副島先生、私の胃袋は、いまだ健在です!(18)ブレイク:森永卓郎氏の死について思うこと。
伊藤睦月です。
(1)1月28日に森永卓郎氏が死亡したとの報道があった。彼の政治的バックグラウンドについては、不案内だが、実務経験に基づく、知見には刺さるものがあった。1年くらい前に、「原発不明がん」の宣告を受けたことを公表してから、「遺言」と称して、財務省批判、御巣鷹山の日航機墜落疑惑、がん闘病記などを公にしてきた。私は、財務省批判本しか読んでいない。
(2)がんに関しては、「原発不明ガン」という宣告を受けていたようだ。私も、当初、同じような診断をされていたから、他人事とは思えない。
(3)原発不明ガンとは、転移先のガンは、判明するが、原因となる臓器(原発巣)が特定できない状態をいうらしい。転移先は膵臓だったそうだ。
(4)膵臓と言えば、自分の状態について、副島先生に報告した際、副島先生は、コロナワクチン由来のすい臓がんではないかと、疑われていた。
(5)私は、当時スキルス胃がんのリンパ節転移と言われたが、検査を繰り返した結果、がんではなかった。コロナワクチンは2回打ったが、今のところ、原因ではないようだ。森永氏はどうだったのだろう。コロナワクチンは何回接種したのだろうか。
(6)また、森永氏は、免疫療法(オプシーボ)の投与を続けていたそうだ。健康保険適用外なら、年間数百万の自己負担となる。保険適用でも100万近い。私には無理だが。
(7)免疫療法については、近藤誠医師が生前、その危険性を指摘していた。
(8)免疫療法は、確かに免疫細胞を活性化させて、がん細胞を攻撃するが、同時に正常細胞をも攻撃する、という。コロナの時、「免疫暴走」という言葉を我々素人も学んだことだ。そういう意味では抗がん剤や放射線と同じ。
(9)抗がん剤や放射線は、毒性が非常に強く、その分、危険性が高い。その一方で、免疫療法は、それ自体の毒性は少ない、という。「免疫暴走」をコントロールできれば有効なのかもしれない。一方で、抗がん剤でも、がんの種類、程度によっては、有効なものも出てきているらしい。また、副作用を軽減する処置方法は出てきているようだが、根本的な解決にはならない。(近藤誠『最新がん・部位別治療事典』2020年講談社)
(10)伊藤睦月です。どのガンにどの治療法が有効で安全かは、今後の知見の積み重ねをまつしかないらしい。そんなことって、我々素人には、難しいし、専門医師の「説得」を退けるのは、正直無理だと思う。結局近藤医師のおすすめ通り、病院に行かないのが正解なのか。
それでもまだ、昔よりはましだと信じたい。
以上伊藤睦月筆(次回から、経験談、再開します)