「実質上のTwitterファイル」である、「戦争挑発屋(ウォーモンガー)ビクトリア・ヌーランドの行状(罪状)紹介」が出て来ましたので内容を紹介します。(合わせて仮説の提示) (全3回、第2回目)

かたせ2号 投稿日:2023/02/26 17:46

2.内容紹介

ツイート作成者は、イゴール・ラパトノク(「ウクライナの暴露(Revealing Ukraine)」というドキュメンタリー動画https://rumble.com/vwy6pm-revealing-ukraine.htmlの製作者)です。

引用元リンク先(ツイッター)
https://twitter.com/lopatonok/status/1628554695261446144
https://twitter.com/lopatonok/status/1628629821902430208
https://twitter.com/lopatonok/status/1628885878679695360

(ツイート引用開始)
ヴィクトリア・ヌーランドと、米国政策における戦争挑発活動(warmongering)の彼女の役割について話そう。(以下、ヴィクトリアの音を縮めて、トーリア・ヌーランドと呼ぶことにする)

トーリア・ヌーランドの父親の本名はヌーデルマン。
父親の両親はモルドバとベラルーシで生まれた。これが、ウクライナ で起こったこととロシアへの報復のすべてであり、それはトーリアの個人的復讐なのだ。

アメリカ、カリフォルニアにあるブラウン大学で、ヌーランドがロシアに興味を持ったのがすべての始まりだった。

トルストイやドストエフスキーを読み、そのような作家を生み出しながら、ロシア人が生きている残忍な共産主義体制を発展させることができる文化があるのだろうかと考えた。

ヌーランドは、友人たちから「トーリア」と呼ばれている。モスクワ、モンゴル、中国の大使館に勤務してきた。しかし彼女の情熱は、「終わりのない戦争」の利益に奉仕することにある。

個人的には、ブラウン大学在学中にCIA との関わりがあったと考えている。1984年、トーリアはソ連の漁船(大きなもの)で6ヶ月間過ごし、ロシア社会学の理解を深めた
https://vz.ru/news/2018/2/21/909346.html (ロシア語記事)

次はビル・クリントンのユーゴスラビア空爆作戦中の1999年のヌーランドを追跡することができる。彼女は、タルボットチームに所属し、当時のユーゴスラビア連邦共和国大統領、スロボダン・ミロシェビッチとの交渉を主導していた(詳細はJohn Norrisの本を参照)。この本のタイトルに注目ほしい。
(タイトル名 「collision course(衝突)NATO、RUSSIA、AND COSOBO」)
(かたせ2号追記⇒「この時期からNATOとRUSSIAとの対決が強く意識されている点に注目せよ」ということ。)

戦争挑発屋(ウォーモンガー)として次の、トーリアの人生における大きな出来事は、夫のロバート・ケイガン(著名なネオコン)と共に、2003年の、サダム・フセインを打倒した、イラク戦争を計画したことである。その時にトーリアと軍産複合体(ミリタリー・インダストリアル・コンプレックス、MIC)とは取引をした。その取引とは、緊張を生み出し、戦争を始め、武器販売で利益を得ることだ。

「アラブの春」においても、トーリアの指紋(トーリア・ヌーランドの深い関与を示す証拠)だらけだが、

話をウクライナに進めていこう。

まず、私の親愛なる友人で偉大な調査ジャーナリスト、ロバート・パリーが2015年に書いた、下のリンク先にある記事を読んでほしい。

記事名:ヴィクトリア・ヌーランドは、起こりうる混乱と結果を慎重に考慮することなく、2014年初頭に、ウクライナの「政権交代」を画策した。(英文記事)
https://consortiumnews.com/2022/02/26/robert-parry-the-mess-that-nuland-made/

また、ウクライナでのトーリアの活動をオリバー・ストーン監督が取材した映画「ウクライナ・オン・ファイア」が公開された!
ウクライナで起きたクーデターでの彼女(トーリア・ヌーランド)の主役ぶりを理解するには、この映画を見てほしい!
(映画は、アマゾン・プライムや他のどこでも見ることができる。)
https://www.amazon.com/Ukraine-Fire-Oliver-Stone/dp/B0735WSJBF

