[98]テレビもたまにいいことを言う
今朝のスーパーモーニング(テレビ朝日系)で、小沢の強制起訴についての
やり取りの中で、大谷昭宏がいいことを言っていた。珍しくまともなことを言っていたので驚いた。
若一光二だったか、関西出身のコメンテーターがいきり立って「小沢さんは自ら辞職されるべきです」と言ったあとに、大谷が、
「これは政治責任と司法責任をまちがっているのだ。司法責任は、あの東京地検特捜部が捜査して起訴できなかったところでもう終わっている。これを裁判に持ち込んだとして、有罪にできる可能性は99.9パーセントもない。それをもって、離党勧告だとか議員辞職だとか言って、裁判で無罪になったらどうするのですか。あの村木さんが無罪になった裁判で懲りてないのかと言いたい。政治家が政治の場で議論して、司法はもう口を出すな俺たちがやるからと。この問題をはっきりさせていくのが政治責任だ」と、力強く言い切っていた。
若一は何か感情的に言い返していたが、もはや説得力はなかった。
鳥越俊太郎も、「今、検察の捜査については、大きな疑問をもたれている。村木さんを無理やり犯人にしたことがはっきりしています」というようなことを言っていた。
以上は、テレビを見ていた記憶に基づいて書きましたので、発言自体はこのとおりではないかもしれません。
しかし、このやり取りを見ていて、テレビには珍しくいいことを言っているなと驚いたので、報告しておきます。大谷みたいな意見がどんどん語られるべきだと思う。
小沢も、シャイな仮面をかなぐり捨てて、この間の党首選のように堂々と「この問題は冤罪である。私の秘書たちも無罪を勝ち取れると信じている。私も当然無罪である。説明しろと言うなら、どこへでも出て行くが、これ以上、冤罪で無実のものを苦しめることは許されない」と言い切ってもらいたい。
応援する人は徐々に増えてくると思う。