副島先生、私の胃袋は、いまだ健在です!(23)徒労の末に・・・
伊藤睦月です。消化器外科の診察・面談はあっけないものだった。
1ー(1) 主治医:検査の結果、採取した組織からは、がんは見つかりませんんでした。
1-(2) 主治医:ファーストオピニオンで、スキルス胃がんのリンパ節転移、とあったので、調べたがそうでなかった。
1-(3) 逆に、悪性リンパ腫の胃への転移を仮定して、リンパ組織を採取し(最初の手術)、胃組織の採取(最後の手術)をして、検討したところ、がんではなかった。リンパ節は腫れていたが、がんではなかった。ほかに原因があると思われるが、がん専門である当院の範疇ではない。(どういうこと?)
2ー(1)伊藤:今後は、経過観察、ということですか。
2-(2)主治医:いや、そもそもがんではないので、経過観察、ということですらない。定期的な検査も希望されればやりますけど・・・
2-(3)伊藤:糖尿病の定期検査で何か出れば、またお願いすることはできますか。
2-(4)主治医:もちろんできます。がんでなくても診察治療はできます。ここは病院ですから。(わかってますよ・・・)とにかくよかったですね。これでここに来ることも当面ありません。(もう私に関する関心がないことは、よくわかった。やっぱりオタクだ。がんオタクだこの人たちは。)
3 こんなやりとりを10分くらいした後、診察室を出た。そのまま外来の料金を払い、病院を出た。今度来ることがあったら、そのときは、お陀仏だろうな、とは思ったが、何の感慨もなかった。なんかあっけなかった。
4 その足で、かかりつけ医を訪ね、経過報告をした。彼女だけが、妙にテンション高かった。いろいろ薬をためしてみましょう、と言っていた。少しうんざりしたけど、適当に付き合おう。
5 そして、副島先生に結果をメールで報告した。先生からは、すぐに返信があり、おめでとうと言って下さった。
6 そして君も50歳で命拾いしたのだから、残りの人生、ネットに書き散らかしたりしないで、じっくり書き溜めなさい、と激励して下さった。単純にうれしかった。実は、現在65歳(当時)なのだが・・・余計先生のご忠告が身に染みる。
7 今回のことは、あらゆる意味で徒労、面白くない展開、だったが、こうやって、学問道場とのつながりができたことは、人生の痛快事、だ。これからが、楽しみだ。それだけは確かだ。
以上、でとりあえず終わる。これまで長々駄文をお目通ししていただいた方には、感謝します。今後は必要を感じたら、補足を投稿させていただきます。また、この掲示板は、専門の医師の方も関係していらっしゃると思うので、そういう方々の意見も聞いてみたい。特に近藤誠医師の見解や森永卓郎氏の経過についての検証もお願いしたい。私ではしょせん、門外漢だから。それでも私なりのオピニオンが出てくれば、また投稿させていただきます。ありがとうございました。
以上、伊藤睦月拝