ヨーロッパの戦況報告

かたせ2号 投稿日:2022/04/11 20:17

1.最初に

みなさん。
これから海外のニュースを読む、聞く、見るときに「ゼレンスキー」という言葉を「DS最高幹部」に置き換えてみてください。それで全てがわかります。

2.2022年4月11日現在の、DSの陣容についてまとめておく。

DSの作戦指揮者は、ウクライナのゼレンスキー大統領(DS最高幹部の肉声を体現)
DS最高幹部の意向に従う意思を明確にした政治的指導者(大統領、首相クラス)は以下の3名
フランスのマクロン大統領:2022年4月3日にロシアの軍事活動は「ジェノサイド」だと非難。
イギリスのジョンソン首相:2022年4月6日にロシアの軍事活動は「ジェノサイド」だと非難。
オーストリアのネハンマー首相:2022年4月9日にウクライナにいるゼレンスキーの元を訪問
他の政治的指導者(大統領、首相クラス)はDS最高幹部の意向に従うか意思を明確にしていない。

3.
ウクライナ大統領「ロシアの侵略、全欧州が標的」 制裁強化求める
2022年4月10日配信
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-zelenskiy-scholz-idJPKCN2M300Y

(一部引用開始)
[キーウ 2022年4月10日 ロイター]ウクライナのゼレンスキー大統領は2022年4月9日演説し、ロシアの侵略はウクライナだけにとどまらず、欧州全域が標的だと指摘、西側諸国にロシア産エネルギーの完全輸入禁止とウクライナへの武器供与拡大を求めた。
(一部引用終わり)

かたせ2号です。「ロシア産エネルギーの完全輸入禁止」これが、これがDS最高幹部から各国政治的指導者への命令です。ただし、この命令に素直に従える政治的指導者は、もうあまりいません。DS最高幹部の命令に従わないと怖いのは重々承知だが、この命令に従うと自国民からの支持を失いかねないからです。当たり前の話ですね。
(なお、ここでは、「ロシアの侵略はウクライナだけにとどまらず、欧州全域が標的だ」発言についての解説はしません)

4.ドイツの状況

ロイター通信サイトから。
記事名:ゼレンスキー氏、ドイツの姿勢称賛 「ウクライナ寄りに変化」
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-zelenskiy-scholz-idJPKCN2M300Y

(記事引用開始)
[2022年4月10日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は2022年4月10日、ドイツのショルツ首相と電話会談し、ロシアに追加制裁を科す可能性について協議したと明らかにした。
ビデオ演説で、ショルツ氏とは戦争犯罪当事者の責任追及、対ロシア制裁強化やロシアとの和平交渉について話し合ったと述べ、「ドイツの姿勢が最近、ウクライナに有利な方向に変化していることを私は喜んでいる」と語った。
ショルツ首相は2022年4月8日、ドイツは年内にロシアからの原油輸入を停止できる可能性があると述べた。ただ、天然ガスについては、代替供給源から輸入するためのインフラ構築が必要となり、もっと難しくなるとの見方を示した。
ドイツの原油輸入にロシア産が占める割合は25%と、2022年2月24日のウクライナ侵攻開始前の35%から低下している。ロシア産天然ガス輸入の割合は55%から40%に低下している。
独首相府は2022年4月10日出した声明で、ゼレンスキー大統領からショルツ氏に現状やロシアとの交渉について説明があったとしたが、制裁に関する協議には触れていない。
(記事引用終わり)

かたせ2号です。
記事名の「ゼレンスキー氏、ドイツの姿勢称賛 「ウクライナ寄りに変化」」は、
「DS最高幹部が、ドイツの姿勢称賛 「DS最高幹部寄りに変化」」に置き換えてかまいません。ドイツが、現在の激戦地ですね。

以上