近代医学・医療掲示板


この掲示板は、近代医学の立場から、医療に関するさまざまな問題を学問的に議論するところです。本掲示板の趣旨に合致しない投稿につきましては、厳正な審査の上、削除することがあります。予めご了承ください。

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  1. もう
    2013-03-08 18:43

    157の日本の状況を説明するような最近のニュースについて、若干の感想、解説を付けて貼付けます。

    (ニュース1転載はじめ)

    救急搬送36回断られ、3時間後に病院へ…死亡
    読売新聞 3月6日(水) 配信

     埼玉県久喜市の一人暮らしの男性(75)が今年1月、「呼吸が苦しい」と119番したが、25病院から計36回にわたって受け入れを断られているうちに容体が悪化し、約3時間後にたどり着いた病院で死亡したことが市などへの取材で分かった。
     市や久喜地区消防組合消防本部によると、男性は1月6日午後11時25分頃、119番した。駆け付けた救急隊員は県東部や南部、茨城県の病院に受け入れを要請したが、「専門医がおらず処置が難しい」「ベッドが満床」などの理由で断られ続けた。3回にわたって断られた病院も2か所あった。
     当初、男性は意識があり会話ができたが、7日午前0時50分頃に意識がなくなった。救急隊員が心臓マッサージをしながら搬送先を探し、7日午前2時15分頃、いったん断った茨城県内の病院が受け入れたが、死亡が確認された。
    (転載終わり)

    もうです。詳しい病態は解りませんが、何らかの心不全状態が出現し、結果的に不幸な転帰となったことは間違いありません。早く医療機関に受け入れられていれば救命し得たかどうかは解りません。問題は救急車で搬送されながら効果的な医療を受ける機会が得られなかった事にあります。私自身救急病院に勤務しますので病院の事情で救急車を断らざるを得ない事態には遭遇します。心停止で運ばれた患者対応中にもう一人重症の患者を受け入れてほしいと言われてもそれは無理です。集中治療室が満床であれば、HCU(High Care Unit)のない病院で生死に関わる重症患者をそれ以上受け入れることはできないでしょう。だから受け入れを拒否した病院を倫理面で責める事は事態の解決には一切ならないでしょう。
    対応する医療者の問題としては、救急対応を夜中行っても、普通医師は翌日も通常の勤務があります。外来や手術も行わねばなりません。海外では普通である「救急当直をしたら翌日は休み」「救急対応をするだけで一生医師として生活してゆける救急科の設置」を怠ってきたのは厚労省の怠慢と言えます。また90%以上満床でないと病院が赤字になるような診療報酬体系を設定した事も原因の一つです。医療費の増大を診療報酬の引き下げで対応してきたことの「付け」が出てきているのです。救急当直も日常診療も行い、しかもより多くの収益を上げるよう求められる病院勤務医にとって、唯一できるサボタージュは勤務医を辞めて開業する事です。結果として救急対応できる医療機関も対応する医師も減ってきているのです。

    (ニュース2転載はじめ)

    厚労省、医師の勤務環境改善に向け専門組織
    m3.com編集部 3月5日(火) 配信
     厚生労働省は4月、医師、看護師、薬剤師など医療従事者の勤務環境を改善するための専門組織「医療勤務環境改善推進室(仮称)」を設置する。3月4日開催の全国医政関係主管課長会議で、医政局総務課長の吉岡てつを氏が明らかにした。医療従事者の勤務環境改善に取り組む医療機関に対して、人材の確保や労働環境の改善にかかわる助言、先進事例の情報提供などを行う組織で、厚労省の医療と労働の組織枠を超えて「省を挙げて取り組みを進めていく」(吉岡氏)としている。
     新たな専門組織は総務課に設置する。総務課の医療安全推進室の職員を中心に、医政局看護課や労働基準局労働条件政策課などの職員が併任する方向で室長や人員数を調整している。室が推進する事業の予算は付けず、厚労省の来年度予算案で要求している基金や補助金を活用して、各都道府県による地域病院の雇用改善につながる施策を支援する。具体的には、失業者雇用を条件に事業内容を企画できる基金「重点分野雇用創造事業」を活用して地域の病院の雇用改善事業を企画したり、「医療提供体制推進事業費補助金」を用いてアドバイザー派遣などの経費や相談窓口経費について定額補助することなどを想定している。(以下略)
    (転載おわり)

    もうです。厚労省も勤務医の疲弊が医療問題の原因の一つであることは理解しています。お役所仕事的な対応ではありますが、問題意識を持って対応しようとしている事は事実ですし、評価すべきとは思います。問題は現実に反映されるかどうかです。それはやはり経済問題が行く手を阻むからです

    (ニュース3転載はじめ)

    医学部新設 「東北に特例で」 自民議連が決議
    毎日新聞社 2月28日(木) 配信

    医学部新設:「東北に特例で」 自民議連が決議
     国内で30年以上も新設されていない大学の医学部について、自民党の「東北地方に医学部の新設を推進する議員連盟」(大島理森会長)は27日、政府に新設を求める決議を採択した。
     来月中にも同党の文部科学、厚生労働の両部会に諮り、党方針への格上げを目指すという。
     決議では、新設を認めていない文科省告示について、東日本大震災で被災した東北では特例として1校新設できるよう改正を求めている。
     文科、厚労省は既存学部の増員で対応する方針で、日本医師会や東北大、福島県立医大、岩手医大は「医師を新設学部の教員に振り替える必要が生じ、医師不足が加速する」と両省に慎重な対応を要望している。【井崎憲】
    (転載終わり)

    もうです。全国の医学部定員を増加させた事で、ここ数年で日本は定員100名の医学部を13校作ったに等しい医師増加政策をしています。その上で医学部を東北に一つ作ることにどれだけの意義があるのかは推して知るべしと思われます。福島県立医大の卒業生の多くが地元福島を離れています。同大学病院の医師もかなりの数辞職していると聞きます。新しい大学を作っても同じです。どうしたら今働いてくれている医師達が地元に残ってくれるのかを考えるのが真の解決策です。

    (ニュース4転載はじめ)

    [医療保険] 26年度改定では、医療費全体のマイナス改定を目指す  健保連
    厚生政策情報センター 3月4日(月) 配信
    平成25年度 健康保険組合連合会 事業計画【概要】(2/15)《健康保険組合連合会》
     健康保険組合連合会は2月15日に、平成25年度の事業計画を発表した。
     経済環境が確実な好転状況にない中で、高齢化の進展等による医療費増加が続いている。こうした状況を受け、主に大企業の従業員が加入する健康保険組合の 財政状況も逼迫が長期化している。たとえば、平成20~24年度の5年間の累積赤字は健保組合全体で2兆1000億円を超えており、保険料率を引上げる組合は増加の一途をたどっている。
     こうした厳しい財政状況を打開するために、健保連は25年度事業運営の基本方針として、次の6本の柱を打立てている。
    (1)高齢者医療制度に対する公費投入拡大の早期実現
    (2)国庫補助削減を目的とした負担転嫁策(たとえば、高齢者支援金への総報酬割導入)に断固反対
    (3)医療費適正化の推進と組合方式の維持・発展
    (4)健保組合に対する適切かつ十分な財政支援措置の実施
    (5)社会保障と税の一体改革に対する的確な対応
    (6)保険者機能強化のための支援と連帯感の強化
     この基本方針に則って、最重点事業項目として掲げるのは、(5)の「一体改革への対応」と(6)の「保険者機能強化」の2点。
     (5)の一体改革への対応としては、関係団体への要請を続けていくことや、26年度診療報酬改定で消費税対応のプラス改定が行われることから、「薬価引下げ分を国民に還元し、診療報酬本体は賃金・物価の動向に合わせて改定するとの基本的考え方にたって、医療費全体でのマイナス改定を目指す」ことを強調している。(以下略)
    (転載おわり)

    もうです。医療費を払う健保組合としては、財政逼迫のおり、背に腹は替えられない。組合は「次の診療報酬を下げる」という基本方針を出しています。その分国家予算が増やせるかといって国の財政も状態は同じ。社会保障費を増やす事は増税以外ないのですが、アベノミクスの国土強靭化計画に増税分が使われる事は国民の選択ですから仕方ありません。157で指摘したようにTPP参入に関係なく「混合診療導入による保健医療の制限」をかけてゆく以外選択肢がない状態なのです。

    (ニュース5転載はじめ)

    メタボ市販薬に物言い…病気発見遅れると医師会
    読売新聞 3月6日(水) 配信

     メタボ対策の薬もドラッグストアで買えるように–。そんな厚生労働省の方針が揺れている。
     医療用医薬品から切り替えた「スイッチ薬」を活用し、メタボ予備軍を救い、医療費も抑制するという一石二鳥の作戦だったが、昨年末に承認された第1号は、医師会の反発で医師の診察なしには買えない異例の取り扱いに。今後の承認についてのルール作りも進んでおらず、生活習慣病薬の取り扱いは宙に浮いた形となっている。
     同省が昨年末、生活習慣病薬で初めてスイッチ薬として承認したのは、持田製薬の「エパデール」で、4月中旬から発売予定。イワシに含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)を精製した薬で、高脂血症や動脈硬化に効果があり、医療用医薬品としては昨年3月までの1年間で381億円を売り上げた。
     スイッチ薬は、花粉症や頭痛・生理痛など比較的軽い病気に対応する薬が多かったが、厚労省の専門家検討会は2002年、生活習慣病薬にも拡大する方針を決定。よく効く薬を手軽に使えるようになれば、予備軍も含め国内に1400万人いるとされるメタボの人の健康管理に役立ち、医療費の抑制にもつながると考えたからだ。
     ところが、承認は難航した。エパデールの場合、10年、11年の同省薬事・食品衛生審議会(薬食審)で議論されたが、承認は見送られてきた。日本医師会などが「薬を飲んでいる安心感から病院に行かなくなり、病気の発見が遅れる」と反対したためだ。
     今回、初めて認められたものの、異例の「条件」が付いた。通常のスイッチ薬は医師の診察なしで購入できるが、エパデールを買う際は、「医療機関を受診した方に限られます」と記されたチェックシートに、「診察で通院治療は不要と告げられた」「診断を受けた病院名」「診断日」などを記入させるというものだ。
    (転載おわり)

    もうです。これは「予防医療を保険診療から切り離そうとする厚労省の試みが医師会の強い反対で頓挫した」と言い換える事ができるニュースです。開業医達をいかに急性期疾患の現場に戻すか、病院で行っている医療を肩代わりしてもらうか(在宅医療等)という問題に行き着くのではないかと思います。都市部では開業医は既に飽和状態にあります(医師不足ではない)。開業するよりも救急医療に携わっていた方が良い、という状態になれば1番目のニュースに示されたような事態はなくなると思います。

    タイトル
    日本の医療問題は経済問題である
  2. 「もう」
    2013-03-08 18:10

    既に既定路線となっていると思われるTPP参加ですが、2013年2月22日の安倍オバマ首脳会談における日米共同声明の第三パラグラフにおいて「自動車部門や保険部門」と具体的分野を挙げて、「TPPの高い水準を満たすことについて作業を完了すること」という明示がなされたことから、その具体的な内容としては日本の医療において今後混合診療を促進させて、その自費部分にかかる医療保険を米国の保険会社に関与させてゆく方向になると推測されます。

    日本では国民皆保険制度の崩壊を危惧する論調がありますが、私はいくらアメリカでも完全に日本の社会制度を頭ごなしに変更させる事まではしないと思います。そのような事で反感を買うよりは「お金が儲かれば良い」という方向に行く事の方が合理的です。アメリカにもメディケアやメディケイドなどの公的保険があり、試行錯誤ながら機能しているのですから、そういった各国独自の制度を強制的に変えるような事はしないはずです(間接的に米国が儲かるように変えざるを得ないような事はするでしょうが)。

    日本の医療保険制度はもう現実的には費用面で維持できない状況になりつつある事は厚労省の官僚ならずとも各医療者や保険を担当している人達(保険者)は理解しています。高齢者の介護費用を切り離したり、金のかかる終末期医療を在宅にシフトしたりする方策も費用軽減には限度があります(逆に増加しつつある)。また、医療技術の進歩は薬剤や医療機材のコスト上昇に跳ね返り、急性期疾患の発生を予防するはずの予防医療がまた総薬剤コストの上昇を招くといった悪循環に陥っていることも否めません。

    かといって日本人の長寿と健康を支えてきた優れた健康保険制度を維持する事は日本国民全て反対する人はいないと思います。結果として、制度を維持しつつ費用増加を抑える方策は1)総コストが上がる分、保険点数を下げて帳尻を合わせる、2)保険適応とする医療に制限を設ける、の二つしかありません。混合診療を認めない方針から今までは1)の方策を取り続けていたのですが、病院の9割以上が赤字となり、厳しい医療やきつい介護を行う人材がいなくなって医療そのものが崩壊の危機に見舞われる状況になってすでに限界が示されています。だから必然的に次は2)の方策を取らざるを得ない状況になっていると言えます。これは今回のTPP問題の有無に関わらずなってきた状況であり、あながち米国の責任とはいえない問題です。

    ではどのような形で混合診療が入ってくるかを考えてみます。
    1) 急性期疾患の場合
    ・同じ病態で複数の治療方法がある場合、最も安価なものを保険診療で保証して、高度先進医療などに相当する差額分を自費とする(今でもその形はあるがそれをもっと拡大する)。

    2) 慢性疾患・予防医療の場合
    ・同系統の薬剤は、後発品などの最も安価なものを保険診療で保証して、新薬や効果の改善が計られた薬品の差額は自費とする。
    ・複数の予防医療を受ける場合は、優先順位を付けて優先度の低いものは自費とする。

    この場合、保険診療の範囲で医療を受けても自費分を加えても結果が同じでは、誰も自費分をまかなう任意医療保険には入らないでしょうから、任意保険に入ってその分をある程度プラスしたほうが医学的にも「少し」良い結果が得られる、設定になると予想されます。この「少し」のさじ加減が大事で、あからさまに差が出てしまうと「金持ち優先の医療」とか「貧乏人は死ねと言うのか」といった批判が出てしまいます。各人は車の保険と同様に、決められた強制保険と補償内容が異なる任意保険(自費分3割補償、5割補償とか。がんは全額とか)を懐具合を気にしながら入るようになるでしょう。任意保険は収益が上がらないといけないのですから、何れにしても国民の医療費負担は増える方向になります。

    医療者側は患者さんの保険の内容を見ながら、治療の選択枝を提示することになりますし、急性期疾患を扱う病院は任意性の高い治療法ができる病院かどうか、医師は高度な治療ができるかどうかで任意保険からの収益が異なることになるので米国的に病院の差別化、能力に応じた医師給与の差が出てくることになるでしょう。

    このような改革は普通の医療改革として行うことは抵抗が強くてまず不可能です。TPP参入の結果外圧としてやらざるを得ないので、という状況になれば2−3年以内にも始まると思われます。

    タイトル
    TPP参入後の日本の医療の予想
  3. 「もう」
    2013-03-08 18:03

    先日大学教授に昇任した私の同級生の講演を聞く機会がありました。循環器疾患の権威として活躍しているのですが、心筋梗塞の一次予防(初めて梗塞を起こす人をいかに予防するか)について興味深い話題であったので紹介します。

    新しい虚血性心疾患の一次予防のガイドラインにおける高脂血症の扱いについて、高LDL(悪玉)コレステロール、低HDL(善玉)コレステロール、高中性脂肪が心筋梗塞などの危険因子であり、この状態の患者さんの脂質異常をスタチン製剤などで改善することが、心筋梗塞の予防に重要であることは間違いないのですが、脂質異常症の患者が0になっても心筋梗塞患者が0になることはない。なぜなら心筋梗塞患者の6割以上はコレステロール正常だから、という理由。一度梗塞になった患者さんの再梗塞を予防する(二次予防)場合においても、脂質異常の改善は再梗塞の頻度は下げるけれども0にはしない、という問題があります。

