常温核融合とアポロの月面着陸について

澤田 正典 投稿日:2014/10/19 19:59

 澤田正典です。会員番号2953です。今日は平成26年10月19日です。

 常温核融合に、イギリスの13歳の少年が成功して、重水素からヘリウムを作り、それまでの14歳の少年が持っていた史上最年少記録を塗り替えたとのニュースが今年の3月くらいにあったようです。

「史上最年少! 13歳の少年、核融合が可能な原子炉を作る(動画あり) : ギズモード・ジャパン:」
http://www.gizmodo.jp/2014/03/13_11.html

「史上最年少! 13歳の少年、核融合が可能な原子炉を作る(動画あり) – ライブドアニュース:」
http://news.livedoor.com/article/detail/8605651/

「13歳少年、核融合炉の作成に成功 – CNET Japan:」
http://japan.cnet.com/news/society/35044845/

 また、別の話題として、常温核融合のプロセスを用いた兵器関連の情報もユーチューブで得られます。

「常温核融合による小型核爆弾起爆テクノロジー – YouTube:」
 https://www.youtube.com/watch?v=l5LGLcrrkeU

 別件です。月面における放射線の大きさは、次のような計算手順で求められそうです。試算方法の一つとして。

計算手順1

静止軌道上における太陽風の観測データから得られた、太陽風の密度と速度

密度 1立方センチメートルのなかに、おおむね5個以上。
速度 秒速400km前後以上。
   =秒速40,000,000cm以上

計算手順2

1秒間あたりの1平方センチメートルあたりの粒子数
40,000,000 × 5 = 200,000,000

1分間あたりの1平方センチメートルあたりの粒子数
200,000,000 × 60秒 = 12,000,000,000

計算手順3

ベータ線の1分間当たりカウント数(cpm)からシーベルト(Sv)への換算式(ただし地上で放射性物質が出すベータ線の場合)

(0.187μSv/h)/1000cpm
(0.187ナノSv/h)/cpm

計算手順4
静止軌道において太陽風によるベータ線被爆のシーベルト換算
0.187 × 12,000,000,000
= 2.244Sv/h

 太陽風の速度がベータ線の速度、威力となりますから、地表に静止している放射性物質がポツッと出すベータ線などと比べたら、太陽風のほうが、やっぱり威力は強そうだ。とすると、実際の被ばく線量は、下手すると即死レベルかと懸念します。

 ヴァンアレン帯から離れた静止軌道上において、太陽が静かな場合ですら、これくらいの数値が見積もられそうですので、1969年に、月面で、宇宙服を着て、月の探検をしたというお話は・・・

 澤田正典 拝