副島先生、私の胃袋は、いまだ健在です!(23)検査をやり直す(その2)
伊藤睦月です。
2 今回の検査は、胃の正面、ヘソの上部三か所に穴を開けられた。
2-(1)そして、傷跡からして、ヘソの穴からも、胃カメラのような管を通されたらしい。
2-(2)2か所、1センチほどの横一文字の傷跡があって、そこから、マジックハンドのような鉗子(はさみ)を差し入れて組織を採取したようだ。
2-(3)残り一つは不明。前回のように体液を流す、ドレイン(管)かと思って聞いてみたら、違うという。
2-(4)手術日の2日前に入院。3日目の朝一(前回は夕方)に前回通り歩いて手術室に行き、狭いベッドに自分で横たわって、酸素吸入器を口にして、すぐに気が遠くなった。
2-(5)気づくとまだ、日が高かった。14時くらいか。それからなかなか寝付けず、入眠剤も投与されなかったので、ちょっと不愉快だった。手術としては、前回より、所要時間は短く、スムーズに採取したらしいが、気分は今回の方がよろしくない。苦しいときの鎮静剤を自分にできる範囲で、追加した。そのまま、24時近くまで寝付けなかった。
2-(6)翌朝、目覚めると、気分は悪くなかった。
その日のうちに尿管を外してもらった。前回と違っていたのは、いわゆる「朝立ち」をしてしまった。これには、参った。激痛よりも、看護師に見つかるのが、恥ずかしい気がして、ひたすら収まるのを待つしかなかった。看護師の回診までには、何とか収まった。
2-(7)翌日には点滴を外してもらい、シャワーが浴びれるようになった。土日挟んで、3日後の月曜朝に退院となった。前回5週間、今回1週間。前回は血糖値コントロールのため、長期になったが、検査手術自体は、1週間単位のようだ。両方とも4人部屋。個室は一泊2万円するので、手が出なかった。私以外は、おおむね1週間程度で入れ替わっていった。それについては、また触れることがあるだろう。
2-(8)検査結果は、3週間後。あまり緊張はしなかった。いい加減はっきりしてほしい、という気持ちの方が強かった。そして、消化器外科外来の診察日が来た。
小休止、以上、伊藤睦月筆
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