NY円、131円台前半 雇用堅調で円安進行、ドル買い円売り活発化

投稿日:2023/02/05 21:10

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NY円、131円台前半 雇用堅調で円安進行、ドル買い円売り活発化
2/4(土) 10:12配信

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毎日新聞
1万円札と100ドル紙幣=ゲッティ

 ニューヨーク外国為替市場の円相場は3日下落し、一時1ドル=131円台前半と前日に比べ3円近く円安が進んだ。同日午前に米労働省が発表した1月の雇用統計(速報値、季節調整済み)が市場予想を大幅に上回り労働市場の堅調ぶりが示されたのを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の利上げ停止観測が後退。高金利のドルを買って低金利の円を売る動きが活発化した。

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 雇用統計では、景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数が前月比51万7000人増と市場予測(18万5000人増)の3倍近い水準で、改定された2022年12月(26万人増)に比べ大幅に上昇した。失業率も3・4%と12月(3・5%)から改善し、1969年5月以来53年8カ月ぶりの低水準となった。

 インフレが鈍化する中、FRBが1日に利上げ幅を0・25%に縮めることを決め、市場では利上げの早期打ち止め期待が生まれたが、雇用統計が予想以上に強かったため楽観論が後退。1ドル=128円台半ばで推移していた円相場は雇用統計の発表直後に急落し、131円前後で推移した。【ワシントン大久保渉】

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