ヨーロッパ中で人気のある、ドイツのロックバンド「Rammstein(ラムシュタイン)」を紹介し、その政治的メッセージを読み解く。

かたせ2号 投稿日:2024/04/07 15:47

かたせ2号です。

<表題のロックバンドを紹介する目的>
1. ヨーロッパ中で人気を長年保ちながら、これだけ明確に政治的メッセージを発信できているのは「立派」の一言だと、判断するから。
2. ワタシがRammsteinの楽曲の大ファンなので、日本のみなさまへのその良さを伝えたいから。

<紹介の方法>
まず、「Rammstein(ラムシュタイン)」の「概要」を説明し、数曲のMV(ミュージックビデオ)をご紹介しながら、その政治的メッセージを読み解きます。

<Rammstein(ラムシュタイン)の概要>
・ドイツのロック・バンド。6名で構成。全員が旧・東ドイツ出身。
・コンサートでは、大量の火薬や火炎放射器を使った過激な演出でも知られている。
・「ヒトラーが用いた」ドイツ語で歌う。ゴツゴツした感じがでて、聞き慣れた英語のロックとは異なる印象。

<曲の紹介と解説(1)>
「AMERIKA」(4分18秒)
https://www.youtube.com/watch?v=Rr8ljRgcJNM

・副島隆彦先生「人類の月面着陸は無かったろう論」の同調者であることが、youtubeに登録されたこ曲のMV(ミュージックビデオ)をみればわかります。
・6~7年前に、ワタシはこのMVで、彼らを「発見」しました。発見したときワタシは、戦後の日本よりも戦後のドイツの方が骨があるなあ、と痛感しました。

<曲の紹介と解説(2)>
前説すると、バンクシーのこの絵を見てピンとくる人になら、その真意がわかる、曲とMVです。

「ENGEL」(4分25秒)
https://www.youtube.com/watch?v=x2rQzv8OWEY

・「ENGEL」というドイツ語は、英語の「ANGEL」と同じ意味。
・ワタシが読み解くところの、彼らの政治的メッセージは、
「もし、いまの時代に『天使』が舞い降りたとしたら、スーツを着こなして、悪魔崇拝の儀式の会場に乗り込んでそこら中を焼き払って、『パンダ』にさせられた小児たちを救いだすだろう」
ということ。
・そういえば日本一のフォロワー数を誇る有吉弘行のところのXも、西暦2022年の夏終わりからパンダですね。

<曲の紹介と解説(3)>
「Dicke Titten」(5分46分)
https://www.youtube.com/watch?v=thJgU9jkdU4

・日本語訳すると、「巨乳」「でっかい おっぱい」あるいは「偉大な乳(ちち)」。
・彼女がでっかいおっぱいだったらそれだけで良いんだ、巨乳、と歌い終わる曲です。最初から最後まで巨乳の女性がたくさん出演する動画です。
・ワタシが読み解くところの、この動画の真の意図は、
「性欲を否定したところに思想の高みがあるみたいな傲慢な考え方への嘲笑」です。
なぜなら、このMVのエンドロールのところで、女性から巨乳を見せつけられた神父が怖がって慌てて十字を切る場面が描かれています。

「人間が『スケベ』であることを否定したって何も生まれないよ。
生まれてくるのはせいぜい『小児性愛』だろ。
おっぱいから目を背けて十字を切るお前たちが祈る先の『神』とは、本当に正しい『神』なのか? バーカ」と。
「ENGEL」のMVも含めて考察すると、これが、彼ら(Rammstein)のいいたいことでしょう。

最後に。
副島隆彦先生の今日のぼやき「2121」 「ヨーロッパの王と大思想家たち本の後に続く問題(第3回・全3回)」(2024年3月25日)の箇所からごく一部を引用します。ほんとうに、この通りだと思います。

(引用開始)
だから、(アベラールの、)このキンタマを切り取られたという話がすばらしいんですよ。ここに全てがあって、こういう話ばっかり書かないと日本人に伝わらないんだ。男と女がセックスして死ぬほど愛し合うというのは大事なことだ。
(引用終わり)

以上です。