新型コロナ狂想曲に踊り狂うなかれ

もう 投稿日:2020/05/08 07:45

会員番号(1855)の「もう」です。久しぶりの投稿になります。4月30日の重たい掲示板への副島先生の投稿内容に私も医師の立場で全く同感です。何者かが意図的に「新型コロナ風邪」を封じ込めによって感染を収束させた2002年のSARSになぞらえてSARS二世(SARS-CoV-2)と命名することで、世界を都市封鎖と隔離という「封じ込め」を最終目的とした感染症の収束方法をデフォルトと決め付け、無意識のうちに誘導してしまったのです。既に判明している様に、強力な感染力と発症率の低さ(重篤になる人や死亡者が少ない)からこのウイルスは2009年に流行したH1N1豚インフルエンザの様な「集団免疫」の獲得による収束を目指す意外解決の道は無い事は明らかなのですが、「SARS型の封じ込め」を目指す収束法を世界に強要したために、死亡者数は季節性インフルエンザと大して変わらないのに世界中の経済を破壊する結果を人類は選択してしまいました。愚かな事です。始めから「新型コロナ風邪(New Corona flu)」という命名であれば同じ死亡者数でもやや悪性の風邪が流行したで済み、現在予測されている通り豚インフルと同様多くの人がかかりますが、重篤になる場合もある悪性の感冒として2−3年で収束(消滅)したと思われます。図で示した方が解りやすいのですが、それは5月2日に記したrakitarou名でやっているブログ(https://blog.goo.ne.jp/rakitarou</a>)を見ていただければと思います(宣伝的で恐縮ですが)。当初ウイルスの感染力を示す再生産数R0は2.5位と見積もられ、人類の7割が感染しないと収束しないと考えられましたが、スウエーデン等の状況を見ますと、そこまで行かずとも収束する可能性も見えてきました。現在実行再生産数Rtは1を下回っていると思われ、特に大都市圏外では通常生活に戻ってなんら差し支えない感染者数になっています。以前からブログでは日本は欧米の様にならないと主張していましたが、メディアでは欧米の様に感染爆発が起こるとデマを飛ばし続けていた人達が出演し続けている不思議(何か意図があるのか)を感じざるを得ません。

今や理屈や科学的根拠もなく、戦争中の隣組や特攻警察のように何ら感染拡大に結びつかない「老人たちの集団ラジオ体操」や「河原でのバーベキュー」を糾弾して「この非常時に非国民である」という扱いがなされています。唯一国家社会へのレジスタンスが「パチンコが止められない人達」というのはインテリを自負するリベラルな人達にとって情けない状況ではないでしょうか。

新型コロナウイルスの専門家は世界中に一人もいないのですから、様々な情報を理論的科学的に検討して、それまでの方策が誤りであれば訂正する事は何ら恥ずべきことではなく、意地を張って訂正しない事の方が恥ずかしいことです。世界が、せめて日本だけでも早くまともな対応に戻って欲しいと思います。