「フレシェット弾」のCNN記事を(証拠付きで)拡散しよう。

かたせ2号 投稿日:2022/05/17 20:04

かたせ2号です。

DS最高幹部が許可を出したとは思えませんが、CNNから「フレシェット」に触れた記事が昨日(2022年5月16日)出てきました。
この記事がロイターによって配信されれば、DSの最高幹部の許可は出ており、そうでなければ許可は降りていない、と判定できます。いまのところ配信はされておりませんが、結果はもうすぐ出るでしょう。

さて、このCNN記事は、記事中にある「2010年にはイスラエル軍がパレスチナ自治区のガザ地区で民間人に対して(フレシェットを)使用し、国連人道問題調整事務所(OCHA)がこれを非難した。しかし、それらを除けば(フレシェット)は現代の戦争で使われたことはほとんどない。」を崩せば、CNNの目論見とはまったく逆の印象になるのです。CNNは、その危険性に気づいているのか?

以下、まずCNN記事を引用したあと、上記の記載の通りではない(ウクライナ軍の使用による)と主張する証拠(反論)を4つ提示します。証拠(反論)の3つ目と4つ目は、かたせ2号としては新たに提示するものです。
特に4つ目の証拠(プラウダからの反論、2022年4月25日)が強烈です。この反論が出たからDS最高幹部は沈黙せざるを得なくなったのだとわかりました。
このCNN記事を証拠付きで拡散しましょう。

<まずCNN記事の紹介>
CNN(日本語)サイトから。
記事名:民家を襲った「フレシェット弾」、ロシア軍撤退後の町で無数発見 ウクライナ
2022年5月16日配信
https://www.cnn.co.jp/world/35187521.html

(引用開始)
ウクライナ軍が首都キーウ(キエフ)郊外のイルピンをロシア軍から奪還して以来、1カ月あまり。住民のボロディミル・クリマシェフスキさん(57)の自宅では今も、庭に散乱したり家の壁に食い込んだりした釘のような金属片が見つかるという。
「素手では抜き取れない。ペンチがいる」。壁にダーツの矢のように突き刺さった無数の金属片を指さしてクリマシェフスキさんが言った。
この鋭利な金属片は、フランス語で「小さな矢」を意味するフレシェット弾と呼ばれる。第1次世界大戦中、できるだけ多数の敵兵を攻撃するために連合国軍が開発した兵器で、薬莢(やっきょう)に込められて戦車から発射されると、数千本の金属片が広範に飛び散る。
フレシェット弾は無差別的な性質をもつことから、民間人のいる場所で使うことは人道法で禁じられている。人に当たれば身体を引き裂き、ゆがんだり曲がったりして命取りになることもある。
米国務省によると、フレシェット弾は米国がベトナム戦争で使用。このほか、2010年にはイスラエル軍がパレスチナ自治区のガザ地区で民間人に対して使用し、国連人道問題調整事務所(OCHA)がこれを非難した。しかし、それらを除けば現代の戦争で使われたことはほとんどない。
だが3月にロシア軍が占拠していたキーウ北部の町や村から撤退した後、ロシア軍が攻撃にフレシェット弾を使用していた痕跡が浮上した。
イルピン西部の村で農業を営む男性も、自宅前の道路にフレシェット弾が散らばっているのを見つけたと話す。男性は妻と共に地下室に隠れていたが、自宅は砲撃されてほぼ全壊したという。
ウクライナの人権団体によると、キーウ郊外のブチャで殺害された犠牲者の遺体からもフレシェット弾が見つかった。
「法医学の専門家が、ブチャとイルピンの住民の遺体からフレシェット弾を発見した」と同団体は述べ、ロシア軍が住宅をフレシェット弾で砲撃したと主張する。犠牲者がフレシェット弾のために死亡したのかどうかは分からないとしている。
クリマシェフスキさんによると、フレシェット弾が雨のように降り注ぎ始めたのは3月5日だった。クリマシェフスキさんは自宅で窓から離れ、床の上に突っ伏していた。隣家に砲弾が当たったが、爆発はしなかった。
辺りは一面、金属片に覆われ、クリマシェフスキさんの車の窓は破壊された。
2020年3月に戦闘が続くイルピンから逃れ、数週間後に戻ったという近隣の住民も、自宅の庭や屋根の上で無数のフレシェット弾を見つけたと話している。
(引用終わり)