    脂質異常の人が梗塞を起こす確率は、正常の人よりも高いことは間違いないのですが、圧倒的多数を占める脂質異常のない心筋梗塞患者をいかに一次予防するかについて有効な手段が今の所示されていないことが予防医療を語る上で大きな問題です。大多数の正常な人達の中から、近い将来心筋梗塞になる人をいかに手間と金をかけずに有効に見つけ出すか、その検査は何かということが現在の最大の課題、ということでした。

    心筋梗塞をおこすリスクは脂質異常だけではなく、高血圧や糖尿病、年齢など様々な因子が複合してあるのですが、これらが組合わさった高リスクの人達の発症をいかに抑えるかについては世界中で科学的データに基づく実証的研究が既になされていて、莫大な医療費が使われ、それなりに効果もあがっているのは事実なのですが、実数ではリスクが低いとされる正常者達が患者の半数以上を占めていることから、一次予防というのが未だ不完全な医療であることが露呈されるのです。つまり発症率はずっと少ないながら、莫大な数の正常者群から、いかに心筋梗塞を起こす人を事前に拾い上げて予防するかの方策が立たなければ、「これをしていれば安心です」と一般の人に説明することができない、莫大な医療費を使ってリスクの高い人の発症を一部抑えたところで、大多数の心筋梗塞患者はその予防医療とは関係なく発症してくるという現実が残ってしまうことになるのです。

    私は医学生のような質問をして「そもそも心筋梗塞は動脈硬化がないと起こらないものか」という初歩的質問をしてしまったのですが、「動脈硬化」という言葉の定義も難しいということで、血管にできたプラックに何らかの機序で血栓が詰まって梗塞がおきるのだからプラックが僅かでもできている状態を動脈硬化と言ってしまえばそうなる、しかし一般的に動脈硬化指数などと言っているものはもっと大まかな病理解剖学的な組織の状態を反映しているので、その意味では検査にかからない正常な人が沢山いることになる、という説明。そういわれれば納得できます。

    このような話は専門家の間ではわざわざ話題にしなくても分かっている事実なのでしょうが、門外漢の我々他科の医師にとっては新鮮な話題であって、あれだけ脂質異常の薬が氾濫して大変効果があると毎日聞かされていると、いずれは急性心筋梗塞の発症はなくなるのではないかと勘違いしてしまい、血管の治療や手術もいずれは必要なくなる医療かと勘違いしてしまうところでした。それは泌尿器科医にとって80歳代の早期前立腺癌は治療などしないで放置していてよい事が常識であっても、他科の医師には理解されていないのと同じ事かもしれません。まして医師でない一般の人達にとっては「どこまでが有効な医療か」を判断することはかなり難しいと思います。

    自分にとって必要な医療は何かを決めてもらうのは信頼できる医師を見つけて頼る以外はないと思います。「今現在苦しい状態を治してほしい」という急性期医療については迷うことはないと思いますが、「予防医療を受けるかどうか」については、「自分はどう生きたいか」というポリシーを持っていないとその医療が自分にとって有用かどうかの判断がつきにくくなることは間違いないでしょう。

    タイトル
    予防医療は完全ではない
  4. 「もう」
    2013-03-08 17:46

    みなさんこんにちは、「もう」でございます。子宮頸癌ワクチンについての情報ありがとうございます。参考として私が2010年に本ワクチンについて検討した文をブログ(rakitarou)から以下に転載します。
    ーーーーーーーー
    子宮頸癌の原因とされるヒトパピローマウイルスの一部が感染しないように数年間守ってくれるというワクチンがこの「子宮頸癌ワクチン」です。HPV(パピローマウイルス)16と18型の感染を防ぐことで、約半分の癌の原因ウイルス型とされるこの二つの型の感染を防ぐことで子宮頸癌の発生を防ぐ事が目的のようです。年3回接種で5万円の費用がかかるということで、各市町村は公費の補助を考えているようです。接種対象は小中学生の女児で性交渉前でまだウイルスに感染していないことが必要ということです。栃木県では小学6年生の希望者全員に公費で接種する自治体が出たというニュースもありました。

    私が自分の子供(娘)にこれを受けさせたいか、と問われたら「否」と答えるでしょう。日本の子宮頸癌の死亡者が年間2,500人位、発生が7,000-8,000人位と言われていますから、ある年齢の女子(階級別人口表から計算して)60万人に全員接種して、子宮頸癌の発生を50%抑えたとすると恩恵を受けるのは発生者のうち4,000人、つまり投与者の0.7%に過ぎない事になります。残り99.3%の女性は無駄なワクチン接種を受けることになる上、ワクチン接種をしても0.7%は子宮頸癌を発症する運命にあります。接種に5万円かかるとして300億円かけて4,000人の癌の発症を抑えるというのはあまりに無駄が多くないでしょうか。数多ある癌の種類のうちのたった一種類の中の一人の癌患者発生予防に税金が750万円かかるということです。しかもワクチンというからには何らかの副作用が出る可能性もありますし、接種にあたってそれなりに人的医療資源もかかる訳です。私が厚労省の責任者ならば子宮ガンの検診をより充実させて二次的予防である早期発見早期治療の充実を目指します。

    医療費が切迫している日本において本当に費用対効果の高い医療を正しく選択してゆくことが真に望まれていると思います。日本人は自分で考えて決定して行く知能はもっているはずです。

    タイトル
    得る物が少ない予防医療
  5. 5670
    2013-02-24 08:56

    5,一日一食で変わった点

    ・肌荒れがなくなった。
    ・体臭が薄くなった。(ここまでは前回書きました。)
    ・空腹をあまり感じなくなり、日に三度の食事は多いと実感する。
    買い物に行った時など、例えばマクドナルドで、ハンバーガーやポテトを無心に口に運ぶご婦人を見て、なんと無駄なことをしているのかと思います。
    ・食べ物の好みが変わる。
    野菜が好きになるわけではありません。正直、私はネギや玉ねぎが好きではない(かと言って、身体には良いと思うのでほぼ毎日食べます)点は変わりません。肉を食べたくなくなり、油揚げが美味しく感じます。煮物、いため物、味噌汁、炊き込みご飯の具としてもいいなあ、と思います。酒の肴としてレンジで温めた揚げに、ポン酢をかけたものは最高です。
    ・便に行く回数が減る
    日に三度の食事を摂っていると、日に一回か二回は大便をします。元来私が食物繊維を多く摂取する(野菜、押し麦、豆類、いも類)ためか、便秘には縁がありません。が、日に一回の食事だと、ガスばかりが出て、肝心の便が出ないことがしばしばです。多めに出る日、少ない日がバラつきます。この点はもどかしい思いです。マラソンランナーに向けて書かれた、浅井えり子著「ゆっくり走れば速くなる」にありましたが、“スポーツをする人は多く食べて、多く排泄するのが望ましい”そうです。一般の人にとっても、排泄はきちんとすべきものだと思います。ここがちょっとした課題でしょうか。

    6,「長生きしたければ肉は食べるな」

    かなり、南雲医師の著書と重なります。
    ・今の日本人はカロリーの摂りすぎ
    ・砂糖はダメ
    ・肉食は避ける
    ・穀類(玄米)を摂取する
    ・野菜は根から葉っぱまで食べる…などは共通

    反する点は南雲医師「塩分は控える」に対し、若杉氏「もっと摂取してよい」など。しかし、ここであれこれ私が書くよりも、双方に目を通していただいた方がいいと思います。どちらも100%正しいということもないでしょう。矛盾も感じますが、参考にはなると思います。

    若杉氏の本で、「おっ」と思ったのは
    ・甘いものを食べるなら和菓子がよい
    ・お酒を飲むなら日本酒がよい
    という二点です。

    洋菓子のアイスクリームやケーキなど、はっきり言って砂糖の塊だと思います。その点、小豆を多く使った和菓子は、繊維分を多く含んでいて身体に悪いとは言い切れない。気持ち悪い、とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうけれど、私は酒を飲む前や飲んだ後、きんつばや羊羹(ようかん)、最中などを食べることがあります。酔いを早くさましてくれるからです。調べてみたら、確かに二日酔いに効く成分を含んでいます。
    ・山崎製パン・きんつば
    ・でん六・黒豆甘納豆
    ・フジッコ・お豆さんシリーズの黒豆、金時豆
    などは、酒の味を変えてしまうので肴としては不適当ですが、飲む前、飲んだ後に自分の胃を守るためのものと割り切って食べてみてはいかがでしょうか。

    寒い時期、たしかに焼酎のお湯割りはおいしいです。しかし、晩酌した後寝床に就くと、かえって冷えを感じたとかいう経験をなさっていませんか。私は日本酒が一番いいと思います。本醸造でなく純米酒。値段が高くなりますが、小山本家酒造や沢の鶴酒造からは安価に買える純米酒が出ています。これをお勧めします。

    以上、全くの主観だけで書きました。細かく自分の体重や体脂肪を測ることなどもしていません。そういう点は「学問道場」への投稿としては不適当かも知れません。しかし、何か皆様のお役に立てたらいいかという気持ちで投稿させていただきました。

    タイトル
    「空腹」が人を健康にする?(下)
  6. 5670
    2013-02-23 04:26

    4,南雲医師の本のまとめ

    某ブログから拝借しました。以下の内容です。

    <一日一食のメリット>
    ①一日一食は究極の健康法。
    ②健康は「見た目」に表れる。
    ③お腹が「グーッ」と鳴ると、体内の細胞が活性化する。
    ④体の傷んだところが修復される。
    ⑤自分の適正体重になり、ウエストが締まる。
    ⑥皮膚年齢がどんどん若返る。外見の若さと美しさがバロメーター。
    ⑦オヤジ臭が消える。
    ⑧肉食中心は、脂肪が酸化、過酸化脂肪質になる。
    ⑨「一汁一菜」で体重が下がり、体調改善し、活性化する。
    ⑩空腹で「延命(長寿)遺伝子」サーチュイン遺伝子が細胞修復。
    ⑪空腹であればあるほど、生命力がアップし、若返る。
    ⑫寿命が延びる遺伝子。「飢餓のときしか発現しない遺伝子」
    ⑬飢えと寒さにおかれたときほど活性化する。
    ⑭人間は、飢えに強く、満腹に弱い。
    ⑮飢餓と寒さにさらされると脳細胞が増える。
    ⑯危機の状態におかれたときこそ、生命力は活性化する。
    ⑰不摂生を続けていると活性化せず、脳細胞も増えない。
    ⑱睡眠の「ゴールデンタイム」夜10時~午前2時に寝ていること。
    ⑲栄養は量ではなくて質である。一日一食でも栄養不足にならない。
    ⑳栄養素をバランスよく含んだ「完全栄養を摂る」「一物全体」
    21、小魚丸ごと・穀物・野菜・果物を皮ごと食べる。

    アメリカの政府が調査した「マクガバン・レポート」で、
    「日本の伝統食が健康に良い」と結論。
    ①江戸時代の元禄期以前の日本食。
    ②穀物は、全粒で食べる(白米ではない)
    ③青魚の脂は優れている。EDA・DPA(動脈硬化改善)(皮の下のぬるぬる脂肪は優れている)
    ④牛・豚・恒温動物の脂肪は、血中でかたまり、血管が詰まる。
    ⑤白身魚より青魚のほうが運動量が多く良質タンパクで、抗酸化作用がある。

    最も大切なのは3つ
    ①「空腹」・・・・・・生命力のサーチュン遺伝子が働く。
    ②「完全栄養」・・丸ごと食べる
    ③「睡眠」・・・・・・夜10時~午前2時に寝ていることで、睡眠中に若返りホルモンが分泌されるし、内臓脂肪を燃焼する。

    その他
    ①無理やり水分を摂らない。
    ②朝起きて水を飲む必要はない。
    ③水分が一日2リットルといわれ、水分は食事から、半分の1リットルは摂れる。
    ④ガムを噛むことで、唾液を出し、リンパの流れ血流をよくする。
    ⑤唾液を出すことで口臭がなくなり、歯のぬめり、喉の渇きがいやされ、消化器を潤す。
    ⑥唾液を出すことで、腸が蠕動し便秘解消になる。
    ⑦水分2リットルは摂り過ぎで、トイレの回数が増え、
    水分が尿として流れ カルシウムと塩分も抜ける。
    ⑧砂糖の摂り過ぎは寿命が縮む。
    ⑨砂糖には「糖毒性」があり、動脈硬化・脳卒中・心臓病を起こす。
    ⑩砂糖は血糖値を急激に上昇させ、体を傷つける。
    ⑪砂糖は膵臓の細胞を破壊する。網膜を痛め失明する。
    ⑫砂糖は腎臓を痛め、糖が尿中に出る。血管破壊し足が腐る。
    ⑬精製していない砂糖でも、ショ糖なので血糖値上げる。
    ⑭甘いものは、サトイモ、小麦、とうもろこし、米で補う。
    ⑮塩は、自然に存在する動植物に含まれている塩分だけで十分。
    ⑯塩分摂り過ぎは、腎臓に負担かかり血圧上がる。
    ⑰動脈硬化引き起こし、「健康にいい塩は無い」
    ⑱ミネラルは、海藻や魚介類から摂る。
    ⑲発酵食も塩分が多いので少ないものを食べる。
    ⑳カルシウムは、歩いて補う。関節を痛めないように毎日歩く

    私が実践していない、そむいている点は、
    ・コーヒーを口にすること
    ・みかんの皮は食べないこと
    です。コーヒーは眠気をさます効果があります。一日一杯は飲みます。レンコンも大根・ジャガイモも皮ごと食べるようになりました。リンゴは洗って拭いて皮ごと食べますが、みかんの皮には抵抗があります。また、甘いものは、甘納豆、もなか、きんつばなど、小豆をつかった和菓子については、満腹感を得るため、また酒の酔いをさますため、食べることがあります。

    南雲医師に従って良かったと実感しているのは
    ・肌荒れがなくなった
    ・体臭が薄くなった という二点です。
    風邪を引いて寝込むこともなくなりました。体調悪いなと思って早めに床につくと、翌朝にはほぼ解決しています。

    ウエストはたしかに細くなりました。去年の冬につくったスラックスがだぶだぶで、ベルトで締めています。

    ※次回は間を置いて、若杉友子著「長生きしたければ肉は食べるな」について書いてみようと思います。お酒が辞められない方への提案もございます。

    崎谷様;投稿時期が重なってしまい、恐縮です。

    タイトル
    「空腹」が人を健康にする?(中)
  7. 5670
    2013-02-23 03:38

    副島先生が、以前講演会で「肉体労働の人は別にして、もうあんまりご亭主に食べさせないようにした方がいい」とご婦人方に言っておられました。
    現代日本人は過食なのか、今回このことについて述べてみたいと思います。

    ちょうど1年前のこの時期、南雲由則(なぐもよしのり)著「『空腹』が人を健康にする」を読んで、書籍に書いてあることを極力実践してきました。新聞広告で「食べ過ぎは肌荒れにつながる」という項目に思い当たる節があったからです。
    去年の今頃、私は日に10kmくらいジョギングしていました。食事は朝と昼はがっつり、夕飯は軽く、という内容でしたが、どんどん太りました。運動して空腹になり食べて、また運動して食べて…を繰り返しましたが、食べる量の方が勝っていたようです。鏡を見る度、確かに筋肉は付いていきます。運動にエネルギーが費やされ、仕事の方に頭が回りません。確かに夜こそよく眠れますが、しょっちゅう、食べることばかりを考えています。
    このままでいいのかな、と思った時に、先述の南雲医師の本を読み、実践してみることにしました。

    1,食事の減らしかた

    南雲医師の「きつくなったらクッキーなどを少し口にする」にしたがって、ビスケットの類を朝食、昼食に食べ、ジュース、スープなども口にすることで空腹を癒しながら、少しずつ減らしていきました。腹が減るので、ランニングは辞めて、散歩と軽い筋力トレーニングです。
    しかし、本当に一日一食で大丈夫なものか、半信半疑でした。やはり食べないと、当たり前ですが空腹になる。胃が痛んだり、身体に力が入らなかったりします。

