古事記論争における守谷氏への批判について
会員2054です。伊藤氏は入院するとはお聞きしておりましたが、しばらく投稿がありませんでしたので、心配しておりました。無事に戻られたようで、お元気そうで何よりです。
古事記論争に関する守谷氏への批判について、今回、伊藤氏に意見しようと思います。伊藤氏は守谷氏の勉強不足であると随分と批判していますが、勉強不足の根拠は明示されておらず、単に憶測で勉強不足と「決めつけた」としか読めません。
守谷氏が大野説を根拠に古事記本物説を述べられていることを批判していますが、伊藤氏の説明(長い!)を読んでも、大野説が覆るほどの論拠は見当たりません。それでは守谷氏が勉強不足と断言できる証明力が足りません。
守谷氏に「あれは知っているか?これは知っているか?かくかくこの情報からすれば、貴殿の見解は誤りがありませんか?」と、確認したうえで、守谷氏の不明が明らかになるのであれば話は別です。
しかし、伊藤氏は何ら守谷氏に確認していません。守谷氏が何を知り、何を知らないのか、この一連の投稿だけで理解することはできないように思います。
それに、守谷氏が勉強不足かどうかは、他の読者には関心の対象外です。伊藤氏は守谷氏の批判と自説の投稿を「切り分け」をされたらどうですか?
また、学会村の概説は、もう少しまとめられてはいかがでしょうか。さながらウィンドーショッピングに付き合わされたように感じ、読むほうも疲れます。(私の個人的意見ですが、学会村の議論の変遷などは、あまり興味がわきません)「簡潔明瞭かつ切れ味の良い」伊藤氏の投稿を期待しております。
なお私は守谷氏とは歴史観を異にしますが、守谷氏が今後も精力的に投稿いただくことを願っています。