取り急ぎ。

かたせ2号 投稿日:2023/01/09 11:12

かたせ2号です。いきなり本題を書きます。3件。

1.
2023年1月8日の副島隆彦先生の「今日のぼやき」に出ていた、天城山心中事件。
母親である、愛新覚羅 浩の著書をご紹介します。大変に興味深い。

「流転の王妃の昭和史」愛新覚羅 浩
http://www.amazon.co.jp/dp/4122056594

私(かたせ2号)自身は、1年以上前にこの本を読了しました。
満州や日本の戦中・戦後の歴史が立体的にわかる自伝です。
著者自身が、映画の主人公のように波乱万丈な人生。娘さんの心中事件等、悲しい出来事を乗り越えて、生涯、固い愛情で結ばれた夫、愛新覚羅溥傑(あいしんかくら ふけつ、ラストエンペラー愛新覚羅溥儀の実の弟)と、最後には再会できるストーリー。オススメします。
もちろん、天城山心中事件についても、母親としての痛切な経緯の記述が胸を打ちます。

(補足)中公文庫著書にある、著書の履歴
愛新覚羅浩(あいしんかくら ひろ)
1914年、嵯峨侯爵家の長女として生まれる。女子学習院高等学科卒業。1937年、清朝最後の皇帝で満洲国皇帝となった愛新覚羅溥儀の弟、溥傑と結婚。日本が敗戦してからは、次女とともに大陸を流浪し、1947年に日本に帰国。1957年、天城山心中事件で長女を失う不幸に見舞われるなど激動の人生を送った。1961年、中国に渡り夫と再開後はともに中国に住む。1987年没。

2.
昨年(2022年)の私の反省。
ドナルド・トランプが統一教会と深い関係にあることを、疑問の声をあげることを私は手控えてきました。それは失敗でした。

以下の、紀藤正樹弁護士のコメントが、日本人として正しい考え方のスジでした。紀藤正樹弁護士が「日本の国士」です。

https://twitter.com/wanpakuten/status/1558005038106038272
紀藤正樹弁護士のコメント(2022年8月12日)
「(統一教会が2022年8月に開催した)大規模イベントは、統一教会が自分たちへの捜査等への影響力を最小限に食い止めたいという焦りに思える。私は、(その大規模イベントで行われた)トランプ大統領の演説には、怒りを覚える。安倍氏の殺害の要因と自分たち統一教会との関係を曖昧にして、追悼集会を開くのが許されるのかと思うと、とても憤りを覚える」

かたせ2号です。

東京新聞サイトから。
記事名:トランプ氏ら米共和党と旧統一教会の半世紀にわたる関係 政権復帰なら日本はどう対応?
2022年11月15日付
(抜粋開始)
いまだ話題に上るのがトランプ氏だ。そこで気になってくるのが旧統一教会との接点になる。
 旧統一教会の友好団体「天宙平和連合(UPF)」のサイトによると、昨年(2021年)9月の集会では安倍晋三元首相と共にトランプ氏もビデオメッセージを寄せた。教団を率いた故・文鮮明氏の夫人について「素晴らしい人物である韓鶴子博士に感謝したい」と切り出し、9分にわたり熱弁。「文氏と安倍氏はどちらも多大な功績に値する。素晴らしい仕事をした」と持ち上げた。
 今年(2022年)8月の集会では、トランプ氏が改めてメッセージを送ったほか、ポンペオ前国務長官やギングリッチ元下院議長も出席。他の集会では、ペンス前副大統領やチェイニー元副大統領も講演している。いずれも共和党内の保守重鎮だ。
(抜粋終わり) 
 
かたせ2号です。
日本人の一人として統一教会にここまで弄(もてあそ)ばれたのに、それでもなおドナルド=トランプの姿勢を非難しなかった私は、フヌケ(腑抜け)であったと後世の人々から非難嘲笑されても、返すコトバがまったくありません。

Qだ、ホワイトハットだ、DSだ、カバールだと騒ぐ日本人は、
「なぜ、2022年8月にトランプが韓鶴子に応援ビデオメッセージを送ったのか?」という疑問を、誠実に抱いて鬱屈(うっくつ)する義務があります。私にも答えはありません。でも、ワタシは、もう逃げません。わたしはこの疑問を胸に抱きとめて、生きていきます。
ところで、統一教会はホワイトハットですか?

3.
副島隆彦先生から学んだ考え方の一つに「一番大きな事実が何か? と考えてみる」があります。
それに基づき、昨年(2022年)に起きた世界で一番重大な「出来事」は、何かを考えてみました。日本人の一人として昨年実体験したことをもとに考えて、以下の結論に至りました。

<昨年(2022年)に起きた世界で一番重大な「出来事」>
2021年9月に、文鮮明氏の夫人について「素晴らしい人物である韓鶴子博士に感謝したい」と切り出し、9分にわたり熱弁を振るい、かつ、2022年8月にも応援ビデオメッセージを送ったドナルド=トランプに対して、反トランプ陣営の世界中のメディアが、この話題を取り上げてトランプを攻撃することが「一切なかったこと」。

かたせ2号です。
ここが、トランプにとっての最大の弱点になるはずなのに、なぜ反トランプの連中は、一切触れない?

本当は、これが、世界で一番大きな「出来事」のはずです。
ここに、本当の真実が隠れているはずだと、私は推理しています。

この「出来事」の謎自体に、世界中の人がまだ気づいていません。
だから、誰もまだ正解にたどりつけていません。
しかしながら、副島隆彦先生による世界最高レベルの分析である「キッシンジャーが『いい人』になってしまった」論を出撃基地にして、今後も、ワタシは考え抜いてまいります!

以上