    ひと月くらい経過すると、空腹に慣れ、本当に一日一食で大丈夫になりました。ただ、絶対に一回ということではなく、肉体労働やきつめの運動(体力をつける以上に腰痛防止で)をする時は二回食べます。

    2,困窮

    実は、私事ですが、会社を辞め自営業になったのが2011年の10月です。
    順風満帆とはいかず、蓄えがどんどん減っていきました。去年の5月からは、本当に一日一食にしないとやっていけないくらいになりました。
    好きなアルコールを辞めました。電気代が惜しいので冷暖房は入れません。値段の高い玄米を辞めて、白米に押し麦を混ぜて炊飯します。ガス台節約のため、シャワーは水です。もったいないので肉は食べません。缶詰の魚が大好きなのですが、これも辞めました。人参、ジャガイモ、玉ねぎ、油揚げの炊き込みご飯、インスタントの味噌汁一杯、インスタントのラーメン、動物性のタンパク質は卵一個だけという毎日が続きました。それが去年の10月まで半年間続きました。

    結果、へたすれば80kgを越えていた体重が70kgを切るくらいになりました。頬(ほほ)がこけ、鏡に映る自分の顔は、確かに若く見えます。肌荒れもなくなりました。あまりエネルギーを消費したくない、つまり腹が減るので運動はしなくなりました。しかしそれが仇(あだ)になって腰痛になったこともあります。体力が衰えたなとも感じました。

    11月頃、ようやく仕事が落ち着き、資金繰りも何とかなりました。我慢していた反動から、かなり酒を飲みましたし、食事も二回、場合によっては三度摂るようになりました。が、やはり太ってしまいました。今月から、一日一食に戻しました。一度経験したことなので、空腹になれるまで二、三日しか掛かりませんでした。運動も激しいものはしませんが、散歩や軽い筋力トレーニングはします。

    3,最近の主なメニュー

    ・炊き込みご飯(ごぼう、レンコン、人参、ジャガイモ、玉ねぎ、油揚げ、こんぶ、大根、コンニャクなど)。毎回具を決めているわけではありませんし、いつもここに書いたものを全部入れるわけでもありません。根菜が中心になっていると思っていただければいいです。白米:押し麦を2:1くらいにして混ぜています。

    ・味噌汁(ねぎ、ワカメ、豆腐か油揚げ)。ごく普通の味噌汁です。ごま油を差すこともあります。

    ・野菜炒め(キャベツ、白菜、ほうれん草など)。茹でて食べたり、電子レンジで温めてみたり、色々です。葉野菜が中心です。ネギを混ぜることもあります。

    ・日本酒と魚の缶詰。日本酒は純米酒。多くて四合。少なくて一合。魚の缶詰は、マグロのフレークを避け、イワシ、サバ、サンマなど骨ごと食べられるものを選んでいます。

    ・以上を夕方の一食で済ませていますが、それ以外の時間に野菜や果物のジュース、砂糖無しのコーヒー、炭酸飲料は少し飲みます。

    タイトル
    「空腹」が人を健康にする?(前)
  8. 崎谷 博征
    2013-02-21 19:56

    崎谷です。

    慢性病が蔓延している原因を人類の進化から紐解きました。

    『「原始人食」が病気を治す (ヒトの遺伝子に適合した物だけを食べよう)』
    がマキノ出版から出されます。

    http://www.amazon.co.jp/dp/483767190X/ref=cm_sw_r_fa_dp_vADjrb18W2F71

    是非みなさまのご健康にお役立てください!

    タイトル
    「原始人食」が病気を治す
  9. もう
    2012-12-10 17:41

    みなさんこんにちは「もう」でございます。以前(132)の投稿でチェルノブイリ膀胱炎が低線量放射線被曝による発癌モデルになるかを文献的考察の形で投稿させていただきましたが、先日研究者の一人である日本バイオアッセイ研究センター長、福島昭治氏の講演を聴き、直接ディスカッションする機会がありましたので、その後の経過報告として続報を投稿させていただきます。

    まず氏はチェルノブイリ膀胱炎を現在どう捉えているか、つまり低線量被曝から癌に至るモデルとして確立したものと考えるかについてですが、現在の段階では「長期低線量被曝の影響か?」とクエスチョンを付けざるを得ないと自ら話していました。その理由として、1)疫学的調査ではなく、病理組織学的報告である事、2)患者尿中から測定されたセシウム量からは、放射線医学総合研究所からのコメントにあるように、自然界にある放射性カリウムからのβ線放射よりも被曝線量が少ないという意見に反論できないこと、3)検査を行ったのが前立腺肥大症の手術を受けた患者であり、被験者に偏りがある事を上げていました。但し、チェルノブイリ原発事故の結果、何らかの放射能汚染によって体内被曝が起こり、このような組織学的変化が事実として起こったのであろうことは間違いないと確信しているという事でした。

    講演後、私が前の投稿で疑問を呈した「チェルノブイリ膀胱炎が全癌状態であるならば、近年増加しているウクライナ地方の膀胱癌患者に腫瘍の近傍に同じ所見が多発しているのでは」という問題については、「膀胱癌患者の癌以外の部分にチェルノブイリ膀胱炎の所見は見られていない」と明確に答えていました。つまり「チェルノブイリ膀胱炎は癌に直線的に進む病変とは言いがたい」という結論になります。また膀胱癌が増えている最近、肥大症など他の患者さんから得られた膀胱粘膜に同膀胱炎所見は殆ど見られなくなっている、という短信がロマネンコ氏から来ているそうです。

    福島氏にはもともと原発の賛否などの政治的主張をする目的はなく、チェルノブイリ事故後10年頃に増加していた膀胱粘膜の病変について病理学者であるウクライナのロマネンコ氏(女性)から相談され、十分な研究施設がないウクライナから氏を毎年研究のために福島氏が教授をしていた日本の大学に毎年数ヶ月間招いて一緒に研究をしたことからこの結果が得られたということであり、研究結果についての科学的ディスカッションには極めて率直に応じてくれました。「チェルノブイリ膀胱炎が組織学的所見として現在の膀胱癌増加に結びついていない」という結論など私が少々あっけに取られる位あっさりと話してくれました。

    他の医師からの質問で、「今後日本の被災地域でチェルノブイリ膀胱炎が増加すると思われるか。」という問題については、氏は「明確な予測はできないが、そのような変化が出現しないかは今後10年くらい注意深く見てゆく必要がある。」という答えでした。しかし日本にも居住してウクライナとの社会環境の違いを良く理解しているロマネンコ氏の意見として「福島の事故後、日本は水や食料の放射能汚染の管理が当時のウクライナに比べて格段にしっかりしているから、ウクライナと同じレベルの体内被曝を一般の国民が受けることは考えられず、チェルノブイリ膀胱炎は起こらないのではないか。」という答えでした。現在ウクライナでは体内被曝は既に減少しており、チェルノブイリ膀胱炎はもう起こっていないという事とも符合することです。

    ウクライナ地区で80年代に10万人あたりの膀胱癌罹患率が20人代だったものが2005年に50人代に増加したというのは他地域(日本は10人位、東ロシアのアルハンゲリスクで13人位)と比べて明らかに多いと言えます。ただ80年代の時点で日本などより倍の数値であったことは、もともと膀胱癌が多い地域であった可能性もあります。膀胱癌の発癌リスクに喫煙があることは明確ですが、では喫煙者の膀胱粘膜には前癌病変や炎症が出やすいか(上皮内癌など)というと必ずしもそうとは限りません。チェルノブイリ膀胱炎は、事故後に高濃度の体内被曝を受けた人(生物学的体内半減期はセシウムの場合3ヶ月くらいなので論文の調査の時には既に低濃度になっていたと思われる)が、セシウムなどを含む核汚染物質(測定していない物も沢山ある)が尿で濃縮され、膀胱粘膜に対する長期の酸化ストレス(分子生物学的検討から)となった結果起こった組織変化であって、直接発癌へのトリガーにはなっていないが、暴露後20年くらいして統計的に増加してくる癌患者と何らかの関係(発癌が増加した核汚染地域と罹患率が一致するなど)があるのではないかというのが現在の研究者らの見解と思われます。

    私も現在明らかになっている科学的エビデンスからはこのような結論が妥当ではないかと思いました。

    タイトル
    チェルノブイリ膀胱炎は低線量放射線被曝による発癌のモデルとなるか(2)
  10. 六城雅敦
    2012-12-04 16:16

    朝日新聞では生活面に「患者を生きる 免疫と病気」というシリーズを連載しています。
    医療サイト・アピタルで3ヶ月分のバックナンバーを読むことができます。
    http://www.asahi.com/health/ikiru/</a&gt;
    1996年(平成8年)から連載されており、現在は10月18日から「免疫と病気」という連載が始まっています。本日で連載2054回目です。
    人気ダンスグループエグザイルのMATSUというダンサーが実はベーチェット病という免疫異常による腸や神経系に炎症を引き起こす病気で失明の恐怖に苦しんでいることを紹介する記事から連載が始まります。

    免疫によるいろいろな症状をもつ患者が登場していきます。関節の痛み、皮膚の痛み、血栓による流産、リュウマチ、天疱瘡・・・
    なにも手だてがないものから、新薬のいたちごっこ、血液中の抗体を取り除く治療などが紹介されています。

    免疫異常の病気はすべて難病です

    よく知られた膠原病なども未だに原因も治療法もありません。

    同じ紙面の裏にテルモの広告記事が載っており、そこで免疫(医療の挑戦者達 運を天に任せる輸血から科学に基づく輸血へ。「血液型」の発見)の発見の歴史が載っています。

    なんと血液型の発見は20世紀初頭まで知られていませんでした。ですから輸血は運試しの最後の治療法だったそうです。1900年(明治33年)にオーストリアの化学者、カール・ラントシュタイナーが他人同士の血液を混ぜ合わせると凝集するものとしないものの組合わせに規則性を発見し、血液の抗原抗体反応であることを確認しました。「抗体」という概念は10年ほど前に北里柴三郎が発見しているので、世界の化学者は知っていました。
    ラントシュタイナーは輸血の安全性向上に貢献して1930年(昭和5年)にノーベル生理・医学賞を受賞しています。

    この連載を読むと、現代の難病はカール・ラントシュタイナーが確認した抗原抗体反応によって引き起こされるものばかりのように思えます。
    自分の身体を自分の免疫が抗体で攻撃し、炎症を起すものばかりだからです。

    記事ではありませんが、肺がんの原因も喫煙や石綿や粉塵が原因であることは少数派であって、ほとんどが原因不明、もしくは活性酸素による嚢胞(のうほう)からの癌化、さらには自己免疫が原因であることも疑われています。

    このように免疫はばい菌からの自己防衛機能でもあり病気の原因であるという二面性を持っています。

    免疫と病気シリーズは読み応えある連載です

    タイトル
    免疫が強ければいいってもんじゃない(メモ)
  11. もう
    2012-09-16 08:21

    本田様レスありがとうございます。昨年の多発テロ10周年の際に組まれた医学雑誌の特集について簡単にまとめた物ですが、参考までに貼らせていただきます。昨年までは呼吸器疾患が主体で癌についてはある種のものが増加していると注目を集めてきていました。

    (以下まとめ)

    1945年エンパイアステートビル79階に米軍のB25爆撃機が濃霧のため突入し、火災となって14名が死亡した事故では建物が崩壊することはなかったのですが、貿易センタービルは旅客機が突入した結果、数時間でビルごと地階まで完全に崩壊してしまいました。また飛行機が突入しなかった離れた場所にある第七ビルも地階まできれいに崩壊してしまいました。(第七ビルは2006年にはリニューアル建て替えが済んでビルのホームページによると現在はファッションショー等華やかに使われているようです)

    ともあれ、あの大きな貿易センタービルが一期に壊れてしまったことは事実であり、精神的な衝撃を受けた人々や、あの凄まじい粉塵をあびながら救助活動や後始末をした人々のその後の健康被害について危ぶむ声がずっと上がっていました。ランセットという有名な医学雑誌がありますが、その9月号に911に係わった人達の疾病や死亡に関する特集が組まれていました。なかなか興味深い内容でしかもしっかりした研究であることから、概要のみ記します。

    「911の短期及び中期にわたる健康への影響(lancet vol378,925-934:2011)」
    救助や復興に携わった労働者で、早期から長期間携わった者ほど呼吸器系の疾患にかかる率が高い。また近隣の住民やビルの崩壊を目撃した者はPTSDなどの精神的後遺症が起こりやすく、薬剤使用の例が多かった。

    「貿易センタービル救助者と復興従事者の多疾病持続について(lancet vol378,888-897,2011)」
    救助や復興に従事した約5万人のうち27449人を対象に9年間経過を追って疾病発病調査した。喘息は27.6%、副鼻腔炎42.3%、逆流性食道炎39.3%、パニック障害21.2%、鬱27.0%、PTSD 31.9%が累積発症率として計測された。これらの発症率は貿易センタービルに暴露されていない集団よりも有為に高かった。

    「911に係わった消防士の癌発生率(lancet vol378, 898-905,2011)」
    911後7年間における癌の発生について係わった消防士について追跡調査した。係わっていない米国標準を1として年齢調整をすると、911に係わった消防士の癌発生率は1.10と軽度上昇していた。消防士同士での比較では係わった者の癌発生率は1.19であった。ただし白血病、リンパ腫、甲状腺癌、胃。大腸ガン、黒色腫の発症は標準の1.5倍の高さであった。

    「911生存者のその後の死亡率(lancet vol378, 879-887, 2011)」
    2003年から2009年の間に救助、復興に携わった13,337名のうち156名が死亡していた。また直接復興に携わらなかったがNY在住で健康影響に登録していた28,593名のうち634名が死亡した。救助、復興に携わった者の死亡率はその他の者に比べて低かった。その他の者については貿易センタービル崩壊現場に近い者ほど死亡ハザード比率が高かった(近くない者を1とすると中間は1.22、近い者は1.56)

    これらの結果は特にセンセーショナルなものではありませんが、救助や復興に係わった者に呼吸器系疾患の累積発生率が高いというのはビルが粉々になって崩壊したことと関連が深いのだろうと推察されます。ある種の癌の発生が1.5倍というのはやはり何らかの原因物質が崩壊したビルに含まれていた可能性があるでしょう。ただアスベスト関連の中皮腫が高いという報告はなかったようです。

    タイトル
    医学雑誌Lancetの特集
  12. 本多俊一
    2012-09-14 20:53

    もう様、気になった本がありましたので、コメントいたします。

    「フォールアウト 世界貿易センタービル崩落は環境になにをもたらしたのか」(著者 フアン・ゴンザレス、訳者 尾崎元、出版社 株式会社岩波書店、発行年月 2003年4月)を過去に読みました。

    著者のフアン・ゴンザレス氏のプロフィールは、次の通りです。
    (引用開始)
     著者と訳者のプロフィールは、巻末にあります。
    ——————-
    【著者紹介】
    フアン・ゴンザレス(Juan Gonzalez)
    ニューヨーク・デーリー・ニューズのコラムニスト。
    ジョージ・ポーク・ジャーナリズム賞などを受賞。

    【訳者紹介】
    尾崎 元(おざき・はじめ)
    1956年、東京生まれ。立教大学社会学部卒業。
    1980年、共同通信社入社,長野支局,京都支局,
    大阪支社社会部から,テルアビブ支局長,エルサレム支局長,
    ニューヨーク総局を経て,現在,編集局外信部次長。
    ——————————
    (引用終了)

    著者は、この事件で、「大規模な環境汚染が行われた」と述べております。 しかも、その事実は、ことごとく、連邦政府やニューヨーク市によって隠され続けている というのです。

    それが、今回、表にでてきたということではないでしょうか。相当な時間が経過して、裁判になっても、証拠かない状況だから。

    私の読書感想のブログを、恥ずかしながら、リンクします。
    こちらです。
    http://ameblo.jp/sakae2/entry-10168067964.html

    タイトル
    RE:米国政府はGround Zero Toxinを癌源性があると認定
  13. もう
    2012-09-14 19:37

    久しぶりの投稿になります。もうでございます。
    去る9月11日は同時多発テロから11年目の記念日でしたが、米国では最近WTC崩壊時に救援活動をしていた人、周辺にいて巻き込まれた人に呼吸器疾患だけでなく白血病など14種に及ぶ悪性腫瘍が認められているという公式発表があった旨、米国泌尿器科学会の広報サイトに掲載されました。以下にその転載を載せます。
    ー(転載開始)ー
    Fifty Types Of Cancer Added To Coverage For 9/11 First Responders.

