私の頭脳で、「哲学談義」はどうも・・・そしてまたまた余計なことを言ってしまった。(大汗)・・陳謝)
かたせ2号さんへ。素敵なレス、ありがとうございます。
私の哲学知識は、「覇権アメ」から派生したもので、あの本に出てくる、哲学者やその著作(日本語訳が出ているのに限る・・・汗)を読んでみては挫折し、の繰り返しで、30年ほど経過してしまいました。現在65歳、これでも見かけは50台に見えると、若い子たちにおだてられ、鼻の下を伸ばしています・・・。
私は西洋哲学は、大きくはプラトン系とアリストテレス系に分けられ、結局はそれに尽きる、と考えておりまして、(レオ・シュトラウスやコジューブの受け売り。しかも「覇権アメ」からの孫引き!トホホ)
それ以後の学説に接しても、結局はどっち系なのよ、で終わっている始末です。それで、別に実生活に支障ありませんねえ。
特にこの掲示板を見ている(かもしれない)若い人へ。まずは副島「覇権アメ」から、あの本に紹介している、文献から始めてみては。その場合、日本語訳でかまわないが、(自分はそれしか読めない・・・冷や汗)、原語じゃなくても、英訳版を読めば、日本語版より、理解しやすい、といった話はよく聞きます。
少し、脱線しますが、大正~昭和にかけて活動した、正宗白鳥(まさむね はくちょう)という作家がおりました。彼は、日本古文の「源氏物語」を読んでさっぱり意味が分からなかったそうです。そこで、英語版(ウェーりー訳)を読んでやっと意味が分かったそうで、仲間の小説家たちにも、勧めたとか。
だから、谷崎潤一郎や川端康成、永井荷風、横光利一、小林秀雄、といった戦前の作家たちで、英語が読める人たちは、みんなそうしたのでは。そして現代日本語を作り上げていったのでは、と想像しています。
年寄りの妄想かもしれませんが・・・
なお、英語訳としては、サイデンステッカー版もあって、日本語訳も出てたような。サイデンステッカーは、ドナルドキーンの同僚で、米軍の日本研究班にもいたそうな・・・(あくまでも私の記憶)
(追伸)守谷健二氏へ。
もう片意地張るのは辞めて、こちらの掲示板にいらっしゃっては。「重たい掲示板」へのこだわりもわかりますが、あの掲示板は副島先生の独壇場で、多少の思いで投稿されても、質量的に圧倒的な「副島津波」にのまれて、氏の「卓見」もそれがあったということさえ、わからなくなると思いますよ。これはときどき「重たい掲示板」になんか興奮のあまり、投稿して自沈している方々にもいえることです。
せっかく、「重掲」以外にもたくさんの掲示板を用意していただいているのだから、それらを活用しない手はないと思いますよ。
また、余計なことを言って嫌われたかな。
気に障ったらごめんなさい!
伊藤睦月拝