やはりEU(フランス、ドイツ)は英米より格下だった。

かたせ2号 投稿日:2022/05/30 21:55

かたせ2号です。
表題の理屈を前提に、以下の記事が明晰な分析を行なっているので紹介します。

みなさん、やはり、EU(フランス、ドイツが盟主)は英米より格下です。
第2次世界大戦において、ナチス・ドイツの惨禍に苦しむフランスとドイツを英米が解放したからです。

中国最新情報局ADKDサイトから。
記事名:結局ロシアのエネルギー依存から脱却できないEU、見苦しい言い訳をする
2022年5月29日
https://adkd.net/politics/2022/05/eu-came-out-with-a-ridiculous-excuse/

(引用開始)
中国メディア「鉄血視世界」から「ロシアの石油制裁に対する反発を抑えるため、EUは見苦しい言い訳をし、英米の強い反感を買う」を紹介します。

ロシア・ウクライナ紛争が始まって100日近くが経過したが、短期間で終結する気配はなく、これは欧州諸国が希望を持てない状況であることは間違いない。周知のように、今回の紛争が勃発して以来、EUは米英などによって「ロシアのエネルギー制裁の道具」と成り下がっている。そして時間が経つにつれて、制裁の反動が欧州の人々の利益を侵食し始めている。英米の顔色を伺いつつも、EUが被る損失を軽減させるため、先日、EUは新たな制裁案を出し、世界をさらに混乱させた。
欧州委員会委員長はつい先日、次のように述べた。
「欧州はロシアへのエネルギー依存から完全に脱却するという約束をしたものの、やはりEUはロシアの石油を買い続ける必要がある。そしてそれはロシアが紛争のためにより多くの資金を得ることを回避できる唯一の方法でもあるのだ」
読者の皆さんはこの文章を読んで理解できただろうか? 読み間違えたとか、筆者が書き間違えたとかではなく、EUは本当にそう発言しているのだ。このような奇怪な発想は、米国内で強い反発を招いただけでなく、米国のメディアもこの論理に非常に疑問を持ち、筆者でさえ数時間考えても何が起こっているのか全く理解できなかった。
その後のEUの説明によれば、おそらく彼らは次のように考えているのだろうと筆者は推測する。
ロシア経済そのものは特に強い訳ではないため、今まで通り貿易を続けても、ロシアは戦場で勝手に経済を消耗させるだろう。そしてもしEUがロシアのエネルギー輸入をストップしたら、ロシアはアジアなど他の地域にエネルギー資源を売るようになる。欧州への販売禁止とロシア・ウクライナ紛争、新型コロナの三重の圧力により、エネルギー価格は急騰するため、ロシアはエネルギー輸出により、より多くの利益を得ることができてしまう。その結果、ロシア・ウクライナ紛争により多くの資金が投入されるため、EUおよび英米が望む逆の効果となってしまうであろう。
EUのここまで考える力は、筆者もネットユーザーも目からウロコと言わざるを得ない。しかし実際のところEUは、ロシア制裁の反動にまったく対応できないため、英米に対する言い訳と自分たちが安心できる口実のために、このようなご託を並べているのは間違いない。とはいえ、このやり方でロシア経済が消耗するのであれば、ロシアのエネルギーを買い占めて、少しはロシアを「消耗」させた方が効果的ではないだろうか。つまり欧米は程度の差こそあれ、常に茶番劇(プロレス)を演出してきたのであり、これは利害関係が絡んでいることの証左である。古代から現代に至るまで、国家の大義のために戦う者は常に一貫しているが、利益のために戦う者は常に非常に気まぐれである。
また今回のこの一件で、英米が同盟国のために描いた青写真が明らかに非現実的であることが明らかになってしまった。EUはこの100日間、ロシアのエネルギーに代わるものを見つけるためにあらゆる手を尽くし、3000億ユーロの代替案を提唱していた。しかし、どう考えても時間がかかってしまうことがわかっただけでなく、EUは近年、ロシアにどっぷり依存して生きていることが証明されたのだ。
英米と共に歩むことは、オフグリッドで理想郷に住むことであり、ロシアと共に歩むことは地に足をつけて食べて飲んで暮らすこと、この2つの生活様式に似ている気がする。
(引用終わり)

以上