「フレシェット弾」に関する情報を追加する。
かたせ2号です。
さて、「フレシェット弾」の件につき、わたし、かたせ2号の判断を最初に述べます。
ウクライナ政府公認でブチャに入り正式な調査をしたフランスの法医学者の一団が「死体からフレシェットの破片が発見された」と発言したにもかかわらず、「ジェノサイド」された民族の代表者の立場を主張したいはずのゼレンスキー大統領が、この件を引用しての発言をこれまで一切していないことで、すべての決着がついているのです。
Cum tacent , clamant (クムタケント クラーマント)。
古代ローマの政治家キケロの言葉の通りです。
すなわち、
彼らが沈黙を貫(つらぬ)くとき、「死体から見つかったフレシェットはウクライナ軍による仕業(しわざ)だ」と彼らは叫んでいる!
その通りだとは思いますが、それでも、証拠となる情報を淡々と集めてはいきます。
原伸一さんのブログから。
きちんと事実を提示する原さんの姿勢には好感が持てます。
記事名:【後編】ブチャ虐殺 フレシェット弾を使用したのはどちらなのか? ~映像に見るウクライナ軍のブチャへの砲撃~
2022年5月19日
http://hara.livedoor.biz/archives/52323483.html
(一部引用開始)
ひとつ、参考になりそうな資料がありました。テレグラムに「BUCHA LIVE」というブチャのニュースを伝えるサイトがあり、その4月4日の投降。「ロシア軍撤退時のウクライナ軍の砲撃」という説明書きで、ブチャから撤退するロシア軍へ向けて砲撃を行うウクライナ軍の映像がアップされています。
https://t.me/News380/8304
テレグラムは動画のままブログにシェアできないので、上記の動画をツイッターに転載して埋め込みます。ウクライナ軍がブチャの集落へ向けて大砲をブッ放し、ガンガン着弾しているのが見られます。つまり、ウクライナ軍はブチャを砲撃していた訳です。この映像だけではフレシェット弾が使用されたかまでは判らないにせよ。
という訳で、「ウクライナ軍が自国民の居住地を砲撃するはずがない」ことは、ない。それは確認できます。記憶に新しいのは、クラマトルスク駅への砲撃で子供を含む民間人50名が亡くなった件。砲学的な分析と着弾した砲弾のシリアルナンバーからウクライナ軍による砲撃である説が有力ですが、ウクライナと西側メディアからは反論がありません
(Hara Channel動画はこちら)https://www.youtube.com/watch?v=kZi-KZrLUXE
反論がないままに、メディアも沈黙してしまいました。
私の個人的な見解としては、JCCCの記録でフレシェット弾の使用実績がウクライナ軍側にしかなく、今回もロシア軍は砲兵部隊すらキーウ近郊に居なかったのなら、ブチャへのフレシェット弾の使用はウクライナ軍が行ったものである可能性が濃厚と見ます。ウクライナ側が「ロシアの砲撃によるもの」と主張するのなら、ロシア軍の大砲の映像や写真などを提示すべきです。
余談になりますが、下の埋め込み動画は、話題になったロシア軍ブチャ撤退直後のウクライナ兵の会話。記録のためにここに掲載しておきます。
「Вон пацаны без синих повязок, можно по ним стрелять?」
「А то, бля!」
(「青の腕章がない男の子がいるんだが、撃ってもいいか?」
「あっそれは、クソったれが!」 )
(一部引用終わり)
以上