9,500円割れ

5670 投稿日:2011/06/04 09:02

昨日(6/3)の場中、一旦日経平均が¥9,500割れして、そこから一旦反発したので、空売りしていた株は決済しました。しかし、その後また下げました。このままずるずる下がるようでもあるし、大口がここぞとばかりに買いに出ることも考えられます。買うのも売るのも難しい局面と思います。
筆者は引け間際に為替が円高に振れていたので、少しベアリングメーカーの株を空売ってみました。出来高が少ないことも理由のひとつです。株価の下落局面で、出来高が多ければ、いわゆる押し目買いが入っていることを意味しますが、逆に少なければ値上がりを期待する向きが無いのではないかと考えます。

6月3日(金)の株式市況です
1,前日のNYダウジョーンズ終値:$12,248▼42
2,外国証券9社の寄り前の売買動向(※推計)
  売り:960万株(135億円)
  買い:1,220万株(168億円) 
3,日経225平均株価終値:¥9,492 ▼62.83
4,東証株価指数TOPIX:816.57 ▼9.19
5,東証1部出来高:16億6641万株
6,モーニングスター社「株式新聞」第1面見出し【ゲオ、割安返上 連続最高益更新へ】

ダウが3日の終値(日本時間4日午前五時半)で100ドル近く下げています。これが単に景気の一時的後退recessionなのか、本格的不況depressionのとば口なのか、時間が経たないと分かりませんが…。

相場格言で「うさぎ年は跳ねる」と言います。うさぎ年は株価が上がりやすいのです。これは根拠のないことではなく、4の倍数の年が米大統領選挙に当たるので、与党はその前の年に「景気が良くなった」という印象を植え付けたいのです。株価が上がるような政策をとるので、それに引きずられて日本の株価も上昇しやすいと言えます。
この格言通りか、裏切る結果になるのか…?