山上徹也の手紙について解釈を加える。

かたせ2号 投稿日:2022/07/18 11:27

<最初に>
かたせ2号です。

私は、以下の3つの事実を重要視しています。
(1)安倍晋三襲撃事件が起きたときのあまりにも不自然な状況。
(2)襲撃事件の翌日(2022年7月9日)のすべての全国紙および地方紙で起こった「一面見出し文言の『安倍元首相撃たれ死亡』への完全統一」。
https://twitter.com/GOD_KAZUKI/status/1545840569175355393/photo/1
(3)2022年7月13日に、安倍晋三応援団の自民党参議院議員、片山さつきが後輩の警察庁長官に、奈良県警のマスコミのリーク内容に介入するよう圧力をかけたこと。
片山さつきのツイートから(2022年7月13日)。
https://twitter.com/katayama_s/status/1547149539055833088
(引用開始)
警察庁長官に「奈良県警の情報の出し方等万般、警察庁本庁でしっかりチェックを」と慎重に要請致しました。これ以上の詳細は申せない点ご理解を。霞ヶ関を肌で理解する者同士の会話です。皆様の感じられた懸念は十分伝わっています。組織に完璧はありませんが、国益を損なう事はあってはなりません。
(引用終わり)

かたせ2号です。上記にもとづき、私は以下の見立てをします。
(1)安倍晋三襲撃事件を契機に、現在の日本は、「統一教会および統一教会に近い関係を持つ政治家を日本から排除するチーム」が制圧した。「CIA側」と名付けておく。
(2)(1)の事実に、「参政党等の活動を通じて、統一教会の影響力を維持・増大させるチーム」は、2022年7月12日までは、全く気づいていなかった。「統一教会派」と名付けておく。こちらの側に片山さつきが所属する。
(3)現在は、「CIA側」がどんどんと先手を打って「統一教会派」を圧倒している。
(4)「CIA側」は、日本国民を「統一教会潰し」の方向に誘導する一方で、「CIA側」の存在をほのめかすような、何か違和感が残る、様々なヒントを残している。

では、上記の見立てを前提に、2022年7月17日に公表された、山上徹也の手紙を以下の通り、解釈します。
(なお、山上徹也の手紙の文言そのものは、本投稿の最後に記載しておきます)

<山上徹也の手紙の解釈>

1.
この手紙は、「CIA側」作成による謀略文書である。

2.
この手紙は「安倍晋三が統一教会の正式な信者にはなっていない」事実を正確に把握できている勢力の作成による。普通の日本国民には、そこまではわからない。

3.
一番重要なのは、手紙の最後にある、「安倍の死がもたらす政治的意味、 結果、最早それを考える余裕は私にはありません。」
これは、片山さつきが憂慮する「国益を損なう」事態が起きることの予告状である。すなわち、これから、統一教会と深い関係のあった政治家たちが追放されることの通知である。
ちなみに報道によれば、この手紙の存在に手紙の宛先の方が気付いたのは「うかつにも」2022年7月13日。報道より引用「男性はブログで家庭連合への批判を展開しており、自宅ポストに封筒が届いたことには2022年7月13日に気付いたという。」
片山さつきさんへ。
この日付(7月13日)は、あなたへのメッセージです。あなたの2022年7月13日のツイートを読んで、それに対して「CIA側」からのご返事をしているのですよ、という意味です。確かに、きちんとした回答になっていると思いませんか?
あわせて、「自宅ポストに封筒が届いたことには2022年7月13日に気付いたという。」は「『CIA側』の動きがあることには、片山さつきをはじめとする『統一教会派』が2022年7月13日に気付いた」という意味も含ませていると思いますよ。
事件から5日も経ってやっと気付いたのか、と嘲笑しているんですよ。
まあ、これを「陰謀論」だと否定してもしなくても、どちらでもよいです。あなたたちの今後の運命は、すでに「予定」されていますから。

