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メールマガジン【松下誠のゆったり投資道】から無断で貼付けます。
(転載貼り付け始め)
おはようございます
松下です。
今、世界が抱えている2つの大問題である
1、ユーロリスク(ギリシャ、イタリアの財政問題)
2、米国のデフォルト危機
のうち1つ目が、21日に行われた欧州首脳会議の
合意内容で解決の目処が立ったようです。
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欧州首脳会議:1590億ユーロ規模の
新たなギリシャ支援で合意
7月21日(ブルームバーグ):1年9カ月に及ぶ債務危機
の収束を目指しブリュッセルで21日開かれたユーロ圏首脳会議
(サミット)は、1590億ユーロ(約18兆円)規模の新たな
ギリシャ支援を公約するとともに、既存の融資の条件を緩和した。
首脳らはまた、ギリシャ国債保有者を支援に参加させることに
成功した。公的支援は1090億ユーロとした。
ユーロ圏首脳は債務危機の終結とスペインやイタリアへの
危機波及阻止に努めたが、ギリシャの債務負担軽減のために
同国が一時的なデフォルト(債務不履行)に陥る危険を冒す
ことになった。
先週の債券相場の大幅下落を受けて、各国首脳は8時間に
わたる協議の末、4400億ユーロ規模の欧州金融安定ファシリティー
(EFSF)に対し、財政難に陥ったユーロ圏諸国の国債を
購入する権限を付与した。EFSFは資金難の銀行への支援や、
投機家を撃退することを目的とした信用供与も認められる。
欧州首脳がギリシャ支援と危機拡大阻止の2本立ての
戦略でドイツと欧州中央銀行(ECB)、投資家からの
譲歩を引き出したことを受け、ユーロは上昇。サミットを
控えて今週、オバマ米大統領と国際通貨基金(IMF)は
危機の収束と封じ込めでより強力な措置を講じるよう求めていた。
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6月にも、目処が立ったと言いながら、実際は立って
おらず、わずか11日の間で、ポルトガルの4段階引き下げや
イタリアの破たん問題に波及等が起きたから信用出来ない、
というように思われる方もいると思いますし、
無理に信用してください。
というわけではないですが、今回の合意は、
EFSFは資金難の銀行への支援や、
投機家を撃退することを目的とした信用供与も認められる。
という内容にあるように、ギリシャ国債や、ジャンク級に
引き下げられた国債を買っていて評価損を受けている銀行等
への支援も含まれている事から、ギリシャを取り巻く環境
全体に手を打ったという事で、投資家、市場関係者から
評価を得ているようです。
事実、この報道を受けて、今、世界は債券等の
安全資産から株式等のリスク資産に資金の移動が
起きてきています。
(安定しているときの価格の推移)
ユーロ圏はもちろん、ニューヨークダウ等の
米国株式市場も急上昇する事になりました。
2、米国のデフォルト危機
もう1つの問題である米国のデフォルト危機に
ついても確証を得られているわけではないですが、
米国財務長官のガイトナーの米国債務上限引き上げ
について共和党との合意の方向で進めて行く、という
報道があった事から、その問題についても悲観的に
見ている人は少なくなっています。
この動きを受けてどう行動していくか?
例えば、昨日の動画を見て、サイクル理論を学び
身に付けて行こうと思うなら、行動して行くしかない!
と言う事になるでしょう。
なぜなら、なんらかのパニックが起きて
暴落相場が起きたとしても、その後にはチャンス相場が
待っている事が分かっているからです。
今がチャンスだったらそのまま利益を上げる!
今がチャンスじゃなく、暴落相場が起きても、
その後にチャンス相場が来る事が分かっている!
サイクルを知っている人にとって、
今の株相場はそういう展開なんです。
あと大事な事は?
リスク管理(資金コントロール)
と出口戦略です。
これらが分かっていたら、今は攻める時間帯と
言う事が出来ます。
来週以降にどう相場に向き合い行動して行けばいいか
分からない!という方は、21日21時から開催した
ウェブセミナー動画をご覧になって下さい。
動画は下記のページに公開しています。
↓
http://123direct.info/tracking/cr/F5eIrwwi/95192/7174416
松下誠
PS
今年の前半に日本の株価は低迷期間が長かったですが、
リスクが払しょくされれば、低迷期間が長かった分
上昇期間も長く大きくなる可能性もあります。
暴落相場の対処の仕方を動画から学び、2011年の
後半相場でチャンスを掴んで下さい。
(転載貼り付け終わり)