    The announcement that the Federal government added several types of cancer to the list of ailments covered by the World Trade Center Health Program, on the eve of the 11th anniversary of the 2011 terrorist attacks, garnered extensive coverage in television and print. ABC World News (9/10, story 3, 0:30, Sawyer) reported, “Tomorrow is the 11th anniversary of 9/11 and today a quest by some of the first responders ended in a kind of victory. The federal government announced it will add 14 types of cancer to the list of illnesses suffered because of toxins at Ground Zero. Residents of Lower Manhattan and rescue workers will now be eligible for financial aid and health services.”
    On the CBS Evening News (9/11, LaPook), Dr. John LaPook explained, “Last year the World Trade Center Health Program was granted $1.5 billion over five years to treat and monitor about 40,000 people who worked in toxic conditions following the attacks. The program covers lung diseases, asthma and chronic cough, as well as mental illnesses, such as post traumatic stress disorder and depression but until today not cancer. The decision adds a wide range of cancers to the official roster of World Trade Center related health conditions. The list includes cancer of the lung, breast and colon as well as leukemia and lymphoma.”
    The AP (9/11) reports that the National Institute for Occupational Safety made the change. NIOSH director Dr. John Howard said in a statement, “The publication of this final rule marks an important step in the effort to provide needed treatment and care to 9/11 responders and survivors through the WTC Health Program.”
    NBC News (9/11) provides background on the James Zadroga 9/11 Health and Compensation Act, which until now “did not cover cancer because of a supposed lack of scientific evidence linking cancer to ground zero toxins.”
    CNN (9/11) reports that the announcement covers 58 types of cancers, in 14 categories.
    ABC News (9/11) carries the full list of cancers added to the program.
    Also covering the announcement are Reuters (9/11, Begley), FOX News (9/11, Berger), the New York Times (9/11, Hartocollis) “City Room” blog, the New York Daily News (9/11, Durkin), Long Island Newsday (9/11, Ochs), AFP (9/11), BBC News (9/11), and the Daily Mail (UK) (9/11).
    ー(転載終わり)ー

    このニュースは日本では流されませんが、全米および英国でフォローされたと書かれています。またこの毒素の具体的な成分について、Wikipediaではカリフォルニア大学の名誉教授トーマス・カヒル氏は2500種類以上の雑多な微小な物質からなり、アスベストやダイオキシン、水銀などの発がん性のある物質からなると説明されています。

    ー(転載開始)ー
    The dust from the collapsed towers was “wildly toxic”, according to air pollution expert and University of California Davis Professor Emeritus Thomas Cahill. The thousands of tons of toxic debris resulting from the collapse of the Twin Towers consisted of more than 2,500 contaminants, more specifically: 50% non-fibrous material and construction debris; 40% glass and other fibers; 9.2% cellulose; and 0.8% of the extremely toxic carcinogen asbestos, as well as detectable amounts of lead, and mercury. There were also unprecedented levels of dioxin and PAHs from the fires which burned for three months. Many of the dispersed substances (asbestos, crystalline silica, lead, cadmium, polycyclic aromatic hydrocarbons) are carcinogenic; other substances can trigger kidney, heart, liver and nervous system deterioration. This was well known by the EPA at the time of collapse. A Centers for Disease Control and Prevention (CDC) and National Institute for Occupational Safety and Health (NIOSH) funded case report performed by Mt Sinai observed carbon nanotubes in dust samples and in the lungs of several 9/11 responders.

    ー(転載終わり)ー
    WTCの崩壊が飛行機が衝突した結果自然に起こったものではないだろうというのは多くの専門家が指摘する所ですが、航空機が衝突しても損傷も小さく火事も早々に消火されたペンタゴンと倒壊物が3ヶ月に渡って高熱で燃え続けたWTCとでは起こった事が違うだろうということは常識的に想像できます。Ground Zero Toxinと呼ばれるものが爆破を伴うビル解体現場で普通に出てくるものなのか、WTC崩壊に特有のものなのか、同時多発テロとはいったい何だったのかを知る上でも、今後の研究が注目されます。

    タイトル
    米国政府はGround Zero Toxinを癌源性があると認定
  14. 田中健太
    2012-08-03 12:11

    生食用レバ刺しの提供が禁止された飲食業界ですが

    現在は、メニュー名を変えて、焼き物用としてレバ刺しは提供されているようです。

    焼き物用ですから
    お店としては規制をクリアしているということでしょうか?

    死亡事件が多発し、

    レバ刺しを生で食べることは危険ということが世間でも広がってしまったために、

    飲食業界や国が責任を逃れるために

    規制が進められたと創造ができます。

    話は変わり、

    国が独占販売していた人口塩は高血圧になりますが

    天然塩は人口塩ほど害はありませんよね、

    現在では人口と天然の塩の2種類が広く普及しましたから

    人口塩=体に悪い

    という立証が困難になってきましたね。

    塩の独占を国がやめ、民間にも塩の販売を認めた経緯に

    こういったごまかしがあったのだと思われます。

    レバ刺しも、今までレバ刺しを許してきた

    国が責任を逃れるために規制したものだと容易に想像ができますが、

    いまだに、飲食店にはレバ刺しが名前を変えて存在しています。

    レバ刺しに関しては
    新鮮=安全! ではありませんが

    すべては自己責任でこれからは食べましょう。

    「レバ刺しが日本から消える」と思っていた
    私は完全にマスコミに騙されてしまいました。

    タイトル
    レバ刺し
  15. おじいさん
    2012-08-01 12:19

    みなさん、おはよーー、
    今日も暑いっすね。

    オリンピックなんてどーでもいいじゃないですか。
    特に、、女子サッカーとか。。

    世界的には全く盛り上がらないスポーツに最小のコストで、最大の国民的喧伝効果をねらう。。。

    かつてのバレーボールがそうだったような。。。

    ひゃほーー。

    水泳と卓球は真剣勝負しているような、「印象」を持ちます。。

    そういうおめーーはみてるじゃないか。。
    すまんです。
    朝、10分だけ天気予報のついでにみてしまいました。。

    ところで。。
    その陰に隠れて、消費税やら、、なんやら、、速やかに法案がとおりそうですねぇ。。原発問題も、、、

    だから、新聞読むなっていってるの。

    生活保護問題については、、いよいよ、厚労省も本気になってきました。
    ばたばた病院がつぶれますよーー。
    生保ロンダリングで儲けてきた、悪魔の館。。。

    もちろん、引受先のない人々をどうにか、最低の入院基本料で受けてきたそういう、経営者の苦労は私も知ってます。
    良心的な医師もいます。
    そのなかで急性期病院とピンポン儲けしたり、勝手に病名を作って、長期入院させて、なかなか経費の安い施設にわざと転出させなかったり。。

    そういうの、、こまるんっすよ。

    しかも、、世襲の医療法人、、財産相続、、私的なお金の所有に医療法人法が利用されているんです。。。

    しかし、、厚労省のみんなのおかげで、その「世襲体質」にもくさびがうたれそうです。

    医療法人法の改正はちょっとまえにされているんですが、医者でないと法人理事長むずかしいとか。。。
    だから子供を医者にしたい理事長たち。。

    生活保護ロンダリングにくさびをうつべく、大坂からのろしが、まあ、戦略でしょうけど、あがっておりますなぁ。

    どんなに儲けても、30%しか税金をとられない、医療法人。。
    宗教法人といっしょの体質。。

    厚労省のみんな、こんなんでいいわけないよね。
    やっぱり年収5000万以上の理事長とかだめだよね。。
    許せないよね。

    もっとがんばって医療監査、ばんばんやんなきゃだめだよーー。

    タイトル
    厚労省のみんな、がんばれ!
  16. 生活保護と防犯
    2012-07-10 20:17

    それにしても、、暑い。。
    日本ってのは、湿気すごいっすね。

    考える気なくしますよ。。だれちゃうね。

    小沢さん、、テレビ映りでは笑顔、にんまり状態ですねぇ。。
    次の選挙も出るんですねぇ。。

    それにしても、40代で狭心症で倒れた、おっさんにしてはちょー元気ですね。

    小沢さん、暑い日は、朝の7時の散歩、気をつけてよ。
    水分、ちゃんととるんだよぉ。SPにせかされても、あんまり、汗かかないでよ。。

    別れた奥さんの、告発手紙のコピー、見たけど、、

    奥さん、、「精神科の」病気じゃないの?
    認知症の初期だったり、するよ。。
    ナンマイダー
    相談のりますよ。。。きゃーー。

    ところで、、
    日本の生活保護のハードルは、、各国の比較をしたわけではないですが、めちゃくちゃ、良心的であるしゅ、、いい加減すぎると思います。
    ビデオニュースの話では、なにやら、日本は国家予算にしめる生活保護率は大したこと無いらしいのですが。。。

    でも、、日々、生活保護需給の書類を書いている身からすると、こんなんで、いいんかいな。。と思うことたびたびです。。

    犯罪繰り返している人も、確かに多いんですよ。。

    でも、ある程度生活保障することで、確かに安定しているひともいる。。

    でも、あるちゅうのひとは、、やっぱり、またのんで、運ばれてきて、また、無銭飲食で、いつのまにか、わたしの前から消える人もいる。。

    犯罪に走る理由はいくらも、あるとは思いますが、まあ、やっぱり、「食べられない人。」は犯罪に走りやすいでしょう。
    だから、経済的保証はやっぱり、防犯に貢献しているとおもうんですね。

    日本の犯罪率が低い、あの大震災でも暴動がおきない、デモも、、アメリカより、少ない、、ようするに、生活保障が行き届いていると、わたしは思ってますよ。。

    クリントイーストウッドの「ミリオンダラーベイビー」って、映画にあるじゃないですか。。
    生活保護受給の実家の様子。。
    日本の現状もそっくりになってきましたよ。。
    あの「女子ボクシング」が日本では、「芸能界」だったりするわけでしょ。
    でも、やっぱり、日本のほうが手厚いと思う。福祉は。。

    生活保護制度で防犯に貢献しているぶん、まあ、警察官や武器、を増やさなくて済むし、裁判官もさほど必要ない。。
    そういう、防犯での経済貢献を制度が担っている側面はあると思うんですよ。。。

    でも、やっぱり、贅沢だね。。と感じる人も増えてきている。。
    パチンコなんて、論外と思う人がいるかもしれない。

    それに、この制度を悪用する、詐欺医療人も、、やはり、批判されるべきだし。。

    そういう意味では、たぶん、ベイシックインカムになると、日本は夜道を歩けなくなると思うんですね。

    こうろうしょーのみなさん、ほうむしょーのみなさん、
    制度設計の苦しみはわたし、理解しているつもりですよーー。
    でも、無駄が多いのはじじつですよ。。
    とくに医療法人法のシステムが。。

    やっぱ、、この法律を改正しないとだめでしょ。。
    小沢さん、まにゅふぇストにいれてくれろ。

    タイトル
    おじいさん
  17. おじいさん
    2012-06-27 04:01

    みなさん、こんにちわ。
    ついに、、消費税とうちゃいました。

    マジ?
    原発、、地震、、関係なかったんですね。。

    2年後、、4年後、、段階的に消費税が上がるんです。

    信じられます?

    小沢、鳩山系は反対しましたが、、ある種パフォーマンスと取られてもしょうがないかもしれない。

    生活実感がわかないんですね。。国民のみなさん。。

    テレビで言っている、所得のシュミレーションはほとんどうそですよね。。

    だって、、、所得/家計内消費×0.3や0.5じゃないっすよ。。
    そもそも、、分母の所得が減るんです。。景気が悪すぎて。。

    これから開業するお医者様、、
    業者からせかされてこう言われます。。。

    「先生、今開業しないと、コストが高くなりますよ。。」

    これにそそのかされて、開業しちゃう、あわれな子羊先生。。。
    しかし所得の減った、「患者さま」が開業医に足しげく通うだろうか。。

    とくに、、眼科、、、
    億単位の設備投資。。

    良質顧客のお年寄りは、、所得が固定しておりますから。。家計負担がどーーんときまっせ。。

    開業医さんのコストは、その医者の診療技術じゃないんですよ。。
    医者のテクなんてどーでもいい。多くの患者にとっては。。

    ご存知のように日本の医者は90%以上洗脳されていますから、、製薬会社に、、ようするに薬剤コストがもっとも大きいんです。
    税があがれば、、当然薬剤購入費も上がります。
    患者負担も上がります。

    ここらへんで、財務省、厚労省が利権がらみで薬だけ、税負担を軽減する、可能性はあります。やっぱり、高い薬が売れないと、、外人が怒るから。。

    まあ、わざわざ、開業医に行くより若い人はとにかく、サプリやらネットやらで、健康管理しますよね。
    まあ、そこにもまた、「どーでもいい」詐欺物質の市場があるわけですが。。
    1円の物質を3万円で売るような。。
    いずれにせよ。。
    人間って、ばかですねぇ。。。
    だまされるのがお好きな、一般、ぴーぽーー。
    きゃーー。

    もうひとつ、、
    病院は、、建て替えや物品購入がハードルになります。
    とくに建て替えが必要な施設は、収益を直撃します。。。
    むろん、今は銀行が融資先に困っていますから、、病院のような大口融資先には、だまし、すかし、ハイパーずぼら融資なんす。。

    しかし、金利払えます?
    医療法人の馬鹿経営者はそんなむずかしいことわかんねぇ。。。

    厚労省のみなさん、いいんすか、これで。
    難しい試験通って、いばりくさった国会議員と対峙する、卑屈魂満載の、高級官僚のみなさん。。。
    こういう馬鹿経営者に国民の健康を任せていいんですか、、ばたばたつぶれますよーー。

    医療法人法を改正しなくていいんですか、
    将来の設備投資はまったくせずに、ドラ息子、ドラ娘を私立医学部にいれるしか、財産の相続法を知らない、馬鹿理事長に日本の医療をゆだねていいんですか?
    銀行に金かえすために、製薬会社とつるんで病気の拡大生産、過剰医療にいそしむ、医療経営者に日本の将来を任せられます?

    もちろん、生活保護改革の一環として、この掲示板でさんざん、発言した、「生活保護ロンダリング」問題はどんどん、改革してもらいたい。。
    ただし、選別は難しいが、ある程度自立心を促しつつ、ほんとに必要な生活保護は続けてもらいたい。
    生活保護改革が正常な形で病院の倒産を促すのなら、いいことですがな。
    医療法人の形もかわるかも。。

    しかしこれとは別に、、馬鹿経営者、、私服を肥やすことしかしらない、、ぼんくら医療法人理事長が「消費税」という、国民全部にもれなくかかる税金がもとで、むちゃするのを厚労省のみんなは、だまっとるとですか。。。
    忙しくて、せからしかとですか。

    なんとか、おっしゃい!
    ひゃーー、つぶれまっせ。。。

    タイトル
    消費税倒産
  18. おじいさん
    2012-06-04 21:54

    みなさん、こんにちわ。。

    医療ビジネスの闇、、、買っちゃいました。。
    読んじゃいました。。ぱらぱらと、、仕事中に。。
    きゃーー、いんちょーに怒られそう。。

    失礼ながら、、ふーんなるほど、、の部分はあまり多くなかったのですが、、
    大局的に医療業界の戦略をみるには良い本かなと思いました。。

    ただ、、あまりに大局的すぎると、、「陰謀論」で片付けられてしまうのではないかと、、それが心配です。。。

    著者の実地の体験部分が少ないかと。。

    場末の町医者の私が日々実感することが書いてあるから。。後半の「ロックフェラー云々」の部分は私は確かめようがないですが、ワクチンや薬品の人体消費工場については、まったくもって、本当のことだと感じてしまいますよ。

    まあ、「陰謀論」が「ウリ」なんだとすれば、別にいいんですが。。。

    それにしても、これから先も、どんどん、日本は検査&クスリ地獄まっしぐらですなぁ。。

    ただねぇ。。ちょっとした変化もみえてきましたよ。。
    情報公開の正の部分とでもいいましょうか。かしこい患者さんもいるんですねぇ。
    今、老人系の薬物はラッシュなんですよ。認知症、、、なんていって、シールやら内服薬やら、、高血圧は「ふつうに」クスリのんでますね。
    高血圧?の定義も不思議だと思いません?

