エーテルについて

澤田 正典 投稿日:2017/07/22 11:56

 澤田正典です.今日は平成29年7月22日(土)です.

 私が高校生の頃,NHKでアインシュタイン・ロマンという番組があったのです.もう25年前の話だから,あまり記憶にある人も,少ないだろうな.

 量子力学と,アインシュタインの理論というか変な仮説ですね,それを「わかりやすく」紹介するような内容の,ちょっと奇妙な番組があったのだ.それも,月に1回ずつ,10回くらい放映していた.ミヒャエル・エンデなんかも出てきていた.

 私がこの番組でびっくりしちゃったのは,真空というもの,エーテルというものについて,ろくに説明できない理論やら仮説やらで,よくもまあ,ヨーロッパ白人たちが19世紀の終わり頃から20世紀前半にかけて,現代物理学を固めてしまったものだなあと言う,理由がよくわからない,途方に暮れたような感覚だった.(最近知ったところでは,仁科芳雄みたいな日本人も,それに協力していたみたいだしな.)今でも,その謎解きをやっている.

 本当に,物理学は,19世紀から進化したのかどうか,怪しい.加速器で原子核を破壊して素粒子を観測する実験を繰り返していれば,確かに,核子や原子核をさらに小さな粒子でモデル化するための「実験的事実」を積み重ねることは,できるでしょう.でも,その前に真空とかエーテルをどう解釈したら良いのか.その実感ある手がかりすら,未だに見当たらないのである.こんなものが物理学なのか?と私は感じている.

 例えば,手元にネオジム磁石を持つとします.ホームセンターとかに売っているやつだ.これは,動かさなければ電流を励起することはない.それは,わかる.だが,地球は自転している.日本では秒速390mくらいの速度で自転している.音速より早い.マッハ1くらいだ.地球外の静止系からみれば,そういう話になる.でも,ネオジム磁石は,私の手元で,電磁誘導による回転電流を励起しないのである.これは,磁石を飛行機に乗せたり,電車や車に乗せたときについても言えることだ.

 ということは,ネオジム磁石は,何に対して相対的に運動したときに電磁誘導で電流を励起するのか,考えることになります.これこそが現実として,エーテル場のことになるだろうと私は考える.
 単なる相対的な運動によって電磁誘導が成立するのでは無いのだ.同一のエーテル場において相対的な運動があったとき,ネオジム磁石は電磁誘導によって電流を励起するということになる.

 同じように,地球の自転の方向,及びそれとは直角をなす方向に同時に光を放射し,等しい距離に設置した反射鏡からの反射波を観測することで光の速度の差を検出し,エーテルの存在について判断しようとしても,同一エーテル場においては速度の差が出てくる,訳が無い.コンノケンイチ先生の著書が,この考え方を教えてくれた.従って,観測した結果,光速度に差が見られなかったからといって,まさか,観測者単位で光速度が絶対だなどという,異様に飛躍した仮説が出てくること自体が,普通に考えて,訳のわからないことだ.

 この異様な仮説が,アインシュタインの光速度絶対説である.普通であったら,こんな仮説,誰も相手にしないでしょう.だって,ばかばかしいもの.何言ってんのお前って感じだ.全員で思いっきり無視しますって普通は.

 こんな異様な仮説に,わざわざ,人類は全体として付き合ってやらなくちゃ,いけないのかよ.誰が,そんなふうに人類を誘導したのだ.理科系の分野から,この世の怪しげな仕組みが垣間見えるようだ.

 エーテル場というものを成立させている要因が,おそらくは重力の原因であろうから,これは実は,いずれ重力に関連した話になると思う.(どうやら,測地学的には上り坂である地形でありながら,なんと坂を登る方向に球が転がるような,とんでもない重力異常を示す土地は,日本国内にも,身近な土地に多数,潜んでいるようなのだ.びっくりだ.)これを,少しずつ,解明したいと思う.

 本当は私は,相田先生の興味深い原発分析の論文の後に,自分の文章を投稿したくない.(面白いもの.相田先生の原発の論文.中国には日本のような失敗をして欲しくない.がんばれよ中国.俺は何もしてやれないけどな.)けど,ごめんなさい.投稿させていただきます.これから,大体週一のペースで,投稿します.

 テーマは地震学や火山学も含みます.理科系全般にテーマは及ぶと思います.気楽に書いていきたい.つっこみ,歓迎します.

 シン・ゴジラというヒットした映画があって,最近,DVDレンタルで借りて観ました.面白かった.なんで最後にゴジラが凍ってしまったのか,なんでゴジラのエネルギー源が原子力なのにDNAが取得可能な細胞のタンパク質が高熱で変性しないのか,など疑問は沢山合って,それがまた面白かった.(あんなふうに勢い良くストーリー展開されてエンターテインメントにされちゃうと,観ている間は深い疑問を持つ余裕無く通り過ぎちまう.ショックドクトリンと同じ原理だ.)シン・ゴジラの「シン」は,日本国を破壊しまくった安倍晋三の「シン」だろうな.なんか暗号じみていたものな.映画の題名.

 実際,生体内核反応は実在するだろう.ミトコンドリアが積層コンデンサとよく似ている.

 澤田正典 拝