イーロン・マスク「Twitterファイル9」のわかりやすい解説を紹介する。(全8回。第6回目)
(6)Twitter ファイル 9 「Twitter社、ついに政府機関の下請けとなる」(2023年2月1日配信)
https://blog.goo.ne.jp/akamine_2015/e/bf5b643082ccab434510d954dff8234e
(引用開始)
■Twitter File 9
Twitter File 9の内容なんですけれども、2022年12月24日に公表されまして、著者はマット・タイビーさんです。
2020年11月の大統領選挙が近づくと、FBIとサンフランシスコ支局を通じて至るところからTwitter社に要求が入ってきた。こういう情報は削除してくれとか、こういうアカウントはBANしろとかですね。こういう情報は広げてくれというようなこと。基本民主党に有利に、そして共和党トランプ候補に不利にということだったと思います。
担当のFBI部門は外国影響力排除プロジェクトチームとでも訳したらいいと思いますが、特に主にロシアの悪影響を排除するという名目だったんでしょう。
このFBIの外国影響力排除プロジェクトチームとエルビス・チャンが所属しているサンフランシスコ支局。サンフランシスコっていうのはなぜかというと、Twitter社の本社に近いからです。州政府や地方警察からの情報操作の要求まで、自らがパイプ役になってTwitter社に伝えていたと。Twitter社にある意味で押しつけていた。
彼らが問題にした中にはこういう情報を載せているアカウントがあった。副大統領だったジョー・バイデンが2014年のウクライナのクーデターを助け、その報酬として、彼の息子をウクライナの天然ガス会社ブリスマの取締役にしたという情報を出しているアカウントがあった。
FBI側は、「これはウクライナのネオナチアカウントだから、こんなものは消してくれ。」と、そういうようなことを言っていた。今言った内容は、私はほぼ事実じゃないかと推測しますが、要するにバイデンに有利になるように、トランプに不利になるように情報操作をしろとTwitter社にFBIが常に言っていたその一例ということでしょう。
FBIは要するに自らが窓口となって他の政府機関、つまりそこには国務省や国防省や、そしてCIAなども含まれますが、Twitter社と結びつけた。FBIは常にTwitterと協力関係にありますが、TwitterがFBIの下部機関みたいになった。そうすると他の政府機関から入ってくるさまざまなTwitter社に対しての情報操作の要求も、FBIが窓口になってパイプラインになってTwitter社に伝えていたということ。
この第9ファイルを書いたマット・タイビーはこう言っています。「FBIは連邦政府全体の機関を網羅するソーシャルメディアの監視と検閲の壮大なプログラムへのドアマンの役割を果たした。」連邦政府全体とソーシャルメディアTwitterを網羅する一体化する監視と検閲の壮大なプログラム。これを作るための、ドアマンの役割をFBIは果たした。そこにドアを開ける役割を果たしたということですね。
ここまで明らかになると、俗に言われているディープステートというのも確かにあるんだねということになるんじゃないか。そういう感想になるのではないかと私は思います。
(引用終わり)