    みなさんの知り合いで、高血圧の意味をしっかり教えてもらった上で藥を飲んでいる人がどれだけいます?

    でもそういうちょっと、かしこい、、くらいの人では、防御できないですね。
    なぜなら、検診でひっかかるから、、何かの異常にね。

    だれだって、
    「おまえ、それおかしいよ。。」なんて、Xでもつけられた日にゃ、ちょっと不安になります。

    少し時間ができたら、病院へ行こうとなるかもしれない。

    みなさん、ほんとに、健康になりたいですか?

    とてもいい方法があるんです。。。

    まず新聞もテレビもみないことですよ。。これに限る!
    あなたが中肉、中背(ちょっとデブorやせくらいなら可)なら、今の日本なら大抵65歳くらいまでは生きますよ。とりあえず、ホームレスしてもご飯くえるじゃないですか。大丈夫です。ウンがよければ、80歳も大丈夫でしょう。暴飲暴食はだめですよ。軽い運動はいるはず。。早寝早起きしてますか?あと、毎日、会話する人がいれば、、これで十分です。意外にできてないでしょーー。

    そういうことがわかっている患者さんも増えてきましたよ。
    「患者さん」で来ているから、何か病気があるかと、病院に来るわけですけど、ほっておいてもいいものだと知るにつけ、クスリなんて要求しないで帰るわけです。
    以前のように、何か藥を出さないと、ヤブ医者野郎とか、おもっちゃう人は減ったかなと。。いや、減ってないかなぁ。。
    もちろん、経済的要因もあるとは思うんです。藥代高いから。。

    しかし、生活保護受給者はあいもかわらず、医療施設にとって、ドル箱!

    今、生活保護費受給で、片山さつきとか大騒ぎしてますが、、、製薬会社は生活保護枠の縮小に大反対するとおもいますよーーー。
    医療ビジネスの闇にも書かれてありますが、アメリカはそういう貧しい世帯の医療費が公費でまかなわれるのにつけ込んで、藥を仕込んでいるのですから。。

    芸能人の家庭環境リークをてこに保護費の見直しをするのはいいけど、本質的な問題は医療費じゃないですか?
    製薬会社のロビーイングを招かないように、芸能ネタを隠れ蓑として、いち政治家が騒ぐのは、もし戦略的にやっているのなら、すごい人だとおもうけど、エイズ問題で売名し日本の血友病医療をぶちこわした、さくらいよしこのおばさんみたいになったらだめよーー。。

    たのむよーーー。
    アメリカに脅されたら、いつでもボクの胸にとびこんでおいでーー

    タイトル
    片山さつきとさくらいよしこ
  19. おじいさん
    2012-05-28 22:08

    いやーみなさん、こんにちわ。
    まったくもりあがっとらんですなぁ。この掲示板。。

    わたしも、仕事にかまけて、原稿、休んでおりました。
    ネタがなくなってきたんで。。すまんです。
    期待しとらんって?
    ま、ええやないの。

    でも久々に、世間を震撼させる裁判の判決がでましたねぇ。
    いやー、すごいっす。
    なんですかこれ、よく、判決文とかは読んでないですよ。
    しかし、ビデオニュースに患者側弁護士の会見動画が出ているんですけど、、
    それを見る限りでは、裁判所まで製薬会社に洗脳されるのかと。。。
    なにやら判決文に、、この判決で敗訴すると、本来日本で承認されるべき、新薬が承認されなくなり、治療水準が先進国から外れていく、、などという、文言があったようですが、、

    いやーすごい殺し文句ですねぇ。。
    田原総一郎も、、乳がんの薬の件で同じこと言ってたような。。。

    なにいってんだ、おまえ、、ずっと前から日本の裁判はそうだに。。

    と、言われそうです。

    いやー、日本って、本当に裁判所って機能しているんですか。

    はっきり言います。

    権力からむと、「機能不全」です。
    だから、それ以外は、そこそこまともな判決かなと。。

    裁判官が行政官、、ではないかもしれませんが、彼らも、官僚制度の歯車なんですねぇ。
    悲しき、転勤人生。。。
    子供だって、ぐれてしまう。。

    公害病の判決、、なんて悲惨ですよ。。
    原爆関連の判決はこれと逆に過剰擁護かと思われるほど、手厚い、、、
    というと怒られそうですが。。
    どうせ、アメリカとの政策合意でしょ。。。

    日本はでっかい企業がからむと、、、悲惨な判決が出やすいんです。。

    もっとも情けないのが、医者の集まり、「学会」の動きです。
    魂を金でかわれたお医者様たち。。
    そんな、うそ、え、、最近、テレビで薬の宣伝多くないっすか。
    新聞にパンフレット挟まってないですか。。
    そのときえらい大学の先生の名前ついてるでしょ、、こいつらですよ。。

    イレッサは、、使ったことがないくすりなので、私は知りませんが、使い方を正しくすれば、「よい。」という人も聞いたことがあります。
    肺がんという、重い病気の、もしかして、よくなるかも、、、みたいな本当に末期の人の、すがる感じのstageの人に、、いちかばちか、、みたいにつかったから、薬の本質的な効果が悪くもたれてしまった、、なんつう、説明を聞いたことがあります。

    わかります、、、このすがる思い。。。これがまさにつけ入るすきをあたえるんですね。
    カルト、、もいっしょ、、

    しかしね、、むずかしいのはたとえば、その末期の患者が、自分自身とか、自分の親とか妻でなくて、自分の子供だったらどーします?

    贅沢すぎてゆがんだ愛をおしつける親が多い中、、感情論で、医者に不満をぶつけます。治る病気なら、ほんとにeasyなものでも、大感謝されるのに、不治の病のこともの親はしょうがないけど、究極にヒステリックです。

    最近はその子供も、ターゲットにされてきました。
    ワクチンだの、、なんだの、、

    ある国会議員は高齢出産して、子供がいろんな病気をかかえてしまい、現在入院中でテレビドキュメントまで作って、子育て経過を公開してます。
    いいとか、わるいとか、わかりません。

    でも、命には始めと終わりがある、、という、哲学が、「老人医療費無料化」だの「健康で長生き」だの、「人間の命は地球より重い。」だの、、の、社会党っぽい政策で吹き飛んだのですね。
    金があまっていた、、からやった、、のはわかるけど、田中角さん、らしいですが。。
    将来世代の資産まで食いつぶして、やることなんでしょうか?

    健康な人にも生きる権利ありますよね。。
    今の日本社会は、病気を持った人に手厚いんです。
    税金も、、人も、、医師も、、病院も。。。。

    なぜなら、彼らが、カスタマーだから、、医療はカスタマーサービス業なんですよ。。
    だから、一番の敵は、病気になってくれない、「健康な人」なんです。
    こいつらをいかに不安にさせるか、、マイナーな病気を作って、いかにすそのを広げるか、、それが医療界の戦略なんですね。

    それで、多くの健康な人たちは重税となる。当たり前。。選挙権のない子供など、ぼったくりバーよりひどい額の税金を将来労働から、徴収されている。

    野田総理、、消費税の前にたくさんやることあるに。。

    タイトル
    イレッサ判決の恐怖
  20. 田中健太
    2012-04-06 13:42

    私は若干30代前半ながら健康について研究をしています。
    最近は特に癌について書籍を読みこんで知識を詰め込んでいます。

    現時点で医師の中でも常識として理解されている事を3つほど紹介します。

    1、「癌細胞は体温35度以下を最も好み、39度以上で死滅する」

    2、「癌細胞は血液の汚れの塊で出来たもの」

    3、「誰でも毎日5000個の癌細胞が発生しているが、NK細胞が癌を退治してくれているので無限増殖はしない」

    NK細胞というのは
    人間の持っている自然治癒力の一つで
    癌細胞を攻撃して食べてくれる優秀なリンパ球であります。
    30年ほど前に発見されました。

    この時点で
    150年以上前の
    癌は無限増殖を続けるという「ウィルヒョウ学説」が崩れ去りました。
    今まで医学界が信じてきた「癌は治らない」というきっかけの学説が
    迷信であったという事が分かってしまったのです。

    今すぐにでも
    医学部において将来を担う医者の卵たちに
    「NK細胞などの自然治癒力が癌細胞を退治している」という事を
    教える必要があるはずです。

    しかし、それをしない
    日本の医療業界の現実があります。

    もしも癌が治ってしまったら
    癌ビジネスが崩壊します。
    15兆円とも言われている癌利権が失われるわけですから
    そう簡単に癌が自然治癒力で治ってもらっては困るのです。

    NK細胞は
    お風呂に入ってからだを温めたり、笑ったり、
    気持ちの良いと感じる事をすると上昇する事が分かっています。

    末期癌の患者さんでも
    「放射線、抗ガン剤、手術」を受けないで病院から逃げだし
    快適に暮らしていれば
    10年以上長生きすることも可能だそうです。

    医者が行う癌の3大治療は
    癌細胞だけでなく、健全な細胞まで殺し、
    免疫力を弱らせます。
    得に抗ガン剤は体内に毒を盛られたのと同然で
    体は正直に体外に毒を排出しようと
    おう吐したり吐血したりして身を守ろうとしています。

    人間の体は毒が入ってきたら
    必ず外に排出しようとします。

    その当たり前の人間本来の自然な生命力も
    癌の三大治療によって失われ
    半年たらずで命を落とす患者が実に多いのです。

    NK細胞が癌を退治しているという事実があるわけですから
    普段からお風呂に入って体を温める事によって
    血行が良くなり、血液の浄化が早まり、
    体内に毒がとどまる事が少なくなります。

    癌は血液の汚れであるとも言われています。

    腸内で腐敗してしまう肉や
    科学調味料たっぷりのファーストフード、
    農薬たっぷりのスーパーの野菜、
    などなど

    体に悪いものを食べれば食べるほど
    血液が汚れ、その汚い血液は60兆個あるとも言われている人間の細胞に
    栄養素として運ばれます。
    汚い栄養素を運ばれたところで細胞は喜びません。
    細胞は破壊され、さまざまな病気を引き起こします。

    癌を治す方法に
    食生活を改める必要があるという理由は
    普段の食事に毒が多く含まれているからです。

    健康な人は
    毒を体内に取り込むと、下痢やおう吐や蕁麻疹などで
    体外に排出しようとします。
    ある意味、健康な人ほどこれらの症状が出るのです。

    仕事が忙しく、体を大事にしない人、
    体からの危険信号に気がつかない人は
    鈍感なので病気にならないそうです。
    気がついた時には
    糖尿病や末期がんなどの大病になってしまっているようです。

    人間は本来病気にならない動物なので
    仮に病気になってしまったら
    どんな難病といわれているものでさえ
    必ず原因があります。

    笑ったり食事を替えたりするだけで
    NK細胞などの自然治癒力が上昇を続け
    癌だけでなく他の病気も治るようです。

    とにかく、今
    健康だろうが末期癌だろうが
    まずは
    NK細胞を体内で活性化させる事が重要です。
    末期癌患者でも
    NK細胞を増やし癌を退治する事が可能なのです。

    病気の人、病気に気がついた人ほど
    健康になるチャンスです。

    癌になったからといって
    医者の言うままに「治らない病気」と
    洗脳されてしまうほど
    日本人は馬鹿ではありません。

    さまざまな本を読んでまだまだ癌について
    勉強していきますが、
    日本で
    癌が治らない三大治療以外で癌を治してくれるが医者が多い事も実感もしました。
    やはり癌は治せるんですね。

    もしも両親が癌になったら
    「よかったね」と言ってあげたいです。
    健康なうちにあれこれ言っても
    聞いてくれる親ではないですから・・・・
    医者に癌と言われれば
    少しは耳を傾けてくれることでしょう。

    タイトル
    健康な人ほど病気になる
  21. 六城 雅敦
    2012-04-03 18:59

    会員の六城雅敦です。この掲示板にふさわしい内容ではないのですが、重掲に載せるほどの内容でもないのでこちらに気軽に読める温泉記として記述させていただきます。

    三月末に秋田の玉川温泉に両親と訪れました。
    健康診断結果があまり思わしくない母のために、私が思い立って玉川温泉に誘ったのです。
    東京からはちょうど3時間で田沢湖に着きます。まだ3月末では玉川温泉への国道は閉鎖されているために路線バスで2km下にある「新玉川温泉」で向かいます。乗車時間は1時間です。


    「新玉川温泉」からはクローラーの雪上車に乗り換えてさらに上流の玉川温泉へゆっくりゆっくりガタガタと登ります。
    宿泊中は雨が二日降り続け、夜半は雪でした。前日はドシーンドドーンと夜間には落雪の音が響いていたそうです。

    2月1日に雪崩により宿泊客が3名亡くなったことにより噴煙を上げる地熱地帯への立入は禁止されてしまいました。雪がなくなる5月頃には解除される模様です。
    ですから、宿泊予約が難しい玉川温泉がなんと前日にとれるほど冬場は宿泊希望者がいないのです。大きな理由にほとんどの宿泊客は岩盤浴が目当てだからでしょう。

    私は玉川温泉でゆっくり癒すためには冬場(12月~3月)が良いと思えます。

    まず岩盤浴は北投石の上にあるわけではありません。せいぜい入り口にある鳥居前で数μS/hで大部分は舗装された遊歩道の下に埋められています。
    大噴(おおぶき)から立ち上る硫黄を嗅ぐことで呼吸器系にも好影響があるのかもしれませんが、それならば大浴場のサウナや箱蒸し風呂でも十分な硫黄臭を嗅げるので雨風の中留まる必要もありません。

    それでも宿泊客は団体客を入れても20名程度。ほとんどが年に何度か定期的に訪れるリピーター客です。外は深雪なので風呂と食堂と部屋の往復ぐらいしかやることがありません。そういう状況下ですからすぐに世間話をするようになります。ほとんどの方が大病をして来られているのです。このようなことから玉川温泉は看護婦が常駐する特殊な温泉です。

    料理は普段はバイキング方式(アラカルト)ですが、宿泊客が少ないのでお膳でだされます。内容は至って普通の温泉旅館らしいメニューです。山梨の増富温泉の不老閣や北海道の二股ラジウム温泉では五穀米のお粥や精進料理のようなお年寄り向けなものではありません。少食を実践する私にとっては玉川温泉はちょっと量が多いですね。二日で1kg近く太りました。普段のバイキング方式(アラカルト方式)であれば食べ過ぎないようにするのですが、貧乏性だから親が残したものも綺麗に食べないと落ち着かないのです。

    さて重要な湯質と湯治の基本を押さえてみたいと思います。
    玉川温泉はPh1.03の強酸性のお湯であるとパンフレットには表記されています。今回はリトマス液を持っていきました。PHメーターという機器もあるのですが、簡易な方法で観てみました。感度の悪いリトマス液ではPH3前後でしょうか。口に含むと濃いめのレモン果汁のような味がします。アルミニウムが含まれているのであまり飲み過ぎると下痢や便秘などになりますから入浴のたびに一口だけ含みました。旅館の案内には6倍に希釈してコップ一杯を限度とするように書かれています。

