株式市況
10月19日(水)の株式市況です
1,前営業日(18日)のNYダウジョーンズ終値:$11,577△180
19日の終値(日本時間の20日朝5時):$11,504▼72
2,外国証券9社の寄り前の売買動向(推計)
売り:1,700万株(148億円)
買い:1,350万株(152億円)
※株数は売り越し、金額ベースでは買い越し
3,日経225平均株価終値:¥8,772 △30.63
4,東証株価指数TOPIX:751.49 △0.25
5,東証1部出来高:12億9870万株
6,20日付けモーニングスター社「株式新聞」第1面見出し【ロボット復権、反攻へ 安川電、4Q受注は最高 ファナックV字型相場も】
7,1g当たり金小売り価格¥4,338▼40 GSR(金価格÷銀価格)50.75
以下、「キッチンカブー」より複写貼付
◎米国株に影響される展開
日本株はやはり米国株式市場に振り回される展開が続いているようです。先週からの米NYダウの動きでは
10日 +330ドル
11日 -16ドル
12日 +102ドル
13日 -40ドル
14日 +166ドル
17日 -247ドル
18日 +180ドル
一方、日経平均株価は
11日 +160円
12日 -35円
13日 +85円
14日 -76円
17日 +132円
18日 -138円
19日 +31円
米国株の終値でのプラスマイナスが、翌日の日経平均株価のプラスマイナスにストレートに影響を及ぼしています。この動きを反映するとすると、本日は19日のNYダウがー72ドルですから、日経平均株価も当然マイナスで終わると言う事になります。米国株の動きを見極めることが、東京市場のその日の動向を決めることになってしまっています。仕方がないと言えば、それまでですが、何とも主体性がない市場だと言わざるを得ません。
尤も、東京市場の主要売買主体が外国人投資家が占めているということであればやはり仕方がないのかも知れません。その外国人投資家の動きですが、足元で寄り付き前の外国証券経由の注文状況を見ますと、引き続き売り越し基調が続いています。外部環境の先行き不透明感が強い中では日本株を買う動きではないのかも知れません。この流れは東京市場の市場エネルギーにも現れているようで、依然低調な商いが続いています。方向感のない相場ですから、市場にも盛り上がりに欠けるという事になるのですが、一方で閑散に売り無しと言う言葉もあるようで、下値を売り込む動きもなく、日経平均株価は下値8500円、或いは25日線の8600円近辺が下値サポートとなっているようで、全体相場を見るというよりもやはり個別株に特化する展開が続くことになりそうです。