病院事務員の境遇
みなさん、こんにちわ。
「市民運動家」から「総理大臣」になった、究極の立身出世男もなにやら、
「逆コース」をたどっておりますなぁ。。
こういうときにも時事放談で有名な「コロンビア大学教授」に相談しているんでしょうか。。
やはり日本は独立国ではない気がします。。。
ま、それはおいといて。。
景気が悪いとき、、最もしわ寄せがきてしまうグループは、、社会階層的に弱い人、ですよね。
世界に誇る日本の国民皆保険、、税金でこれだけ経営が守られている病院も、さすがにやばいところも多くなってきました。
厚労省もやりますなぁ。。
生かさず殺さず。。。
病院経営者は考えました。。
「いやーうちも、ベンツ乗ったり、おめかけさんの扶養手当だったり、飲み代だったり、この前手をつけちゃった看護婦の退職金だったり、、、いろいろ金かかるのに、診療報酬が減らされてきているから、経営刷新しないといけんのう。。」
事務長がもみ手でやってきます。。
「理事長、医者は外来患者(さま)、入院患者(さま)の規定で減らせません。。基準のある看護師もしかり、、(看護協会会長、もと法務大臣の南野のオカゲ!ひゃっほー。)、、あとは理学療法士だの、作業療法士だの、言語療法士だの、、医療相談員(転院調整とかする人たち)も、、一応、国家資格で診療報酬が規定されて、医療収入ありますし。。。」
「むずかしいのう。。わしの生活水準をおとしたくないしのう。。(これが年収数億の経営者の本音)
そうだ、、基準設定のない事務員を減らそう!」
事務長、、青ざめて。。
「え、これ以上減らすんですか。。ひょえーー。(おまえの所得いくらか職員にばらしたろか!)」
今ですね、病院事務の職員さんは本当に気の毒なくらい、給料減らされて、いためつけられて、派遣切りされて、大変ですよ。。
僕の知り合いなど、結婚できないっていってました。
たとえば、カルテ管理の資格もってたり、税務にくわしかったり(脱税するから???)経営者の親戚とか、こねがあったりすると、場合によっては事務員としての待遇もいいかもしれないけど、、それが何もない、ピンで就職してしまった人は気の毒ですよ。。
病院の待遇、それに、変に長く居着かれてもこまるじゃないっすか。
だから、臨時職員が多いし、むかし、某公立大学の事務長が首つったこともあったなぁ。。
地域によって違うとはおもいますけど、無論、都会は生活費がかかりますから、ある程度は払うでしょう。。
手取り、15マンから20マンくらいの間で。。
もちろん、手当はほとんどないよ。公務員みたいな、住宅手当とか。。
地方は、それよりマイナス5マンくらいの雰囲気でしょう、少なくとも20代の職員さんは。。
それで5時に帰れるとおもいます?
医療機関は診療報酬請求といって、毎月10日までにこれこれの医療をしたので、お金をください、、と、一種の請求書を行政機関にだすわけです。
これが「保険病名」だの、なんだの、で複雑怪奇に作られており、ようは、過剰請求やインチキを防止するためなんですね。
厚労省もこちらの手間をわざとふやして、「解釈」だとかなんとかいって、仕事を増やしてくれるんです。。
もちろん、この「解釈」は地域によって、おめこぼしがあったり、ようは、江戸時代の大岡さばきみたいなところはありますよ。
このクスリの使い方はいいとか、この検査の使い方は「病名」に不適とか。。
財政の多い自治体はゆるい。。もっともそんな地域日本にありませんが。。
この診療報酬作成のため、毎月、事務員はてつ夜する。。。
こねのない事務長は、自殺やうつ病、、けっこういます。。
ほんとかわいそうです。
病院事務員、、それでもこの就職難のなか、倍率は高いのです。。
完全な病院側市場なのですよ。。。
お、さむ。。
かなしい時代になりました。
そんなわけで、今後はちょっとわたしなりの対策みたいなのも書いてみたいと思います。