    ちなみに小銭を浴槽に漬けてみました。10円玉はピカピカにはならないまでも白っぽい同色になりました。1円玉は変化無し。100円玉は表面で沁み模様がつきました。部屋の座卓には100円や10円硬貨の跡があるので私のような実験をした人たちも多いのでしょう。

    増富温泉のミョウバンの味がする苦い源泉はお猪口一杯でも飲めませんでしたが、玉川温泉はいくらでも飲めます。温泉で効果を期待するには飲泉はするべきでしょう。
    年配の女性客も多いです。ご夫婦で来られる方や単身で逗留されている方もいます。
    玉川温泉は長期逗留者が多いことも特徴的です。最低でも5泊はしたい、理想は10日といったところです。20日や一ヶ月という方もいました。若者には携帯電話も使えず、テレビラジオもない場所ですから身をもてあますことの方が辛いでしょう。

    長逗留することでどうなるかは周りの方に聞けばいくらでも教えてもらえます。
    早い人で二泊目あたりから、普通は5泊で湿疹が身体のどこかにできます。私の場合、首とおしりに小さな発疹の初期的な状態ができました。母は背中の肩胛骨が赤くなっていました。健康な身体では入浴はなんともないのですが、発疹ができると段々痛くなってきます。ですから日が経つほど毎日の入浴が辛くなると口々に話されます。

    甲状腺で手術された女性は膝裏に発疹がでて、それが沁みるそうです。でもこの玉川温泉では発疹は吉兆です。毒気が皮膚から出て行くのだと誰もが信じているようです。私も母に早くそのような兆候が出て欲しいと願っていたのですが、たった二泊ではそこまでには至りませんでした。なぜなら4月から中盤まで玉川温泉は閉鎖されてしまうからです。(この閑散期に施設の点検や整備が行われるのです)
    下流の新玉川温泉や湯治館そよ風に移り湯治を続ける方も何人かいらっしゃいました。

    玉川温泉の成分表には元素の成分量が啓示されているだけです。ラドンガスの検査項目は残念ながらありませんでした。
    ですが、自分の感覚を信じれば間違いなくラジウム温泉です。私の場合入浴すると胸骨あたりがキューっと縮こまる感覚がするのです。源泉50%と100%を入り比べてみても、やはり濃度にあわせた感覚がします。
    ちなみに売店で販売されている湯の華「玉川温泉の華」はだいたい5μSv/hです。湯の華にラジウムが含まれていることがわかります。

    硫黄が風呂釜やステンレスの浴槽を傷めるので入浴剤として気軽に使うことは難しいですが、給湯式でプラスチックの浴槽ならば手軽に玉川温泉を楽しめるでしょう。
    (六城ラヂウム 店主)

    タイトル
    冬の玉川温泉は穴場でした
  22. 崎谷 博征
    2012-04-01 17:15

    学研から出版いたしました『医療ビジネスの闇』をお読み頂いた現役の外科医から以下のメールを頂きました。転載の許可を頂きましたので、ここに掲載させて頂きます。医師も今までのように近代医学(「サイエンス」ではない)に洗脳されているだけの存在でなく、自分の腹で考える人が増えてくることを期待しています。

    (転載開始)

    崎谷先生

    一読者からの拙いメールに丁寧にご返信いただきまして
    ありがとうございます。

    この震災があるまで自分が嫌になるほど世間を疑わずに来ました。
    新聞、テレビがうそを言うはずがない、健全なジャーナリズムが 機能している、官僚は(天下りなどをしているが)国の危機には立ち上がるはずだ(僕の高校の同級生や知り合いは東大文一→官僚 コースのものが多かったですが、
    まともな人ばかりだったと思います。)。

    しかし震災の後処理、原発の問題など情報がネットで流れてくるものとテレビ新聞の内容に驚くほどのギャップがあることがわかり驚愕しました。

    この国はおかしい・・・
    僕の知っている日本人が支配階級にはいないのでは?
    恐ろしい疑念を払拭することが日に日にできなくなってきました。
    そして先生の本を投了した際にいてもたってもいられなくなりメールをした次第です。

    10年後、20年後の日本が心配です。
    自分がどうすればいいのか?自分の小さな子供を見ながら毎日考えています。
    このまま気がつかない振りをしてすごしてもそこそこの間は変わらず生活できるでしょう。
    でも日本のことを考えていない政治家、官僚にTPPを決められ、アメリカ型の医療、保険が導入されたらどうなってしまうのか?

    僕は2年前まで大学で働いていました。
    その時ダビンチという医療ロボットが日本で購入され始めた時に
    そのライセンスをとるために韓国に行きました。

    韓国ではやっている術者もどんなメリットがあるかわからないけど、
    この手術がいいことは疑いない、これからはロボット手術だと言っていましたが、1回の手術に100万以上の持ち出しの必要のある手術なんてとても採算があわないし普及するはずもない。

    でも韓国ではすでに100台以上導入されていると聞き、やはり韓国はアメリカの植民地なのだなと漠然と思っていました。
    しかしいつの間にか日本でもそこら中の大学病院で購入されているではないですか。しかも先進医療に通ってしまう可能性もあると聞き、これはおかしいぞと気付きました。

    日本でも明らかに外圧で保険がねじ曲げられている。
    日本の将来を考え、医療費を考えたら今の保険で収載されているものにかなりの無駄があり、現役の臨床家なら有効的に削ることなど雑作ないとわかるのに逆行した動きが加速している気がします。

    このままロボットをそこらの病院で購入させられ、それに伴って混合診療の全面解禁などが起こった場合、完全にアメリカの格差医療のコピー状態に陥る危険があるのではと真剣に心配しております。

    (転載終了)

    今回の『医療ビジネスの闇』は、昨年夏に仕上げた原稿の前半部分で、後半部分を言いたいがための導入部分でした。しかし、優秀な編集長の勧めがあり、前半部をまず出版することになりました。

    中には「ロックフェラーとファイザーやエクソンモービルは関係がない」「ビルゲイツとロックフェラーの関係は推測にすぎず、本の信ぴょう性を落としている」との批判もありました。

    しかし、本当に大きな事実を追求していくのには個人の調査能力の限界があることと共に、状況証拠を重ねることで推測していく手法以外はないのではないかと今回の執筆でも強く感じました。ここは今後の課題として謙虚に受け止めています。

    また他にも現場の医師からご連絡を頂いておりますので、随時ご紹介させて頂きます。医師の中にも、一般の国民と何ら変わりなく、この国の行く末を真剣に憂う方が存在していることをお伝えできればと思います。

    タイトル
    医療ビジネスの闇
  23. おじいさん
    2012-03-01 12:05

    皆さん、こんにちわ。

    寒いっすね。

    震災からもう、1年経つんですね。
    被害の外にいると、、時間が経つのは早いものです。

    仕事にあぶれた人たちが、原発や瓦礫の処理を含めがんばっているのでしょうね。

    いやー、それにしてもこの掲示板で何度も警笛をならしてきた生活保護ロンダリングについては、いよいよ本格的に「摘発」が行われそうですね。
    煽った僕も、、反省をこめて主張します。

    徹底的にヤレ!

    医療系以外の世間話でも大部生活保護の矛楯については、怒りが増しているようですね。
    でも、、本当に必要な人もいるんです。。

    基本的に子供がいる世帯は必要でしょう。
    「先進国」中、もっとも教育費が安い国。。
    ただし、パチンコとお酒に浸りつつ子供を殴る親は、、早くこの世から退場してくださいな。

    「老人加算」も、、廃止されそうですね。
    社会から必要とされず、病院に餌食にされる「不安地獄」のお年寄り達。。

    生活保護の取り締まりが厳しくなると、、病院経営は一直線に傾きます。

    企業がお金を借りなくなって、国債ばっかり買うしかない今の銀行さん。。

    経済のド素人の病院経営者をおだてつつ、あまちゃん審査でお金を融資しまくるのです。。
    わざと借金して、税金を払わない時代は終わっちゃいましたよ。。
    そういうトンデモ病院もたくさんあって。。
    もちろん、彼らはある種の中毒に陥っているので、さらに銀行から借りるんですなぁ。。
    本来は病院の建て替えとか、人材教育とか、儲かった分を未来へ投資しないといけないんですが、、そういう、ごくふつーの先見性を持つ必要がないくらい、医療法人法がゆるかったんです。

    だからこそ、馬鹿息子、ドラ娘を学費1億のぼんくら私立大学へ入学させるのだし。。
    これまで何十人も病院経営者に会いましたが、「質素倹約」を是とするような人物に会ったことはありません。

    ほとんどが「金の亡者」であり、医療法人法で税金をつかった世襲に頭を悩ませる、「モンスターペアレント」でした。
    そして、周囲にはモミ手するイエスマンばかり。。

    病院経営者様へ。。
    あなた達の今の生活水準は国会議員以上ですよ。。。
    でもその原資は銀行の借金ですよね。。
    借金で贅沢する人々、、
    風俗で稼いでホストクラブで散在しサラ金の借金で首が回らない、
    きれいな「お嬢様」と、何もかわらんよ。。

    皆さん、、病院って、倒産するんですよ。。
    当然ですね。一般の企業みたいに競争せざるを得ない時代になったのですから。

    倒産、結構増えてます。個人開業医は廃業続出です。。

    倒産した病院は、、もちろんお金がある人が買ったり、、銀行が別の経営者を連れてきたり、、いろんな「再生パターン」があります。

    コンビニといっしょで、病院経営は周囲の環境条件に大部左右されます。数字だけ気にする事務長だと、一見稼ぎはよさそうですが、、かつての「スーパーダイエー」といっしょで、low-cost、ロークォリティーの医療は自己負担が上がると、患者は離れていきますから、ある種の医療詐欺でもしない限り尻すぼみになります。
    自己負担が出ると、患者は医者を選ぶからね。

    それでも銀行は黒こげ作りたくないからしぶとく、経営者を変えて病院を存続させるんだなぁ。。

    ほんと、しぶといっすよ。

    医療詐欺っていうのは、なかなかばれないし、法律違反でもないし、だからこそ、生活保護ロンダリングはどこの医療機関でもやっている、「合法的」詐欺なんです。

    厚労省のみんな、銀行界の圧力に負けたらダメよ。。
    いずれ、クレーム来るだろうから。
    国民皆保険を維持したいのなら年寄りの自己負担をどんどんあげるんだよぉ。。

    タイトル
    傷だらけの病院経営
  24. おじいさん
    2012-01-04 09:38

    みなさま、こんにちわ。
    いよいよ、2012年ですね。

    早いものです。

    年をとると、、どうにも一日が早すぎて、、記憶の容量って年取る毎に減るんだなぁ、、どんどん脳が老化しております。

    年寄りターゲットの、「脳ドック」だの、、「脳機能訓練」だの、、あやしすぎて全く受ける気がしませんが。。

    ところで、いよいよ、世界の景気はドスンっと落ち込みそうですね。。
    これが一体何年続くのでしょうか。。
    とにかく戦争にならないように、権力を見張るのが最も大事ではないかと。。
    戦争とハイパーインフレ、、皆さんはどちらがお好みですか。。

    戦争で若い人が死ぬくらいなら、国債をばんばん発行したほうがましかと。。

    ま、むずかしいので、置いておくとして。。

    ところで。。
    いよいよ、、厚労省が本腰いれて、生活保護ロンダリングの摘発に乗り出すようですね。

    いやー、もっと早くしてくれたら、、震災復興にお金がシフトできたのに。。
    消費税だって、あげなくてよいかもしれないし。

    点滴だの、、リハビリだの、、で小型バスつかって、大卒の若者より所得の高い、「弱者」を餌食にしている、お医者様。。。

    「おまえはもう、、死んでいる。」
    医師免詐欺はもう、オワリなのですよ。。

    厚労省キャリアのみなさま、、あなたが35歳以下で独身なら、生活保護受給者で、慢性疾患をもっており、、子供二人いる家族の方が、経済的にも、時間的にも。。。。。

    お金持ちなのですよ!

    ひゃほ^^。

    せっかく、東大でたのに、、せっかく、学生時代もしこしこ勉強したのに、、すごろくゲームの最後は、、天下りもできない悲しき序列人生でした。。

    くやしい。。
    その怒りを是非医療改革に向けてくださいな。。
    日本医師会ごときに負けてはだめよ。。

    この点では私は断固厚労省を支持します!
    100円徴収はいいアイディアだったのになぁ。。

    しかし、、経済的なコストは、開業医さんの、外来生保ロンダリングとしては、さほど大きくないんですね。。
    問題は、入院の方なのですよ。。

    もう何度か話しましたが、病院というのは、何か病気があるから、入院するのでしょうか。。
    ま、それはそうなのですが。。

    それよりも、、経営者の「空床があるからどーにかしろ!」の方が、入院の目的としては、はるかに上です。

    ほっといても、患者のくる、人気ドクターはいいですよ。
    ほっといても、入院させてくれ、、と患者が集まりますから。。
    しかし、ふつーの医者、まっどな医者、年取りすぎた医者、、どーします?

    ここに、生活保護ロンダリングの最大の温床があるわけですよ。。
    その額たるや、外来ロンダリングの比ではありません。

    前にも書きましたが、あるところで入院した生保受給者が、また入院したくなって、ちょっと酒のんで、γ-GTPをあげて、隣町の救急病院を受診した場合、空床だったら、入院できる可能性はきわめて高い。。
    特に、アル中はあらゆる病気をもってますから。。
    ちょードル箱疾患です。

    DPCでどうのこうの、という問題はあるかもしらんが、疾患名を変えたり、一日だけ退院させたり、技はいくらでもあるのですよ。。。
    救急病院には悪魔のケースワークが存在しますから。。

    日本全国で、、間違いなく、1兆円以上、これで「浪費」されてますね。

    厚労省キャリアの皆さん、もう一度いいます。
    せっかく東大出て、国家一種通っても、あなたが、35歳以下で独身なら、年収はたいしたことないでしょう?
    その莫大な努力の結果としては。。

    あなたも国家制度の犠牲者のひとりなんです。
    特に女性キャリアだったら、、パートナーもみつからんでしょ?
    いくら綺麗な「おなご」でも。。

    健康で真面目に暮らしてきたあなたの税金がこうやって、病院にくわれちゃっているんですよぉーー。

    そして、そこでは働く医師は、ほとんど死にそうなくらいの過剰労働で、
    経営者とそれに群がるイエスマン達が、、年収数億円のぼったくりバーよりすごい世界でいきているのですよ。。
    開業して、おれもぼったくりのあるじになるべし、、と思うのは当然じゃないっすか。

    いいんですか?
    これで?
    もうすぐ震災から1年です。
    何の罪もない子供達がたくさん犠牲になりました。
    社会保障改革に手をつけなくて将来がありますか?