かたせ2号です。

以下、2014年から現在にかけて、ウクライナ軍がフレシェットを使用している証拠(反論)を4つ提示します。この4つの証拠(反論)を提示した上で、上のCNN記事を紹介すれば、破壊力抜群です。
日本で最初に(2022年4月27日)PICKUPさんがTwitterで紹介した
https://mpr21.info/fue-el-ejercito-ucraniano-quien-cometio-la-matanza-de-bucha/
の記事は十分に正しいことも確認できました。

<証拠の提示>
1.
アメリカのヤフーニュースの記事から。
記事名:2014年10月21日、ウクライナのドネツクで、フレシェット砲弾の矢を見せる親ロシア分離主義者の戦闘員(A Pro-Russian separatist fighter shows a dart from a flechette shell on October 21, 2014, in Donetsk, Ukraine)
2014年10月22日配信(AFP)
https://news.yahoo.com/surgeons-ukraines-rebel-donetsk-confirm-cluster-bomb-usage-205747600.html?guccounter=1

(翻訳、引用開始)
ドネツク(ウクライナ)(AFP=時事) – ここ数週間、市民数十人が死亡しているウクライナ東部の反政府勢力の拠点ドネツクの外科医らは24日、ヒューマン・ライツ・ウォッチが主張するように、一部の患者がクラスター爆弾の犠牲になっていることを確認した。
キエフは、東部で親ロシア派の反政府勢力と戦っている自国軍が、論争の的になっている無差別クラスター弾を使用していることを激しく否定したが、医療関係者は、ウクライナ軍に落ち度があったと主張した。
ドネツクのカリーニン病院の外科医は、「私は何十回となく、ウクライナ軍が使用した子弾の破片を負傷者から取り除いてきた」と述べた。
世界的な権利団体HRWは今月初め、非常に不正確なこの弾丸によって、スイスの援助関係者を含む6人が死亡した12の事件を特定する調査報告書を発表している。
クラスター爆弾は、数十から数百の小さな爆発物を含む弾薬で、爆弾やロケットで運ばれ、「広範囲に、しばしばサッカー場ほどの大きさに無差別に撒かれる」とHRWの報告書は述べている。
「カリーニン病院に勤務する外科医は、名前を明かさず、「これらの武器は建物を破壊するためではなく、人を殺すためだけのものだ。
「小さなダーツは重大な傷害を引き起こす」と彼は言った。「一人の人間に20本、30本と刺さった例もある。
世界の大半の国はクラスター爆弾禁止条約に署名しているが、ウクライナは署名していない。
しかし、キエフはこの兵器の使用を否定し、分離主義者を非難し、この報告について完全な調査を開始することを約束した。
ウクライナ国防省のボグダン・セニク報道官は、「これらの告発は根拠がない」と述べた。
– 反体制派は「戦争犯罪」を非難-。
カリーニン病院から数キロ離れた隣の都市マキィフカへの検問所で、地元の親ロシア派反乱軍リーダーがAFPに、2センチほどの鋭い破片が詰まった不発弾を見せた。
「この砲弾はマキイェフカを襲った。ドネツク空港付近の地区には、ほぼ毎日、同様の砲弾が落ちている」と、40歳の反体制派、アレクセイ氏は語った。
彼は、ウクライナ軍は「戦争が始まって以来」、郊外からクラスター弾で街を攻撃し、グラドやウラガンのトラック搭載システムでそれらを発射してきたと述べた。
ニコライと名乗る第17病院の外科医は、AFPに対し「私は、これらの弾丸で負傷した患者の手術をしたことがある」と語った。「10日ほど前のことだ。このようなケースは1件だけだった」。
ドネツク州内の他の病院では、症例は報告されていない。他の3つの病院でAFPのインタビューを受けた複数の外科医は、このような武器で負傷したケースを見たことがないと述べた。
「このようなことはテレビで見たが、私の外科医としてのキャリアでは一度もない」と、地方病院の外科医で緊急対応担当のイゴール氏は述べた。
分離主義者の拠点であるドネツクを拠点とする自称ドネツク人民共和国の指導者たちは、キエフによるこうした武器の使用は戦争犯罪に相当する、と述べた。
「DNRのアンドレイ・プルギン副首相は、「この種の兵器が使用された事例は数十件にのぼる。
「これは戦争犯罪だ。このような犯罪の調査が行われ、国際法廷が有罪、つまりウクライナ国家を裁くことを望んでいる」と述べた。
(引用終わり)

