまとめてこいと言われたのに西欧に行って休養していたことも発覚し、NGOからの抗議を受けてウクライナ議会が調査し、2022年5月31日にデニソバを罷免した。デニソバは辞めさせられたが、無根拠なのに無検証のまま報道したタイム誌など米国側マスコミは訂正記事も出さず、米欧日の多くの人がインチキな露軍強姦話を軽信したまま生きている。今回の戦争で米国側のプロパガンダづくりを担当している英諜報界がデニソバに入れ知恵した可能性があるが、デニソバがなぜ突然に大量の作り話をでっち上げて流布したのかも不明だ。
(Rape Allegations Against Russian Troops In Ukraine Were Fake)
https://www.moonofalabama.org/2022/05/rape-allegations-against-russian-troops-in-ukraine-were-fake.html
(Why Ukraine’s human rights chief Lyudmila Denisova was dismissed)
https://www.dw.com/en/why-ukraines-human-rights-chief-lyudmila-denisova-was-dismissed/a-62017920
(一部引用終わり)

かたせ2号です。次に、J satoさんのリツイートで知った、以下のツイートを紹介します。

世に倦む日日さんのツイート
2022年6月5日発信。
https://twitter.com/yoniumuhibi/status/1533319419270950912

(引用開始)
人権監察官リュドミラ・デニソワのでっち上げ事件。何でこれほど次々に捏造の告発をしたのか。たぶんアメリカのメディアから金をもらってたんですね。儲かるもんだから次から次へ。証拠がなくてもOKだったわけだ。裏で情報機関(MI6・CIA・SBU)も噛んでたんだろうけれど。
https://www.newsweek.com/lyudmila-denisova-ukraine-commissioner-human-rights-removed-russian-sexual-assault-claims-1711680
「ブチャの遺体300人埋葬」や「ホストメルで400人が行方不明」の情報も、発信元は人権監察官リュドミラ・デニソワだ。これもウソだった可能性が高い。「マリウポリで民間人5000人死亡」の情報もデニソワ発。ぜんぶ西側のメディアが真に受けて、真実として報道。(「人権監察官 リュドミラ・デニソワ」の検索結果:https://t.co/26cgvib5lc )
(引用終わり)

かたせ2号です。
以下、ウクライナの人権オンブズウーマンの「告発」記事を時系列で紹介します。これらすべての記事の信憑性が疑われる結果となりました。「ウソの内容をそのまま報道したんだな」と、普通は判断します。その報道範囲は、広範囲に及びます。もう取り返しがつかない状況です。

(1)
CNNサイトから。
記事名:ロシア軍から解放の女性捕虜、「拷問を受けていた」 ウクライナ当局者
2022年4月6日配信
https://www.cnn.co.jp/world/35185918.html

(引用開始)
(CNN) ウクライナ議会の人権担当者リュドミラ・デニソワ氏は2022年4月6日までに、ロシア軍の捕虜となっていた女性兵士15人が拘束中、「拷問や虐待を受けていた」と明らかにした。
女性15人は1日の捕虜交換で解放された兵士86人の中に含まれていた。
ロシア軍による拘束後、これらの女性はまずベラルーシに移送され、続けてロシア西部ブリャンスクの公判前収容施設に連行されて「拷問や脅し」を受けた。
デニソワ氏によると、女性捕虜は士気を砕くために男性の前で裸にされたり、スクワットや髪を切ることを強制されたり、尋問を受けたりした。ロシアのプロパガンダ動画撮影への協力を強要された人もいるという。
デニソワ氏はまた、ロシアの行動は捕虜の待遇に関するジュネーブ条約第13条の違反に当たるとも指摘した。同条約第13条には「捕虜は常に人道的に待遇しなければならない」との規定がある。
デニソワ氏はウクライナ侵攻に伴う人権侵害を調査する国連委員会や、欧州安全保障協力機構(OSCE)参加国によってモスクワメカニズムに基づき設立された専門家チームに対し、ウクライナ人戦争捕虜へのこうした人権侵害を調査するよう要請している。
これに先立ちデニソワ氏は2022年4月4日、ウクライナ人捕虜が拘束中に殴打や飢餓の強制、凍傷、脅迫を受けたと明らかにしていた。
(引用終わり)