    タイトル
    生活保護ロンダリングの狂乱
  25. もう
    2011-12-28 18:46

    ひさしぶりの投稿になります。「もう」でございます。 今回は福島の原発事故による放射能汚染で問題になっている低用量放射線被曝による発癌について、危険であるという論拠とされている「チェルノブイリ膀胱炎」について、私は膀胱癌が専門でもあるのでその立場から文献的に考察してみましたのでその結果について報告します。

    チェルノブイリ原発の事故後、ウクライナ地方の膀胱癌患者が10万人あたり26人(1986年)から43人(2001年、2005年は50.3人)に増加していることを受けて、膀胱癌増加の原因がウクライナ地方が137セシウムに広範に汚染されていることにより、体内に取り込まれた低レベルの放射性セシウムが濃縮されて尿として排泄される際に、膀胱粘膜に慢性的に癌を惹起させるような刺激を与えた結果ではないか、という仮説に基づいて、日本バイオアッセイ研究センターの福島氏らが164名の前立腺肥大症手術によって得られた膀胱粘膜の変化を、セシウム高暴露地域(5-30Ci/km2)、中間暴露地域(0.5-5.0Ci/Km2)、非暴露地域に分けて組織学的、分子生物学的に比較した結果、高暴露地域、中間暴露地域の順に膀胱癌の前癌病変が疑われるような変化が見られた、という結果からこの特異な炎症性変化をチェルノブイリ膀胱炎と名付けて、低用量放射線被曝のモデルと考えようというものです(1)。2011年9月14日の東京新聞で取り上げられて一般に広く知られる所になりました。

    日本でも福島原発の事故後、大量の放射性セシウムが拡散し、土壌や植物に付着したことでそれらが住民の体内に取り込まれて長期暴露の後に発癌の因子になるのではないかという危惧がもたれ、福島県内の母親の母乳や子供の尿からセシウムが検出されるに至って低用量放射線の汚染と被曝にどう対処するべきかが議論されています(2)。

    放射能汚染の問題を論ずることは、本来科学的な問題であるはずの事柄でありながら、政治的意味合いが強くなりがちです。それは前にも述べましたが、現実社会においては右端に絶対的安全、左端に絶対的危険が存在する直線上のどこかに区切りをおいてその右側を安全域、左側を危険域として扱わねばならず、安全の基準をどこにおくかによって、区切りを置く位置が右寄りになったり左寄りになったりするに過ぎないからです。右寄りにおいた方が安全基準がきびしいことになるし、左寄りの方が甘い基準になります。

    放射線は非日常的な物であり、また目に見えない物でもあるので安全基準は厳し目(右寄り)に置かれることが普通でした。しかし現実に事故が起きて厳しい基準のままでは生活できない状態になったので政府が基準を左に動かした所、国民の生命・健康を軽視するのか、損ねるのかと非難轟々の状態になりました。除染をするにしても現実的には予算にも限りがあるので汚染の酷い所を優先してする他ない、或いは除染は諦めて汚染の結果被爆し、健康被害が出る可能性の高い小児や妊婦を長期に疎開させる方が現実的という考えもあります。このような政治的決断にかかわることが関係するので畢竟政治的意味合いが強くなるのだと思います。

    放射線被曝と発癌についてはそれなりに知識はありましたが、科学と政治は同じ土俵で語れないため、あまり福島の現状について意見を述べる気にはなりませんでした。しかし今回チェルノブイリ膀胱炎と発癌については、膀胱癌が自分の専門領域でもあることからいくつかの疑問点に分けて少し検討を加えて見る事にしました。

    1)チェルノブイリ膀胱炎は低用量放射線被曝による発癌のモデルと言えるか。

    これはいきなり結論といえるコメントになりますが、疫学的には有意に低用量放射線発癌の可能性を示したモデルと言えると思います。但し示された事実がそのままセシウムによる汚染で膀胱癌が増加したという仮説を裏付けていることにはならないことを以下に考察します。

    2)チェルノブイリ膀胱炎は放射性セシウムによって起こされたと言えるか。

    直接の因果関係を示す証拠は何もありません。膀胱炎発現の頻度と汚染地域の濃度が3段階の比較で一致していたに過ぎません。患者の尿中のセシウム濃度も汚染濃度に比例して多かったというデータは示されています(1)(3)。しかし全く別の原因でこのような組織変化がおきていた可能性は否定できません。低用量慢性被曝という実験に向かない仮説を証明する限界といえるかも知れません。今後10年以上経過して福島県の高度汚染地域(浪江町や飯館村が同等の土壌汚染地域と言える)に住む人達から同様の膀胱組織変化が得られたとすれば、低濃度放射線被曝という条件が一致することになるのでこの仮説を支持することになるでしょう。

    3)特異な膀胱炎の所見はそもそも前癌病変なのか。

    膀胱癌には前立腺癌のような前癌病変(前立腺癌のpinと呼ばれる病変も厳密には前癌病変とは言えませんが)の明確な既定はありません。論文で上皮内癌(CIS)として述べられている所見は前癌病変ではなく、臨床では治療対象の癌として扱う所見と思われます。従ってたまたま取ったサンプルにCISがあったものを前癌病変と言うのか癌があるというのか意見が別れるところでしょう。(臨床的にはまだ癌と認識されていなかったはずです)他にも分子生物学的に細胞増殖を示すki-67、PCNA、CyclinD1や上皮増殖因子受容体の下流に位置するMAPキナーゼなどが活性化されている所見が組織化学的に病変部で高いことが示されています。これらは前癌病変としての傍証ではありますが、これから必ず癌になる、或いはこれで癌と証明できるというものではありません。

    放射線治療に用いる高用量放射線はDNAの直接障害を引き起こします。この直接障害が新たな癌化にも関与するだろうと言われているのですが、細胞の癌化とはDNA自体の変異によるものだけではなく、DNAには変化がなくても遺伝子の修飾(メチル化など)によって発現が変化することで多段階的に癌化することが解ってきています。人間の遺伝子解析が終了しても癌が解決しないのは、遺伝子の無限ともいえる修飾の具合によって癌が多段階的に起こっていることが遺伝子解析後の時代(この10年のepigenetic era)において明らかになったことによります。逆に言うと癌化の過程というのは種々の前癌状態と思われるものの傍証を積み上げてゆくことによってしか証明できないことを意味しています(4)(5)。その点でこの研究の方向性は間違ったものではないと言えます。

    4)サンプリングに偏りはないのか。

    男性の高齢者に見られる前立腺肥大症の患者のサンプルから取った膀胱粘膜(しかも肥大症手術で得られた前立腺腺腫に付いている内尿道口の近くの粘膜)のみで検討していることは、この種の検討では限界があるとは言ってもサンプリングに偏りがあると言わざるを得ません。他の死因で亡くなった患者さんの剖検で得られた膀胱粘膜にも同様の所見が散見されないかといった検討も必要であると思います(6)。

    5)今後の検討課題

    日本の膀胱癌患者の罹患率は概ね10万人あたり10人位で、欧米の白人はその倍で20人位と言われています。東ロシアに位置するアルハンゲリスク地方におけるコンピューターを用いた癌登録の集積結果(1993-2001)の報告(7)では、膀胱癌の発生率(new case)は人口10万人あたり13.4人と報告されています。ウクライナにおける膀胱癌の罹患率が2005年には本当に50.3人に増加しているとすれば、それはアルハンゲリスクにおける胃癌の発生率に等しい、頻度の高い癌に膀胱癌がなっていることになり、かなり問題になるはずです。この高頻度になった膀胱癌の組織所見、腫瘍以外の部の膀胱粘膜所見がチェルノブイリ膀胱炎を背景としたものであるという報告はまだありませんが、そういった報告がなされて初めてチェルノブイリ膀胱炎が低用量放射線被曝から癌になる前癌病変モデルとして科学的に認知されるものになると思われます。

    ということで、私は低用量放射線被曝については未だ確定的な発癌の証明はなされていないけれども、上記のような報告が今後集積してゆけばより明らかな結論が出せるであろうと考えています。

    参 考
    (1) Romanenko A., et al. Urinary bladder carcinogenesis induced by chronic exposure to persistent low-dose ionizing radiation after Chernobyl accident. Carcinogenesis vol 30 (11) 1821-31. 2009.
    (2) 児玉龍彦. チェルノブイリ膀胱炎、長期のセシウム137低用量被曝の危険性 医学のあゆみ vol 238(4) 355-360. 2011.
    (3) Romanenko A. et al. DNA damage repair in bladder urothelium after the Chernobyl accident in Ukraine. J Urol. vol 168, 973-77. 2002.
    (4) Trosko JE., et al. Low-dose ionizing radiation: induction of differential intracellular signalling posiibly affecting intercellular communication. Radiat Environ Biophys vol 44 3-9. 2005.
    (5) Trosko JE., et al. The emperor wears no clothes in the field of carcinogen risk assessment: ignored concepts in cancer risk assessment. Mutagenesis vol. 20 (2) 81-92. 2005.
    (6) Jargin AV., comment to (3) J Urol. vol 177, 794-95. 2007.及び私見
    (7) Vaktskjold A. et al. Cancer incidence in Arkhangelskaja Oblast in northwestern Russia. The Arkhangelsk cancer registry. BMC cancer vol. 5:82. 2005.
    ~以上~

    タイトル
    チェルノブイリ膀胱炎は低用量放射線発癌のモデルとなるか
  26. 柳澤節子
    2011-12-25 14:45

     [130]の続きです。

    六城ラヂウムブログで推薦している書籍です。ガンは誰でも気になりますから

    千島喜久男博士の二冊は家庭におき、常日頃読むには最適な著書です。

     『血液と健康の知恵』新生命医学会 1977年11月10日 発行

     『ガンの疫学と血液』地湧社    1974年11月15日 発行

     『血液と健康の知恵』刊行の主旨は数千ページにわたる革新的千島理論とその

    応用についてのエキスを一冊にまとめた。本書は国民健康の危機を座視するにしの

    びず東洋古典医学の根本精神を科学的にうらづけ、西洋医学の短所を捨て、長所を

    生かした革新的8大原理とその応用についてまとめたもので、世界中の医学関係者

    からこれに反論することが出来ない正しい生命、健康の知恵を説いたものです。

     まえがきから2ページ9行目

    タブーに挑み革新的8大原理(哲科学)を提唱

     16行目~23行目

    第1原理 赤血球分化説 (赤血球は凡ての細胞の母体である)

    第2原理 血球の可逆的分化説 (断食その他で組織から血球へ逆戻りする)

    第3原理 バクテリアやウイルスの自然発生説

    第4原理 細胞新生説 (細胞は分裂によって増殖するものではなく、主として

                有機物から自然に発生する)

    第5原理 腸造血説 (骨ズイ造血説の否定)

    第6原理 遺伝学の盲点 (進化の第一要因は共生、相互扶助である、その他)

    第8原理 心身一如の生命弁証法 (生命や自然についての正しい観方、考え方)

    第6原理の294ページの3行目から29行目に人間の男女生み分けの原理の説明

    が詳しく書いてあります。生み分けは割合簡単に出来ると思うのですが。

     『ガン呪縛を解く』の著者稲田芳弘氏の言われるように今の医学はわかっていな

    いことが多すぎるにもかかわらず、間違ったガンの治療法がまかり通ってると、

    読了してぞっとしました。

    自分の身体の不調は自分しかわからないので千島喜久男博士の著書は

    人生の道しるべかと。

      柳澤節子 拝

       

    タイトル
    千島学説について (2)
  27. 柳澤 節子
    2011-12-24 23:39

     会員番号2988の柳澤です。

     『放射能のタブー』に執筆してらっしゃる六城雅敦氏の

     微量の放射線は生命の必須栄養素だ (P112~P125)の内容を体験した結果

     を報告します。

     現在59歳の主婦です。私を含め三人兄弟の弟を両親は一番かわいがっていたため

    内科医になった息子を信じて積極的に薬を飲むようになりました。弟は現在地方の

    国立病院の院長をしています。両親はいつのまにか薬漬けであらゆる病気をする

    ようになり惨めに亡くなっていきました。私が医者嫌いと不信感と恐怖心をもつよ

    うになったのは当然です。弟は数学はゲームを解くようで面白かったと言っていた

    けれど人に興味がなく、何故医者に?

    兄は商社マンで北京駐在所を1970年代初めて開いたグループの一員でした。

    美食家で30代前半で痛風をわずらい、とうとうすい臓を摘出する手術を東京女子

    医大で受けました。熊の手やつばめの巣等毎日接待でご馳走三昧だったそうです。

    そんな身内故反面教師で私は薬アレルギーだったことが幸いして、中学1年の時の

    盲腸の手術以来からだがだるくなったため、自分で自律神経失調症と勝手に決め、

    医者にかからず食生活とサプリメントで何とか乗り切ってきました。

     子供はいらないと言う言葉を信じて結婚に踏み切ったのに、後継ぎ、後継ぎと

    うるさく2年間迷った挙句男女産み分け法で長男を出産しました。

    そのために初めて玄米食中心の粗食に食生活を180度変えました。結果からだの

    だるさやジンマシンが消えていました。

     全身全霊で出産した長男、母が教育ママだったのでよく兄に勉強を強要している

    姿を見てこれも反面教師、よし健脳食で頭のよい子に育てようと母乳はもちろん

    でしたが離乳食から玄米と完全無添加、無農薬の食品、甘いものは一切与えない。

    又0歳から3歳までの間にグレーン・ドーマン博士のドーマン法、つまり算数に強く

    なる子供に育てるために実行しました。

     ロイヤルゼリーを飲み始めたのはこの頃です。元気になるのですが、食の細い

    私には空元気が出て結局働きすぎてダウンしてしまうの繰り返しでした。

     幼稚園に通いだした長男が弟がほしいと言い出し、よし又産み分け法で確実と

    内心ほくそえんで6歳離れて次男をやっと出産しました。

     この時すでに体力が消耗して母乳は出ず、粉ミルクで育ててしまったため、今で

    も軽いアトピーに苦しんでる次男、母乳と粉ミルクではこれほど違います。

     次男にももちろん算数が強くなるようにドーマン法を適当にやった記憶がありま

    す。次男の出産後私自身も二人の息子達もほとんど医者にかからず、食生活に気を

    つけて育てました。

     これだけ食生活に気を使っていても55歳頃から今年の夏は乗り切れるだろうか、

    この冬は大丈夫かしらと、取り越し苦労ばかり。冷え性はますますひどくなり、

    とにかく元気になりたいと健康食品には常にアンテナを張っていました。

     六城氏のブログはほとんど読んでいましたし、健康に関する書籍は興味津々、

    でも商品を試す気持ちは、、、、でした。

     きっかけは3.11の大震災後の福島に副島先生が六城氏と出かけたときに確か

    ラジウム鉱石を抱いて休まれていると言う文章を読んだ時なぜかこれだとひらめい

    たのです。お風呂の長湯でのぼせ風邪気味になるので温泉が自分に向いてるとは

    今まで一度も考えたことがなかったのです。

    5月中旬にラジウム鉱石入りの浴槽に20分漬かって出たときの体験は忘れられませ

    ん。今までは長湯でなくても入浴後は疲れがどっと出ていました。

    それが、あれ、身体が軽い、入浴する前より元気なんです。

     六ヶ月後位から朝起きてからの倦怠感は完全になくなり、健康の人の身体という

    のはこういう状態なんだと初めてわかりました。

     神経質で寝つきが悪く、不眠症でしたがこの六ヶ月源き珠を肌身離さずもち、

    寝る時は両肩において休みました。毎晩ぐっすり眠れるようになり、軽い更年期

    障害のめまいや頭痛が消えました。

     庭の草取り後の腰痛もなくなり、出かけるときはハイヒールで、冬はブーツ、

    かかとが高いのでこの2~3年都内に出かけ帰宅すると身体は疲れるし、膝が

    痛くなっていたのですが、膝にしばらく源き珠を当てるだけで痛みが消えます。

     運動も大切ですから20代から水泳、体操教室、ヨガやジム通いもして筋肉の

    老化を防いだりしてきましたが、去年11月ジムに一ヶ月通った後体調崩して

    約2ヶ月ひどい状態でした。

     
      今新発売のラヂウムスーパーメッシュシート「気傳効」をして、メイルです。

    来年すぐに60歳で、こんなに元気になるとは夢にも思いませんでした。

    副島先生の御著書に出会い精神的に救われました。

    そして 六城ラヂウムで体力的に救われました。

    (2)は六城氏のブログで知った千島喜久男博士の千島学説の要点を抜粋します。

    その中に私が実行した男女生み分けの原理が詳しく記述してあります。

    柳澤節子 拝

    タイトル
    六城ラヂウムのラヂウム鉱石5kg(浴槽用)とセラミックボール「源き珠」500g2袋を購入した7ヵ月後のホルミシス効果(1)
  28. おじいさん
    2011-12-08 10:25

