つくばだより、その1

藤村 甲子園 投稿日:2011/03/17 01:58

震災一日目(3/11)、茨城県つくば市は激しい余震あり。決して気持ちの良いものではない。
震災二日目(3/12)は、波のようにうねる余震に変わった。船酔いのような気分になる。
震災三日目以降はもう覚えていない。落ち込んだ気分にも慣れてしまった。

震災五日目(3/15)にしてようやく悟った。そもそも、余震だ停電だ断水だと、何かある度にいちいち気を張り詰めるから、日が落ちる頃にはドッと疲れが出て憂鬱になるのである。

もうこうなったら是非には及ばず。鈍感かつ無神経になるに限るとハラを括った。ということで、ヤケ食いのようにずっと口を動かしてばかりいる。雰囲気もクソもない、まるで排泄行為のような食事だ。ちなみに、性欲の方はまだ回復していない。(以 上)