2.
かたせ2号です。
1.の証拠写真がこちら。
https://codename-it.livejournal.com/953562.html
合わせて、投稿された写真の下につけられたコメントを拾っておきます。

(コメント抜粋開始(翻訳))
(質問者)(2015年3月16日)父が職場で釘の木箱を盗んだことがあるんですが、3枚目の写真にあるようなものがあったんです。ネイルの代わりにはならないよ。その内容や名前を教えてください。
(写真の投稿者)(2015年3月16日)矢のような形の発射物。

(質問者)(2022年4月24日)最初の写真に写っている砲弾のある塹壕は誰の塹壕なのか、わかっているのでしょうか?
(写真の投稿者)(2022年4月25日)(ウクライナ東部)ルハンスク州のPeremozhnoye村付近でAFU(ウクライナ軍)の拠点を破壊したとのことです。

(質問者)(2022年5月2日)ここにある記事は、ドンバスでの戦争でウクライナ軍が小さな金属製のダーツを使用した証拠として、「2015年のウクライナ砲による空襲後、ドネツク人民共和国のスラビャンスク市でもダーツを発見」とあり、あなたの記事へのリンクが貼られています。この記事(「mpr21」の記事)は正しいと思いますか?
(写真の投稿者)(2022年5月2日)(私が投稿したうちの)最初の3枚の写真は、ルハンスク近郊のAFU(ウクライナ軍)の砲兵陣地と、その砲兵が割った砲弾のダーツです。当時はよくあったことですが、国防省やロシア連邦からの砲撃が陣地を覆っており、その中から問題の砲弾が発見されました。2014年に使用されたかどうかは、そのような事実を客観的に証明するものがないため、はっきりとはわかりません。
(コメント抜粋終わり(翻訳))

3.
すらいと.Slightさんのツイートから。
2022年5月12日配信
https://mobile.twitter.com/slightsight/status/1524681967647617025

(引用開始)(インク先に画像あり)
左) 英国メディアが、ロシアのものとする、ブチャの殺害された市民から出てきた砲弾片
右) 陥落したポパスナヤで、ロシア軍がウクラ軍から受けた砲弾片
(引用終わり)

4.
プラウダ(英語版)のサイトから。
記事名:ブチャの大虐殺。ガーディアンはフェイクニュースの取り扱いに失敗した
2022年4月25日配信
https://english.pravda.ru/news/hotspots/151417-bucha_massacre/

(引用開始)
2022年4月24日に、ブチャの市民がロシア軍に殺害されたとガーディアンが発表した。(根拠:法医学専門家は犠牲者の遺体から金属製のフレシェットを発見した。このようなフレシェットは122ミリZSH1砲弾に使用されるものである。)
ガーディアンの主張は、フェイクです。事実は以下の通り。
ガーディアンは、ブチャへの砲撃は、集落がロシア軍の支配下にあった時に行われたとはっきり書いている。しかし、ロシア軍は駐留している領土に砲撃を加えることができなかっただけである。
砲撃は、金属製の小さな「ダーツ」である金属フレシェットを詰めた122ミリZSH1砲弾で行われた。このような弾薬を使用するのはウクライナ軍である。
軍事専門家のボリス・ロジンは、122ミリ砲弾はD-30榴弾砲で使用されていると指摘した。ウクライナ軍はロシアの特別作戦開始時に、ソ連の兵器庫から少なくとも350挺のD-30榴弾砲とそのための弾薬を大量に保有していた。
「これはウクライナ軍の主力野戦兵器であり、ゴストメル、ブチャ、イルピンで戦った第4即応旅団も例外ではなかった」と専門家は書いている。
2014年のドンバスへの砲撃でも同じ弾薬が使われた。
ロシア連邦では、そのような兵器は廃棄され、Msta-Bと口径の大きな152mmの他の砲弾と交換された。
(引用終わり)

以上