    みなさん、こんにちわ。

    いやー、何か世の中怖くなってきましたねぇ。警察がどんどん力つけてきましたねぇ。

    交通違反で捕まってないですか?
    警察官も若い人からやめていくそうじゃないですか。
    軍隊式序列に耐えられないのでしょうね。

    犯罪を作ることで仕事を作る。。。そういう国がどれだけ国力を維持できるのでしょうかねぇ。

    暴力団と呼ばれるみなさんはおろかそのおつきあいのある人まで、「逮捕」するそーです。

    おーこわ。

    ところで。。
    最近、銀行がうるさいんですよ。。
    何がって。
    「融資するから、開業しませんか。」
    だって。。

    いやー、企業が衰退し労働世帯は家も造らないし、マンション買ってもなぁ。。
    共益費払えば、賃貸とそう変わりはないんだよね。

    病院の改築とか増築、数十億円規模になるので、結構おいしいようなんだけど、これも昨今の不況でなかなか、さすがに馬鹿理事長といえども踏ん切りがつかない。。。

    それでも一般企業より、銀行にとっては医療系の借り手はおいしいのです。。

    介護施設や老人ホーム、授産施設といった、老人系、障害者系の建物にも銀行が積極的に融資しているみたいです。。
    土建屋とつるんで。。。

    それにしても、銀行にそそのかされてたいした実力もマーケティング戦略もできない、おろかな子羊「お医者様」が「自己破産」してまっせ。。

    彼らは。。馬鹿なんです。。
    でも、医学部ではマーケティング戦略なんて教えないんです。
    地域の総合病院で偉くなったくらいで製薬会社からおだてられて、開業しても儲かると思っているんです。

    設備投資は診療科で大部変わりますが、まあ眼科とかは、機械は高いけど、白内障と緑内障の老人を捕まえて、適当に目薬出しておけば元は取れるのでしょう。。(東京ではそれもむずかしくなって、不衛生な処置をした眼科医が逮捕されましたが。。。)
    でも、馬鹿だから、融資の利息はさぞかし足元をみられているでしょうよ。。

    整形外科は。。リハビリ器具をおいて、リハビリするにも施設基準っていうのがあって、、理学療法士も雇わなくてはいけないし、レントゲンとるには技師も。。(この前、近隣のクリニックが看護士にレントゲンとらせて、数千万の診療報酬返還要求されました。。。技師じゃなきゃいほーなのよ。。おーこわ。)
    まったく、ペイしないやんけ。

    でも設備投資どうするよ。。

    内科、、、も、、カメラしまくってもエコーしまくっても、そんなの誰でもできるから。。大貧乏!
    内科検診も奪いありとりあい、、医師会の理事じゃないから仕事なし。。
    しょうがないから最近は精神科をまねて、「予防的に」「うつ病」の治療をしている状況。。きゃーー。
    透析。。。いや設備投資が高すぎる。。一頃ほどもうかんないよ。。

    外科、、外科の開業医の仕事、、なし。。だからインチキ内科をする。。

    いやまったく儲かりません。

    精神科、間違いなく「うつ病」で、やくちゅ◎作るね。。
    「あー私、ちょっと疲れ気味で。。」
    「ほー、このうつ病スケールためしてみよう!」
    「お、あなたスコア28点、、間違いなくうつ病ですね。」
    「いやー先生ありがとう。じゃ、抗うつ薬ください。」
    「お、これもってきな。。」
    そして、薬の依存が始まる。。
    あ、でも設備投資少ないから、最近乱立ね。
    よい子のみなさんも気をつけよう!

    皮膚科。。「おー、あなたのその症状は、アトピーですねぇ。どれどれ。。ステロイド塗りまくりましょう。。(段々、皮膚がまっくろけになりますから。)」
    「私のとこは独特の混ぜ混ぜクリームがありますから。。」
    と、、よくわからない配合の塗り薬を出される老人達。。
    お、ここでも年寄りは大活躍でんな。
    ちょっとしたかすり傷が治ったとたんに
    「おーあの先生は名医じゃ、名医じゃ。。」と歓喜の声。。
    よ、にっぽんいち!
    設備投資は少ないけど診療報酬が安いから、皮膚科は数でこなさないといけないのね。。

    耳鼻科。。ま、ここも診療報酬安いから。。数で。。
    ちょっとしたカゼだろうが、鼻ずまりだろうが、なんでもこい!
    設備投資高いから回収にとても時間がかかる。。
    おまけに総合病院ではそうそう雇ってくれない。
    早めに開業じゃ!

    これはかつての、バブル時代の、、「過剰融資」に似てますねぇ。。

    いやーー、それにしても、、どの診療科も、、あんまりおいしくないっすねぇ。。

    そこで。。。
    かつて、マトモだった医者も。。
    かつて、研修医に正論ぶってた、エライ教授も。。
    かつて、総合病院で経営手腕に長けているとおだてられた勘違いもと院長も。。
    医学部卒業したての、本質的なmadな医者も。。
    今にも死にそうな、医師会の理事のじいさん、ばあさんも。。

    開業して集客率の低い「お医者様」は。。
    みーーんな、「検査&クスリ地獄」に走るんですねぇ。。

    「僕にだって、家族があるんだ。」
    「私にだって、子供がいるんだ。。」
    「孫を馬鹿私立大学に入れないと行けないんだ。。」

    おーよしよし、、ヒットラーにも子供いましたよ。。。
    おーよしよし。。東条英機にも子供いましたよ。。

    ますます、景気が悪くなるなか、、来年も「検査&クスリ地獄」が拡大することは避けられないしょう!
    銀行のみなさん、迷える子羊の「お医者様」をどんどん、詐欺しましょう!

    タイトル
    銀行とお医者様
  29. おじいさん
    2011-12-07 10:07

    みなさん、こんにちわ。
    いやー師走はやっぱり忙しいですなぁ。
    書き込みできませんでした。

    それにしても、いろんな事がありました。
    外来診療100円徴収→ダメ
    TPP不参加→ダメ
    消費税維持→ダメ

    TPPに関しては私は何とも言えないのですが、外来診療費と消費税に関しては、こりゃ、大変なことになりました。

    まあ、消費税が上がると医療機関の経営を直撃しますね。
    なにしろ、医療機関は「貧乏人」をターゲットに「仕事」してますから。。
    やはり逆進性のある税はいまや年収200万世代およびそれ以下の人が大半をしめる中、医療機関の受診傾向を減らします。
    ま、無駄な医療が減るでしょうから、真面目に税金をおさめている一般国民にとっては朗報とも言えます。

    外来診療費100円徴収がダメになったことは労働世帯の人々、真面目に働いている人、にとっては、so bad newsです。。
    これで税金やあなたの社会保険料が上がるのは間違いない。。
    みなさん、ほんとすいません。
    悪徳医者のわたしだけ儲けて。。
    もう、笑いがとまりませんなぁ。。
    安泰じゃ安泰じゃ。。医者を世襲したくなるのもわかろうというものじゃ。
    年寄りが旅行鞄ぶらさげて、薬を食べている姿が目に浮かぶ、、ちゃ。

    診療報酬を下げればいいじゃないかという、、議論。。
    無理でしょうなぁ。。
    医師会は金持っているから。。
    ロビー活動すごいから。。。

    この点は看護協会も医師会とタッグ組むでしょうから。。
    薬剤師協会だって馬鹿にできませんよ。。

    それにしても、芸能人の「出産ニュース」がやたらと増えましたなぁ。。
    これで出生率をあげようとでも思っているのかにゃ?
    ほんとうに、そうやって子供達の未来を考えるなら、老人世代の財源改革を本気でやってもらいたいですにゃ。

    ま、それはいいとして。

    先日、おもしろい話しを聴きましたよ。。

    私の患者に某大学病院の事務ちょーさんがいるんですね。

    よく愚痴こぼすんですわ。

    「大学教授がこんなにひどい奴らだとは知らなかった。」

    まあ、私に言わせれば、あんた遅いよ。。。つうことになるんですけど。

    独立行政法人化して、経営がどうの、とか、言われる時代に大学もなっちゃったんですね。
    それで事務方が病院経営の、診療報酬の、、どうのこうの、で説明すると。。

    もう、ヤクザの親分より威張った態度でぼろくそいわれるらしい。。
    当然じゃのう。
    なにしろ、教授はその診療科では「皇帝」だと勘違いしているから。。
    彼らは給料より病院外収入が多いから、病院本体の収益なんてどーでもいいんだね。

    世間の皆さんはこんな馬鹿連中にありがたく診療されているんですねぇ。。
    かわいそうに。。

    まあ私も患者が希望すれば大学病院に紹介しますけどね。。
    何度言っても、権威に弱い、、患者様達。。
    しょうがないねぇ。。

    でも選んだのはあなたですよ。。
    かんじゃさま。。

    何度でも言いますけど日本の医療系大学教授の90%は馬鹿です。

    医療系でなくても、80%くらい馬鹿のようですけど。。
    まあマスコミに出てくる権威をみればわかりますよね。
    原発関連の教授をみれば、、世間の皆さんもいかにこの国のアカデミズムが劣化しているかわかろうというものです。。

    2012年はヨーロッパも、中東も、米国も、、中国も、、多分オーストラリアもくらーーい。。
    日本も巻き込まれ。。
    きゃーーー。

    もうそろそろ、「検査&クスリ地獄」反対の声がでかくなってもいいんじゃないでしょうか。。

    タイトル
    2012年、、おーこわ。
  30. おじいさん
    2011-11-11 18:11

    みなさん、こんにちわ。

    それにしても、なんでTPPって、こんなに盛り上がっているのでしょうか。
    連日の新聞報道、反対議員、賛成議員の奇声。。

    農業、漁業、医療、等の各種の反対運動。。
    しかし、こうした団体に共通しているところ、、、
    それは明治以来の伝統的な既得権益団体。。
    ではないでしょうか。

    これはこれで皆さん問題だと思いませんか。

    私の予想するに、TPP賛成団体は医療界では、薬剤師と看護師でしょうな。

    これは小泉改革の時に前例があります。
    医師会に対抗するために、薬剤師と看護師には診療報酬で「加点」しましたから。。
    看護士は甘い汁を吸うことができるようになりましたが、薬剤師はそれでも悲惨な状況です。。。
    検査&クスリ地獄をあと10倍くらい活性化しないと、薬剤師の過剰状態を吸収することはできないと思います。

    ところで、日本医師会はTPPの何に反対しているのでしょうか。

    どうもそれは、
    「混合診療」らしいです。

    混合診療とは。。
    皆さんおわかりとは思いますが。。
    今現在、皆さんが病院にかかったときには、「健康保険証」なるものを窓口で提出しますよね。
    これはいわば、日本の医療機関を「税金」で受診してよろしいという許可証なんですね。
    自己負担の割合は所得や世代でかなり変わります。それはこの掲示板で何度もお話ししました。簡単に言えば世代間のちょーー格差負担が問題です。

    なお、一方、一部の医療形態については、国が定めた税金をつかった医療行為以外でも、全部自腹きるから受けさせろ、という、国民の声もあるわけです。

    典型的なのが、「美容形成外科」です。
    あるいは一部の高度医療やら、民間医療やら。。ですね。
    これは保険診療に対して、「自由診療」と言われます。

    しかし今の日本の法律では、医療機関は「当院は保険診療です。」「当院は自由診療です。」と区分けされており、両方同時にすることはできません。

    例外事項としては、実験的治療や高度医療で施設の倫理委員会等の監査を経たものについては、保険外医療が施されることがあります。
    移植とか、性転換とか。。
    無論、役所の許可というか、そういうのが必要になります。

    それでもって何で日本医師会が、この混合診療に反対するのか。

    だいたい彼らの雄叫びは。。
    ・自由診療だと金持ちしか医療が受けられなくなる。そっちが儲かるから保険診療をしなくなる。
    ・よって、日本が世界に誇る「国民皆保険」が崩壊する。
    ・医療難民が増え、米国のように悲惨な社会になる。。
    という論法のようです。
    しかし、池田信夫氏もブログで書いているように、TPPと混合診療はまったく関係ないようなのですね。

    池田氏いわく、ようするに開業医の既得権益を守るためだと、自由診療なんか入れちゃうと、患者が減っちゃうから、患者ロンダリングできなくなるからと。。

    これは私もまったく同感ですね。

    そもそも自由診療で治療する病気は必然的に、それに見合うだけのお金を払う、「特殊で高度な医療」になると思います。
    そういうキラーコンテンツのある医者はばんばん儲かるでしょう。
    開業医にもそういう人はたくさんいると思います。
    しかし、大半の勤務医、開業医は収入が減るでしょう。
    今の日本の教育制度では、大半がごくふつーーの医者ばかりだからです。

    収入格差ですか。。
    多くの開業医さんにとっては死活問題ですね。。

    これが本音でしょう。。
    でも、もう一度。。
    TPPと混合診療は関係ないそうです。。

    こういうボンクラ団体が政治的圧力で亡国日本を推進しているかと思うと、本当に暗くなりますね。。

    しかし、一方で、医薬品の輸入規制撤廃については、まったくふれないんだな。。
    だって、輸入自由化の議論なんだから。。
    触れて当然でしょうし。。

    虎の尾を踏まないようにTPPに反対しているのかにゃ。。

    新しい薬は病気を克服できると、騙されている国民に、薬剤輸入の反対を訴えることはかえって反発を産むと算段したのでしょうか。
    特にガンのように圧倒的多数の患者がいる領域では、「では私たちにこのまま死ねと言うのですか。。」の反論がされて。。。
    そういう窮極の感情論には誰も反対できないですからね。
    製薬会社はそこを利用して、患者主体でよく「勉強会」開くし。。
    あいつらはほんと手が込んでるよ。

    どーでもいい薬がばんばん輸入されることは間違いない。
    それで製薬会社の洗脳活動が活発化するのも当然予想されるし。

    今から予想しておきましょう。
    ターゲットは抗ガン剤でしょう。
    日本の人口構造をみればあきらかですね。。
    ガン治療に対して、民主党が診療報酬に手心を加えたのも、下地作りかもしれませんね。。

    こうやって、子供達、まだ生まれていない未来の人々の資産を奪っていく。。

    年取れば、だれだって、「ガン細胞」くらい体のどこかに見つかりますから。
    それをPET検診とかで捕まえて、「予防的に」抗ガン剤治療でもするのでしょうか。。
    「脳内革命」のインチキガン検診も復活かもよ。。

    例えば以上のような地獄絵図が想像できます。。

    薬が人々を健康にするのだと、多くの人が妄信していることがそもそもの間違いで、しかし処方者たる医者がそのマインドコントロールの手先になっている以上、「素人」の一般人は見破ることができないですね。

    これは外科手術にも当てはまるんです。
    自分の体を傷つけるんです。。それを人に任せるんです。
    一大事ですよね。
    でも、今の日本に、どれだけ無駄で本質的に生命予後、生活の質に関係のないオペが多いことか。。
    詳しくは「患者よガンとたたかうな」などの近藤誠先生の本を読んでください。

    だって、病床が埋まらないだろうが。。
    の一言で、無駄な手術が決まる。
    そして、外科医の罪悪感を取り除くために、権威としょうするご老体の大学教授達が、「エビデンス」のあるデーター改ざんだらけのレポートや講演で
    上位の洗脳をする。。

    頸動脈の内膜剥離術は脳外科のドル箱でした。。
    結核の肺切除術はかつて「標準」治療でした。
    乳ガンの全摘は「ふつう」でした。
    かつて、、胃癌は全部とる。。当然じゃろが。

    医師会のような既得権益の亡国団体を応援するのか。。
    TPPで検査&薬地獄にバンザイするのか。。

    反対、賛成、、どちらにまわるのか。。
    交渉に参加すると決めた以上、どれだけ外交折衝ができるのか。。
    あるいは、日本お得意の「善処」します。。で、国会で反対されてごまかすのか。。
    医師会が農業団体の意向を組んで応援にまわっているだけなのか。。
    はたして国民が議論する材料となるような本質的な情報が流れてくるのでしょうか。。

    タイトル
    TPPと医療界2