4.
次に重要なのは、
「苦々しくは思っていましたが、安倍は本来の敵ではないのです。あくまでも現実世界で最も影響力のある統一教会シンパの一人に過ぎません。」
ここは、「統一教会派」の主張に有利なように見えるので、解釈が難しいところだ。なぜこんなことをあえて書いたか?
実際に、「統一教会派」がこの文言を引用して反撃を試みている。
これは、「現実世界で最も影響力のある統一教会シンパの一人」という表現があって、結局この表現から、ある一定の判断をするように、日本国民が導かれる仕掛けになっている。
すなわち、この手紙が話題になった昨日(2022年7月17日)の一日前(2022年7月16日)に日刊ゲンダイが、「旧統一教会と『関係アリ』国会議員リスト入手! 歴代政権の重要ポスト経験者が34人も」という記事を配信している。前日のこの情報とセットにして読むと、安倍晋三と統一教会との関係を不問にしてよい、と判断する日本国民はゼロになるはずだ。すなわち、「統一教会シンパの一人に過ぎ」なくても、非難されるべきである、という判断に導かれる。
このように日本国民の判断を誘導できる状況をきちんと確保した上で、「苦々しくは思っていましたが、安倍は本来の敵ではないのです。」と安倍晋三を一見非難していない表現で書けば、さらにその主張の信用度が増し、日本国民は受け入れやすくなる。だから、この手紙の公表は、7月16日の翌日、7月17日でなければいけなかったのだ。

5.
この手紙を読めばわかるが、きちんとした冷静かつ公平な自己分析になっている。
精神鑑定を受けないといけないような人ではないとわかる。
これにより、これまでマスコミに報道された山上徹也の自供内容(主張)が、より信用度を増す。
翌日、2022年7月18日現在の、日本の「世間」(「空気」ともいう)は、こう考えている。
・確かに、山上徹也が殺人の罪を犯したことは悪いが、その動機として主張している内容/評価には、全く間違いがない。
・ここまで日本の政治が統一教会に汚染されている以上、たとえ、統一教会の信者でなくても、統一教会のシンパであれば、その政治家やテレビタレントは非難されるべきである。

かたせ2号です。
「CIA側」はここまで歩を進めました。
「統一教会派」のみなさん、これからどうなさいます?
もうそろそろ「CIA側」の存在を認めてかからないと、なんか、やばくないですか?

以上で、山上徹也の手紙の解釈を終わります。

最後に、昨日、2022年7月17日に、日本全国で話題となった、山上徹也の手紙を引用します。

<山上徹也の手紙>
https://anond.hatelabo.jp/20220717125418

(引用開始)
■殿
ご無沙汰しております。
「まだ足りない」 として貴殿のブログに書き込んでどれぐらい経つでしょうか。
私は 「喉から手が出るほど銃が欲しい」 と書きましたがあの時からこれまで、 銃の入手に費やして参りました。
その様はまるで生活の全てを偽救世主のために投げ打つ統一教会員、方向は真逆でも、よく似たものでもありました。
私と統一教会の因縁は約30年前に遡ります。
母の入信から億を超える金銭の浪費、 家庭崩壊、 破産…
この経過と共に私の10代は過ぎ去りました。
その間の経験は私の一生を歪ませ続けたと言って過言ではありません。
個人が自分の人格と人生を形作っていくその過程、私にとってそれは、親が子を、 家族を、 何とも思わない故に吐ける嘘、止める術のない確信に満ちた悪行、故に終わる事のない衝突、 その先にある破壊。世界中の金と女は本来全て自分のものだと疑わず、その現実化に手段も結果も問わない自称現人神。私はそのような人間、それを現実に神と崇める集団、 それが存在する社会、それらを「人類の恥」 と書きましたが、 今もそれは変わりません。
苦々しくは思っていましたが、 安倍は本来の敵ではないのです。
あくまでも現実世界で最も影響力のある統一教会シンパの一人に過ぎません。
文一族を皆殺しにしたくとも、 私にはそれが不可能な事は分かっています。
分裂には一挙に叩くのが難しいという側面もあるのです。
現実に可能な範囲として韓鶴子本人、無理なら少なくとも文の血族の一人には死んでもらうつもりでしたが鶴子やその娘が死ねば3男と7男が喜ぶのか或いは統一教会が再び結集するのか、どちらにしても私の目的には沿わないのです。
安倍の死がもたらす政治的意味、 結果、最早それを考える余裕は私にはありません。
(引用終わり)

以上