ヌーランドは2012年にロシアでカラー革命を起こそうとしたが失敗したことにも深く関わっている。モスクワでの彼女の財産は、ナヴァルニー、ビル・ブラウダー、マクフォール大使、そしてヒラリー・クリントンに直接報告されていた。

以上のような、ビクトリア・ヌーランドや他の著名なネオコンと、マケイン上院議員とのつながりは、ウクライナでのクーデターを演出するだけでなく、「ロシアに関するデマ」(Russia Hoax)の種を国内で蒔くのにうまく作用しているのである。
私たちの作成した「ウクライナの暴露」ドキュメンタリーで、この話を伝えている。
(「ウクライナの暴露(Revealing Ukraine)」ドキュメンタリー(動画)のリンク先。約90分。無料。ただし日本語字幕なし。)
https://rumble.com/vwy6pm-revealing-ukraine.html

以下の動画は、ヒラリー・クリントンを支持して行動するビクトリア・ヌーランドが、ドナルド・トランプに関する「クリス・スティール文書」を、いかにして国務省に押し込んでいったかの方法を正確に説明する、ストランハン(人物名)による優れた分析だ。
( 「ウクライナの暴露(Revealing Ukraine)」から抜粋。約10分。ただし日本語字幕なし。)
https://twitter.com/i/status/1628885878679695360

(ここで、かたせ2号が「クリス・スティール文書」について内容補足します。
「疑惑の発端といえる秘密文書が実は民主党側のヒラリー・クリントン陣営などの委託で作成されていたことが判明したのだ。しかも内容には虚偽が多いという。
同文書はイギリス政府諜報機関の元工作員のクリス・スティール氏によって書かれ、「クリス・スティール文書」とも呼ばれてきた。その内容はトランプ氏がモスクワのホテルで売春婦と乱交や放尿という騒ぎをした光景をロシア政府機関に記録され、脅されてクリントン候補打倒のための不当選挙操作をロシア側と共謀して実行したという骨子だった。トランプ選対幹部がロシア政府関係者とチェコのプラハで密会し、秘密協力を誓ったとの記述もあった。」
https://japan-indepth.jp/?p=37096。補足は以上です。以下、ツイート本文再開)

次に、ウクライナのバイオラボ。
マイダン・クーデター(2014年2月、当時の親ロ政権・ヤヌコーヴィチ政権がクーデターで倒され、ウクライナに親米政権がつくられた)の後、ウクライナは大衆洗脳の政治技術の実験場であるだけでなく、新しい種類の生物兵器を作り出すための病原体の収集場所でもあった。ロシアはバイオラボに関する、多くの証拠を押収し、ヴィクトリア・ヌーランドは、それが公開されることを心配した。

ノルドストリーム2パイプラインの破壊。ウクライナ問題に深く関わってきた米国のビクトリア・ヌーランド国務次官が、2023年1月26日に行われた米上院の公聴会で、「(独露を結ぶ天然ガスパイプライン)ノルドストリーム2が、海の底の金属の塊となったことを知ってとても嬉しい」と発言した。
https://twitter.com/i/status/1628922946474606594

しかし、2023年2月8日、米国を代表する調査報道家、シーモア・ハーシュが、昨年2022年9月26日に起こった、「ノルドストリーム爆破事件」について、「サブスタック」というプラットフォームで記事「米国はいかにしてノルドストリーム・パイプラインを破壊したのか?」を発表し、米国がノルウェーの協力を得てパイプライン爆破作戦を行った過程を事細かに報じた。

英語原文
https://seymourhersh.substack.com/p/how-america-took-out-the-nord-stream
日本語訳
https://isfweb.org/post-15397/
(ツイートの引用終わり)

以上で、イゴール・ラパトノク(「ウクライナの暴露(Revealing Ukraine)」製作者)のツイートの内容紹介を終わります。