「ふじむら掲示板[421]2022年7月22日に、自民党は「公開処刑」された」の主張内容を繰り返す。

かたせ2号 投稿日:2022/07/25 21:33

かたせ2号です。

「統一教会派」のみなさんへ。
まずは以下の、松井一郎(維新の会代表)、Shin Horiさんの意見(下線を引きました)に耳を傾けてみてください。

読売新聞のサイトから。
記事名:国葬、当初は「国民葬」軸に検討…岸田首相が慎重論退ける
2022年7月15日配信
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220714-OYT1T50431/

(抜粋開始)
岸田首相が、安倍晋三・元首相の葬儀を政府主催の「国葬(国葬儀)」で実施すると決めたのは、歴代最長政権を築いた安倍氏の功績に加え、国内外から追悼の声が途切れないことを踏まえて判断したものだ。政府内には国葬を行うことに法的根拠の面などから慎重論もあったが、首相の強い思いで実現することになった。
「ご功績は誠に素晴らしいものだ。外国首脳を含む国際社会から極めて高い評価を受けている」
 首相は2022年7月14日の記者会見で、安倍氏の葬儀を政府が費用を全額を負担する「国葬」とする理由についてこう説明した。自民内では首相の判断を歓迎する声が広がっている。高市政調会長は「国際社会で大きな存在感を示し、実績を残された。国葬は当然だ」と語った。
 政府内では当初、「国葬」の形式にするのは難しいとの見方があった。戦前の国葬令は1947年に失効した。1967年に吉田茂氏の国葬を閣議決定で行った例はあるものの、80年に死去した大平正芳氏以降は、政府と自民党が共催する「内閣・自民党合同葬」が主流となった。葬儀費用の全額を国費で賄えば、世論から批判が出るとの懸念もあった。
このため、政府は合同葬か、政府と自民党のほかに財界などの国民有志も主催者に加わる「国民葬」の実施を軸に検討していた。
 一方で首相は、多大な功績をあげた安倍氏を国葬で弔いたいとの思いが強く、実現を模索した。安倍氏の葬儀が行われた増上寺やその周辺には多数の市民が詰めかけ、首相周辺に「国葬がふさわしい」との声が多く寄せられたことも首相を後押しした。首相官邸は内閣法制局と法的根拠について協議し、国の儀式に関する事務を内閣府の所掌として定めた同府設置法に基づき、閣議決定で実施するのは問題ないと結論づけた。
 国葬の決定には、自民の国会議員の約4分の1にあたる93人が所属する安倍派への配慮もある。首相側は2022年7月14日夕の記者会見を行う約1時間前に、安倍派幹部に国葬実施を伝えた。同派の西村康稔事務総長は「国を挙げて功績を評価するのは、安倍氏を支持した多くの人が望んでいたことだ」と歓迎した。
日本維新の会の松井代表(大阪市長)は大阪市内で記者団に「反対ではないが、やや懸念を持つ。大々的な葬儀に賛成する人ばかりではない」と指摘した。
(抜粋終わり)

Shin Horiさんのツイート(2022年7月24日)
https://twitter.com/ShinHori1/status/1551170183309541376
(引用開始)
「国葬」を早々に打ち上げて賛否の論争を引き起こしてしまったのは、政権与党(又はその周辺)の失策だったかも知れない。
複数の前例がある内閣葬&自民合同葬や国民葬にして議論を封じ込め、厳かに進めた方が、”追悼”を旗印にして世間の心理をまとめやすかったはずだが、そうはいかなくなった。
(引用終わり)

かたせ2号です。
「統一教会派」のみなさんへ。
あなたたちは、岸田首相の強い思いに従ってしまった。
しかし、あなたたちは、上記の松井一郎、Shin Horiさんの賢明な意見に従うべきでした。
なぜ、そのように、わたしは主張できるのか?

結果、まず、何が起こったか時系列で見てみましょう。

すでに、2021年7月21日までに、山上徹也の「活躍」によって、以下の2点が世間に伝わっていました。
・安倍晋三が、2021年9月に、統一教会関連団体の大会にビデオメッセージを送った。
・統一教会の信者への「苛斂誅求(かれんちゅうきゅう、容赦ないお金の取り立て)」ぶり。

そして、2022年7月22日に、以下のことが起こりました。

BS-TBSの番組「報道1930」によって、改めて、統一教会の信者への「苛斂誅求」ぶりが伝わるとともに、日本の世間(テレビ番組の情報しか信用しない大多数の日本人)に、以下の情報が「日本史上初めて」伝わりました。
記事名:問われる政治との距離 激震・旧統一教会と日本政治【7月22日 (金) #報道1930】| TBS NEWS DIG」
https://www.youtube.com/watch?v=GoTRyhI7uak
(1)安倍晋三の祖父である岸信介の時代から、岸・安倍一家が、統一教会と深い関係にあったこと。
・国際勝共連合、日本のトップは、笹川と岸(FBIの報告1975年)
(2)統一教会が、実は「反共」思想の持ち主ではないこと。
・文鮮明、1991年に北朝鮮の金日成と「義兄弟の契り」
(3)統一教会が強烈な「反日思想」の持ち主であること。
・文鮮明の発言「韓半島は何かといえば、男でいえば生殖器です。半島です。島国は女性の陰部と同じです。日本が1978年から世界的な経済大国として登場したのは、エバ(イブ)国家として選ばれたので(中略)日本はすべての物資を収拾して韓国に捧げなければならないのです」
(4)安倍晋三自身が統一教会と深い政治的協力関係にあったこと。
・松原耕二氏「青山繁晴議員が言った『自民党の派閥の長』とは誰なんでしょう」
後藤謙次氏「まあ普通に考えれば、安倍元総理のことですね」
(参考:自民党・青山繁晴議員(2022年7月20日)「私がこの派閥の長に、事実関係を問うたところ『各業界団体の票だけでは足りない議員については、統一教会が認めてくれれば、その票を割り振ることがある』との率直な答えがありました」)

かたせ2号です。特に、上記(2)(3)によって、普通の自民党支持者から見ても、安倍晋三が統一教会と協力関係にあることに何の政治的正当性もないことが明らかになりました。それでも、安倍晋三は、「信者から全財産を奪い取る」統一教会と深い仲にありました。

2.
岸田内閣が「こんな人間である」安倍晋三の国葬実施を閣議決定。

かたせ2号です。
番組「報道1930」によって、日本では決して報道されるはずのなかった上記(2)(3)(4)の事実が、世間に知らされることを、あなたたちは知らなかったはずです。
これで、岸田内閣は、前にも後ろにも進めなくなりました。
自民党は「『こんな人間』である安倍晋三を、国葬に値する人間だと判断しました」と内外に宣言してしまったからです。
わたしが、もし「統一教会派潰し」を統括する立場の人間なら、快哉を叫んだところでしょう。
あなたたちは、2022年7月22日に、罠にかかってがんじがらめの状態にされたのです
すごいことです、戦後日本の政権与党であった自民党がまるごと罠にはめられたのですから。
山上徹也の手紙の最後にあった「安倍の死がもたらす政治的意味、結果、最早それを考える余裕は私にはありません。」の文言が、これで成就したことにもなります。

そうは思いませんか?

以上