ホワイトハウスのツイートに、ツイッター社によるファクト・チェック結果が追記されたため、ツイートが削除された(2022年11月2日)

かたせ2号 投稿日:2022/11/06 14:00

かたせ2号です。
表題の内容につき、以下の通り、情報提供します。よろしくご参考ください。

Forbesのサイト(2022年11月2日)
https://www.forbes.com/sites/nicholasreimann/2022/11/02/white-house-deletes-misleading-tweet-giving-biden-credit-for-social-security-check-raise/?sh=7f08a5401750
(抜粋開始)
トップページ
ホワイトハウスは、ジョー・バイデン大統領による高齢者向け社会保障給付金の増額を示唆するツイートを削除した。このツイートに対する反発が広がり、増額は(法律に基づいて)自動的に行われたとする事実確認が行われたためで、Twitterの新CEOイーロン・マスクはこの機能を「素晴らしい」ものと評価している。

重要な事実
・ホワイトハウスのアカウントは、「バイデン大統領のリーダーシップにより、高齢者はこの10年で最大の社会保障費の増加を得ている」と主張したが、その後、この増加はリチャード・ニクソン大統領が1972年に署名した、社会保障費をインフレ率である消費者物価指数に結びつける法律によるものだと指摘する注記が追加された。

・この事実確認は、Twitterの「コミュニティノート機能」によるものであり、マスク氏は水曜日の朝、「広く人々の注目を集めた」誤解を招くツイートに対してその表示と事実確認を追加する、とツイートしている。

・社会保障庁はこのほど、毎年の生活費調整の一環として、2023年1月からの小切手を8.7%引き上げると発表し、社会保障費を受給する7000万人以上に恩恵を与えることになった。
・ホワイトハウスは、Forbesからのコメント要請にすぐには応じなかった。

決定的な引用
ホワイトハウスの投稿のスクリーンショットに対し、マスク氏は「我々の目標は、Twitterを政治的所属に関係なく、地球上で最も正確な情報源にすることだ」とツイートした。ツイッターは2021年1月、コミュニティのファクトチェック・プログラム「バードウォッチ」を導入した。
(抜粋終わり)

かたせ2号です。これに関連する、イーロン・マスクのツイートを紹介する。

本日、2022年11月6日(日本時間)
https://twitter.com/elonmusk/status/1588933974470332418
【Birdwatch (soon to be renamed Community Notes) has incredible potential for improving information accuracy on Twitter!
(日本語訳)バードウォッチ(近日中にコミュニティノートと改名予定)は、Twitterの情報精度を向上させるすごい可能性を秘めています!】

かたせ2号です。
バードウォッチに関する、2022年9月時点(イーロン・マスクが乗り込む前)の状況を、以下に紹介しておく。

ロイター(日本語サイト)(2022年9月8日)
記事名:米ツイッター、ファクトチェック機能の試用を拡大
https://jp.reuters.com/article/twitter-birdwatch-idJPKBN2Q907T
(引用開始)
簡易投稿サイトを運営する米ツイッターは7日、ファクトチェック機能「バードウオッチ」の試験運用を拡大すると発表した。
昨年2021年に導入されたバードウオッチは、誤解を招く投稿について、一部の利用者が文脈や正確な情報源などの注釈を付けて指摘できる仕組み。
1万5000人限定で試験運用されてきたが、今後は注釈を付けられる利用者を週に約1000人ずつ増やすという。
注釈は現在、別のウェブサイト上で表示されているが、米国の半分の利用者がツイッターのタイムライン上で閲覧できるようになる。
(引用終わり)

かたせ2号です。
イーロン・マスクは、ツイッター社買収直後に、この機能を、ホワイトハウスのツイートに早速、適用した。いままではあり得ない流れだ。

以上