副島先生、私の胃袋は、いまだ健在です!(10):準備(2)蔵書の整理を学問道場にお願いする。
伊藤睦月です。前回の続き
1 後心残りは、蔵書たちのこと。
1-(1)学問道場に参加するようになってから、20年、関連の和洋の学術書や一般書、もちろん副島先生、小室直樹、山本七平の著書など、200冊あまり。一時期は2000冊を越え、自宅の床が落ちそうになったこともあった。
1-(2)独居生活の際、200冊に絞って、持ってきたが(ほかはブックオフ送りになった。購入時は1冊数千円~万単位だった本も、ブックオフに係ると全部で数万円にしかならなかった。それでも、余命4か月には多すぎる。
1-(3)そこで、ダメもとで、学問道場にメールして、私の病状報告とともに、蔵書の引き取りを打診した。20年ぶりのメールで少し不安だったが、断られたり、無視されたら、そのときは、ブックオフに送ろう。
2 副島先生からメールをいただく。
2-(1)返事は、翌日には来た。古村さんからだ。20年前のスタッフさんは、いないようだ。副島先生に転送されており、引き取りを快諾された。
ただ、事務所スペースの関係で、分量の目安を知らせてほしいとのこと。すぐに知らせた。また、副島先生の意向で、会員復活となった。会員番号も当時のまま。私のために作ってくださっていた、「辣腕公務員掲示板」もそのまま。数日中に蔵書(ゆうパックの中サイズで7箱)を発送した。
2-(2)副島先生から、長文のメールをいただいた。何度も何度も読んだ。先生から「10月に福岡の講演会で会おう」と言ってくださったが、4月時点で余命4か月。会えるかなあ。、間に合うかなあ。という思いしかなかった。
2-(3)後日、10月時点で私はまだ生きていたが、検査手術の翌日だったので動けず、結局はお会いできなかった。でも、「副島激推し」としては、これで十分だ。「私淑」のだいご味を味わっている。
2-(4)その後の蔵書だが、現在、私のワンルームマンションは本であふれている。寝るスペース確保がやっとだ。その後、ふじむら掲示板への投稿をする資料として、購入していたら、整理前よりもあふれかえってしまった。誰から頼まれたわけでもない。自業自得だ。これでは、当分処分できそうにないな。やれやれ。
以上、準備の話でもう少し書きます。
伊藤睦月筆