閑散に売りなし、銀価格上昇

5670 投稿日:2011/04/24 12:23

4/18(月)
外国証券9社の寄り前の動向。売りが2870万株、買いが1830万株、差し引き1040万株の売り越し。53億円の売り越し。
日経平均株価終値9,556 ▼34.87
※筆者は18日と19日で空売っていた金融関連株を買い戻しました。

4/19(火)
売りが1940万株、買いが1060万株、差し引き880万株の売り越し。161億円の売り越し。
NK9,441 ▼115.62
※筆者は下げトレンドにあると見て、主力のハイテク株を空売りしました。

4/20(水)
売りが1150万株、買いが1210万株、差し引き60万株の買い越し。が50億円の売り越し。
NK9,606 △165.79
※筆者は、踏み上げられてやむなく買い戻しました。いわゆる損切りです。早めの対処で損を食い止めました。予想外の上げでした。

4/21(木)
売りが1440万株、買いが1620万株、差し引き180万株の買い越し。27億円の買い越し。
NK9,685 △78.95
※筆者は円高に振れていたので海運株を空売りました。

4/22(金)
売りが690万株、買いが960万株、差し引き270万株の買い越し。7億円の買い越し。
NK9,682 ▼3.56
※筆者は海運株を買い戻しました。

22日の売買高が減少していますが、いわゆるイースター(聖金曜日)で休暇をとるトレーダーが多いためです。が、海の向こうでもばりばりのビジネスマンは休まずに仕事はするらしいです。
来週は、日本でも連休に入るので売買高は減ると思われます。古くから言われている通り「閑散に売りなし(=売買が盛んでないときは意外に下げない)」、基本的には上昇基調、下げても小幅と見ます。もちろん天災があれば別ですが。

松藤民輔氏が「GSR」に関して、よく著書やブログで触れています。ゴールドシルバーレシオと言い、金価格を銀価格で割ったものです。昨年の4月22日が62.49。今年の同日が31.75です。金価格も上昇していますが、それ以上に銀も上がっているのです。副島先生が「歴史的にみて、概ね金価格は銀価格の50倍くらいだった」とも書かれていましたが、凄い上がり方です。
金を買い損ねた、と言う方は銀も良いかも知れません。
かと言って
証券番号1542純銀上場信託
〃1326SPRDゴールド
〃1328野村金連動
の様なETFは換金(ゴールドに交換)出来ないため、意味がないし、実物の値上がりをそのまま反映したものではありません。副島先生も講演会で仰っていました。住友鉱山や三菱マテリアルも金以外の物を扱っているので難しい。
実物を持つ、と言うのが一番だと思います。