1970年に、笹川良一は胸をたたきながら『私は文鮮明の犬だ』と宣言した(報道特集、2022年7月30日)

かたせ2号 投稿日:2022/07/31 06:47

かたせ2号です。
表題の内容につき、以下の通り、ご報告します。

昨日(2022年7月30日)の夕方、TBSの地上波テレビ番組「報道特集」で、以下の情報が世間(テレビの情報しか信用しない大多数の日本人)にもたらされました。
すなわち、1970年に「国際勝共連合」のイベントで、笹川良一は胸をたたきながら『私は文(鮮明)氏の犬だ』と宣言したそうです。
この報道で、親父が「笹川良一の運転手」であった日本維新の会代表・松井一郎、および日本財団の一統(前身の日本船舶振興会を笹川良一が設立)が撃沈されました。

TBS NEWS DIGのサイト(YahooNews経由)から。
記事名:「我々は世界を支配できると思った」米・統一教会の元幹部が語った"選挙協力"と"高額報酬"の実態【報道特集】
2022年7月30日配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca1a233a3552197fb64d57be30cbbfdd7ee72e28

(引用開始)
アメリカ統一教会の元幹部が報道特集の取材に応じ、教団が政界に近づいた理由、そして政治家に多額の報酬を出していた実態などを証言した。
■『私は文(鮮明)氏の犬だ』
日本での献金はアメリカでの信者獲得にも使われたという。
1960年代から70年代にかけてアメリカ統一教会の政治部門の幹部だったアレン・ウッド氏。報道特集の取材に応じ、教団の実態を証言した。
アメリカ統一教会の元幹部アレン・ウッド氏
「文鮮明氏らは権力者たちを支配しようとしていました。信者に“組織が世界を牛耳っている”と信じ込ませるためです。そのために権力者たちのビデオを作成し、若者に見せるのです」
ウッド氏自身、脱会するまではこうした講演を通して洗脳されていったという。
1970年に日本武道館でおこなわれた統一教会と関連する政治団体「国際勝共連合」のイベント。ここでウッド氏は司会を務めた。日本からは右翼の大物・笹川良一氏も出席。ウッド氏は笹川氏の発言が忘れられないと話す。
アメリカ統一教会の元幹部アレン・ウッド氏
「彼(笹川)は胸をたたきながら『私は文(鮮明)氏の犬だ』と言いました。驚くべき発言でした。日本で最強の人物が自分を文氏の下に位置づけたのです。あの時、『我々は世界を支配できる』と思いました」
■岸元総理がレーガン大統領に送った親書には・・・
さらに、文鮮明氏と深い関係にあったのが、安倍晋三氏の祖父・岸信介元総理だという。1982年、韓国で行われた合同結婚式には岸元総理が祝電を送っていた。
岸元総理祝電代読
「天を中心にとした理想と信念のもとに指導し、教育しておられる。私が文鮮明先生を心より尊敬する所以であります」
これはその2年後の1984年、岸元総理がレーガン大統領に送った親書だ。
文書(岸信介)
「本日、大統領にお願いをしたいと思います。文(鮮明)尊師は現在、不当に収監されています。あなたのご協力のもと、何としてでも、一刻も早く、彼が不当な収監から解放されるよう、お願いいたします」
実は、この親書が出されたとき、文氏はアメリカで脱税の罪で収監されていた。岸元総理がレーガン大統領に文氏の釈放を依頼する内容だったのだ。
文書(岸信介)
「文尊師は、自由の思想を掲げ、共産主義の誤りを正すことに人生をかけている、誠実な男だと私は理解しております。彼の存在は、現在も将来も自由と民主主義の維持にとって、貴重で不可欠です」
■反共産主義を掲げると…
結果的には、釈放には至らなかったが8年後の1992年。文氏はアメリカでの実刑後、初めて来日した。
このときに政府に働きかけをしたのが、自民党の金丸信副総裁(当時)だったという。さらに来日中に、中曽根元総理と会談を行っていた。
中曽根康弘元総理
「あの人(文鮮明氏)は統一教会、あるいは昔の勝共というような関係で、むしろ共産圏の中へくさびを入れていくと。そして自由世界の空気、光を入れていくと。そういうような一貫した方針でやられたんではないかと思いますね」
アメリカ統一教会の元幹部アレン・ウッド氏は1970年代、ベトナム戦争の終結後、反共産主義を掲げることで教団の影響力が増したと話す。
中でも共和党との関係は…
アメリカ統一教会の元幹部アレン・ウッド氏
「レーガン大統領は教団の関連団体が発行するワシントン・タイムズを見せながら『私が読んでいる新聞はこれだけだ』と言いました。文氏がオーナーの新聞です。政治的プロパガンダのための新聞で、政界に入り込もうとしていました。共和党の政治家を取り込むという点では大いに成功しました」
傘下にある新聞で歴代大統領への支持を表明した。さらに選挙運動においては…
アメリカ統一教会の元幹部アレン・ウッド氏
「レーガン、ブッシュ親子、トランプ、その全員が統一教会の大々的な支援を受けました。信者が資金集めをし、全米各地で戸別訪問をして支持を広げました。父親のブッシュが『統一教会の信者等がいなければ、選挙での勝利はなかった』と発言していました」
■1回のスピーチで約1億3千万円
また大物政治家がイベントに出席したり、メッセージを送ったりする際には、多額の報酬が支払われていたことも証言した。
アメリカ統一教会の元幹部アレン・ウッド氏
「ブッシュが大統領の任期を終えて、韓国に講演に行ったときは1回のスピーチにつき100万ドル(約1億3千万円)を支払いました。レーガンにも1回100万ドル支払いました。これは凄いことです。なぜならこの金は洗脳されて奴隷となった若者たちから巻き上げたものだったからです」
去年(2021年)9月には、関連団体のイベントにトランプ前大統領もビデオメッセージを送るなど、共和党とのつながりは現在も続いているという。
選挙協力や多額の報酬によって日本やアメリカの政界とつながりを深めた旧統一教会。ウッド氏は…
アメリカ統一教会の元幹部アレン・ウッド氏
「(文氏は)イデオロギーで心を掴めなければ金で買収するんだと言っていました」
金平茂紀キャスター
「普通の教会ではない?」
アメリカ統一教会の元幹部アレン・ウッド氏
「教会ではありません。(統一教会は)政治団体であり、そのゴールは権力を握ることなのです。文氏は言いました。『今は自分にあらがう人も多いが、将来は自分の言葉がほとんど法律のようになるだろうと』」
(報道特集2022年7月30日放送)
(引用終わり)

以上