円急騰、一時1ドル157円台前半に急伸 「再介入も」と疑心暗鬼
投稿日:2024/07/13 09:57
(転載貼り付け始め)
円急騰、一時1ドル157円台前半に急伸 「再介入も」と疑心暗鬼

記者の質問に答える神田真人財務官=東京都千代田区で2024年7月13日午前0時ごろ、加藤美穂子撮影
12日のニューヨーク外国為替市場で対ドルの円相場が再び急騰し、一時1ドル=157円台前半と6月中旬以来、約3週間ぶりの円高・ドル安水準をつけた。政府・日銀は前日に市場の不意を突いて約2カ月ぶりに円買い・ドル売りの為替介入に踏み切っており、市場では再介入観測が広がるなど疑心暗鬼が渦巻いた。 【グラフで見る】「円の実力」はどう推移? 1995年にピーク 取引開始から1ドル=159円前後で推移していたが、6月の米物価関連の経済指標が発表された直後に1円以上、円高が進んだ。さらに米消費者関連の経済指標が発表された直後にも1円弱、円高が進む場面もあり、157円台後半で取引を終えた。 政府・日銀は11日、6月の米消費者物価指数(CPI)が発表された直後に3・5兆円規模の円買い・ドル売りの為替介入を実施したとみられている。 12日のニューヨーク外国為替市場での円急騰について、神田真人財務官は日本時間13日未明、財務省内で記者団の取材に応じ「(為替)介入したかどうか、私から申し上げることはない」と述べた。【大久保渉(ワシントン)、加藤美穂子】
(転載貼り付け終わり)