(2)
ロイター記事。
記事名:ブチャの集団墓地、最大300人の遺体埋葬か=ウクライナ人権監察官
2022年4月6日配信
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-bucha-casualties-idJPKCN2LX1YG

(引用開始)
ウクライナの首都キーウ近郊ブチャの教会付近で見つかった集団墓地に、150─300人の遺体が埋葬されている可能性がある。ウクライナの人権オンブズウーマン、リュドミラ・デニソワ氏が2022年4月5日明らかにした。
ブチャなどではロシア軍撤退後、民間人とみられる遺体が多数発見されている。
デニソワ氏によると、遺体は当局によって収容され、検死などが行われているという。
(引用終わり)

(3)
ロイター記事
記事名:首都近郊のホストメルで400人超が行方不明=ウクライナ人権監察官
2022年4月7日配信

(引用開始)
ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊のホストメルで、ロシア軍の撤退後、400人以上の住民が行方不明になっていることが分かった。ウクライナの人権オンブズウーマン、リュドミラ・デニソワ氏が2022年4月6日明らかにした。
直接的な証拠は示さなかった。目撃者の情報や詳細も不明。
ロシア軍は2022年2月24日にウクライナ侵攻を開始後間もなく、ホストメルを占拠した。デニソワ氏によると、複数の人が殺害され所在不明との証言がある。
(引用終わり)

(4)
時事通信サイトから。
記事名:「少女ら25人に組織的暴行」 ロシア占領の首都周辺―ウクライナ
2022年4月13日配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022041300811&g=int

(引用開始)
ウクライナ最高会議(議会)の人権担当者デニソワ氏は、ロシア軍が占領中、北部キーウ(キエフ)州ブチャで「14~24歳の女性約25人が住宅の地下室1カ所に集められ、組織的に性暴力を受けていた」と説明した。英BBC放送(電子版)が2022年4月12日に伝えた。
「戦争犯罪」が指摘されるブチャではロシア軍の撤退後、これまでに400人以上の遺体が確認される一方、女性に対する暴力の実態も明らかになりつつある。
(引用終わり)

(5)
毎日新聞サイトから。
記事名:ロシア、ウクライナ市民118万人を強制連行か アメリカが非難
2022年5月10日配信
https://mainichi.jp/articles/20220510/k00/00m/030/296000c

(引用開始)
米国防総省のカービー報道官は2022年5月9日の記者会見で、ロシアが侵攻を続けるウクライナの市民を強制的にロシアへ連行している動きがあるとして「受け入れがたく、責任ある大国のすることではない」と非難した。強制連行の可能性はたびたび指摘され、118万人に上るとのウクライナ側の報告もあるが、露側は「自主的な避難」と否定している。
ウクライナ最高会議(国会)の人権オンブズマン、リュドミラ・デニソワ氏は2022年5月9日、フェイスブックに「20万人の子どもを含む118万5000人」がロシアに連行されたと投稿した。
(引用終わり)

(6)
産経ニュースサイトから。
記事名:露、子供12万人連れ去り ウクライナ主張
2022年5月10日配信

(引用開始)
ウクライナ最高会議の人権担当者デニソワ氏は、ロシア軍が侵攻以降、12万人以上の子どもを強制的に連れ去ったと述べた。複数の情報源の話として、フェイスブックに8日に投稿した。孤児を含む子どもを、ロシアが包囲攻撃を続けるウクライナ南東部マリウポリなどから親ロシア派支配地域を経由し、ロシア西部に強制的に連れ去られたとしている。
ロシアメディアによると、同国国防省は7日、ウクライナ側から65万8千人以上が「避難した」と発表。うち12万人以上が子どもだと説明した。
デニソワ氏は、多数の民間人が犠牲となった首都キーウ(キエフ)近郊ブチャで男女の子どもがロシア兵から性的暴行を受けたとも主張した。
(引用終わり)

以上